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2007年2月10日 (土)

日露戦争勃発!

 

明治三十七年(1904年)2月10日は、日本側の宣戦布告により、日露戦争が始まった日とされています。

・・・・・・・・・・・・

そもそも、日露戦争はどのようないきさつで始まったのでしょうか?

そのお話は、日露戦争の前の日清戦争から始めましょう。

西郷隆盛らが一戦を退いてから、事実上の政権を握った大久保利通の時代・・・朝鮮からの攻撃に応戦する形で、江華島・永宗島を攻撃した“江華島事件”

これによって、勝った形の日本は朝鮮との間に“日朝修好条規(にっちょうしゅうこうじょうき)を結びますが、内乱を機に朝鮮の主導権を握りたい清国(中国)は、日本と対立・・・そして、始まったのが日清戦争・・・(6月2日参照>>)

この戦争に勝利した日本は、清国に対して5項目の要求を突きつけます(下関条約)
1、朝鮮の独立を認める。
2、遼東(りょうとう)半島・台湾・澎湖(ぼうこ)諸島を譲る。
3、賠償金:2億両(3億1千万円)
4、沙市・重慶・蘇州・広州の港を開く。
5、ヨーロッパと同条件の日清通商航海条約を結ぶ。

これを聞いた清国は、ドイツフランスロシアに泣きつきます・・・というより、ロシアは満州を狙っていましたので、どっちみち遼東半島が日本の手に渡る事を無視するわけにはいきませんでしたから、むしろ進んで、ドイツ・フランスを誘い、3つの国を合わせた強大な軍事力をちらつかせて、遼東半島を清国に変換するよう求めます三国干渉

さすがに、日本には、この3つの国全部を相手にする力はありませんから、しかたなく、遼東半島の返還に応じます。

そこに、食いついて来たのが欧米諸国。

このドサクサに紛れて、ドイツは山東半島を、イギリスは九竜半島を、フランスは広州湾を、そしてロシアは遼東半島を、勝手に分割して支配してしまったのです。

アメリカも、清国の分け合いには加わらなかったものの、ハワイとフィリピンを領土としてしまいました。

えぇ・・・?日本が勝ったんじゃなかったの?
しかも、清国に返したはずの遼東半島がロシアの物になっちゃうってどーゆー事?

このままでは、いけません・・・何とかしなくては・・・。

その間に、事実上植民地となってしまった清国の中から“義和団”なる団体が出現します。

彼らは、『扶清仇教(清国を助け邪教を追放する)の旗を掲げ、宗教がらみの集団となって過激な行動に出ます。

やがて、統治していた連合軍と衝突する頃になると、清国の軍隊は義和団に付き、これが清国の正規の軍隊となります北清事変

しかし、この大騒ぎを鎮圧させたのが、日本・・・この事によって、日本は欧米各国から、一目置かれるようになるのです。

やがて、満州を支配下に置くロシアは、徐々にその勢力を広げ、朝鮮にも干渉して来るようになります。

そこで、日本はイギリスと「日英同盟協約」を結びます。

先の「三国干渉」の時には声をかけても、振り向いてくれなかったイギリスですが、今は少し状況が違います。

・・・で、日本は強大な味方を得て「ねぇ、ロシア君、僕には、強~いイギリス君も味方についてくれてるんだから、満州から出てってよ」ってな感じですが、まったくロシアは満州から撤退しません。

それに対して日本は、全力を傾けてロシアと戦う事を決意をします。

明治三十七年(1904年)2月10日、ロシアに「宣戦布告」・・・日露戦争の勃発となったのです。

こうして、あらためて見てみると、占領々々の嵐・・・すごい時代だったんですね。
 

★日露戦争関連ページ
  ・【日露戦争~旅順と仁川沖・同時海戦】
  ・【力づくの勝利~日露戦争・黄海海戦】
  ・【日露戦争のキーポイント~旅順・陥落】
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