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2006年11月30日 (木)

老いらくの恋をした人たち~シルバーラブの日にちなんで…

 

昭和二十三年(1948年)11月30日、歌人で当時68歳だった川田順弟子の大学教授夫人とかけおち。

この恋の行く末を思い、心中するつもりでしたが、養子に連れ戻され、その後二人は結婚しました。

・・・で、この事を記念(?)して、11月30日は『シルバーラブの日』なのだそうです。

その時川田さんが詠んだ
♪墓場に近き 老いらくの恋
 恐るる 何もなし ♪

なる歌から『老いらくの恋』という流行語が生まれたとか・・・。

・・・って事で、今日は歴史上の人物の“老いらくの恋事情”など紹介しちゃいましょう。

・・・・・・・・・

老いらくの恋・・・で、私が知る限りの最高年齢は、やはり一休さんですね。
一休さんは室町時代の僧。

アニメの姿から、とんちの利く可愛い小坊主のイメージがつきまといますが、そんな可愛い一休さんだって年はとります。

もちろん、名僧であった事は間違いありません。

山崎宗鑑(俳人)村田珠光(茶人)金春禅竹(こんばるぜんちく・能楽)など、一流と言われる人々がその弟子になっているぐらいですから・・・。

ただし一休さんの場合、仕事とプライベートは別(坊さんは24時間営業のような気もするが・・・)
憎めないのは、酒好き・女好きである事を自ら告白しているところ。

あまりにもヒドイので、先輩の僧から注意された事もあるとか・・・。

そんな一休さんの老いらくの恋は、76歳の時。

しかも相手は26歳森侍者(しんじしゃ)という初々しい女性。

二人の関係は一休さんが死ぬまで続き、森侍者は最期を看取っています。

やっぱ、「このはし渡るべからず・・・なんて書いてあったら、君どうする?」なんて、クイズ形式の会話で和ましてって口説いたのかしらん

その次は72歳5度目の結婚をした蓮如さん・・・(またまたお坊さんやがな!)

蓮如は、戦国時代に衰えかけた浄土真宗全国ネットに盛り返し、あの織田信長を困らせる大勢力にまでした願寺第八世法主(ほっす)(3月25日参照>>)

そんな蓮如さんは27歳で初めて結婚、当時としてはかなりの晩婚ですが、頑張った(?)おかげで、13年間の結婚生活で7人の子供が誕生しました。

しかし、ここで奥さんが他界。

悲しむ暇もなく、即座に2度目の結婚、しかも相手は先妻の妹さん。

蓮如さん、やりますねぇ~。

そして、12年間で10人の子供が誕生したところで、このかたも他界。

3度目の奥さんとは、一人の子供を設けてこれまた他界。

4度目の奥さんも、二人の子供を産んでお亡くなりに・・・。

そして、72歳で最後の結婚。

なんと、お相手は21歳。

蓮如さんは、この5度目の奥さんとの12年間の結婚生活でも、7人の子供を授かります。

合計27人の子供を残して、さすがの蓮如さんも、85歳で亡くなりました。

最後のお子さんは、84歳の時のお子さんです。

ここまでいったら、お見事

そして、老いらくの恋というには、少し早いかもしれませんが、あの伊藤博文47歳の時のエピソード。

でも、その頃の平均寿命を考えると、この事件もかなりのもんです。

それは明治二十年、鹿鳴館(ろくめいかん)華やかなりし頃(11月28日参照>>)首相官邸で開かれたパーティでの出来事。

そこで、伊藤さんは、一人のものスゴイ美人を見つけてしまいます。
相手は戸田伯爵の夫人

夫人という事は旦那がいる・・・もちろん、伊藤さんにも奥さんがいます。

しかも、伊藤さんは今日のパーティの主催者です。

ところが「そんな事は関係ないネ」とばかりに、迫力満点の猛アタ~ック!

力づくで、庭園の茂みに誘い込んだそうな。

この事件は「みめうるわしいご夫人が、どういう事か、髪は乱れ、色青ざめて、くちびるをふるわせ、地に足つかず、腰もフラフラに・・・」と、新聞報道までされてしまいますが、結果的には未遂、伊藤さんは思いは遂げられなかったようです。

伊藤さん、内閣総理大臣が力づくはいけません(注:総理大臣でなくてもいけません)

・・・てな事で『シルバーラブの日』かぁ・・・←って、欧米か!
 .

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コメント

はじめまして!
51歳にして転職した先の生活相談員という仕事(デイサービス)、毎朝利用者さん(老人)に挨拶する中で、今日は何の日・もしくはちょっとした雑学的な話をするのが日課で・・・。毎日のことで、ネタに困っているところに、こちらを見つけ(o^-^o)活用させてもらってます。元来、歴史好きの私自身興味深く、楽しく拝見してます。今後も、よろしくお願いします。

投稿: ちゅわん | 2013年11月27日 (水) 00時44分

ちゅわんさん、こんばんは~

大変かつ重要なお仕事をされていますね。
こちらこそ…また、遊びに来てくださいませ。

投稿: 茶々 | 2013年11月27日 (水) 02時19分

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