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2007年10月 5日 (金)

ダルマさんのご命日

 

10月5日は、『達磨忌』
あの縁起物のダルマさんのモデルである達磨大師(だるまたいし)ご命日です。
(マグマ大使じゃないゾ!)

お亡くなりになった年は、はっきりわかりませんが、大体、西暦528年頃だそうです。

年がわからないのに、日にちがわかるっつーのも「ん?」って気がしないではありませんが、まぁ詮索はやめときましょう。

達磨大師は、別名・円覚大師とも呼ばれ、インド・バラモン王国の王子として生まれました。

いつしか、仏教を志すようになり、ある日突然、辺地への布教を思い立って、海路、中国北部のに向かいます。

各地で、禅の布教活動を行いながら、洛陽東方の崇山(すうざん)少林寺に到着。
(少林寺は、拳法で有名なアノ少林寺です)

ここで、少し落ち着き、しばらく滞在するのですが、この時、壁観(へきかん)という、長時間、壁に向かって坐禅を組む修行を行い、「心は本来、清浄なものである」という悟りを開くのです。

この壁観の修行の話が『面壁九年』・・・つまり9年間坐禅を組んでたという坐禅伝説として伝わり、その時の姿が、手足を出さず、ジ~っと座り続けるあのダルマさんの像となったわけです。

それで、「七転八起」などに代表されるように、ダルマさんには、忍耐・・・じっと我慢して頑張れば、いずれ必ず成功する・・・といった思いが込められ、選挙事務所に置かれているあの縁起物の張子のダルマさんの誕生となるのです。

願いを込めて、ダルマさんの片目を墨で書いて、願いが叶ったら、もう一方に目を入れるというアレです。

ただし、張子のダルマさんは日本独特の物で、他の国にはありません。

赤い色は、高僧が身につける緋の衣を表しているとも言われていますが、もともと日本には、神代の昔から、赤い色は魔よけの色とされていたので(8月21日参照>>)、その意味も込められているようです。

ですから、あの張子のダルマ像は、昔は、目標達成の縁起物・・・というよりも、魔よけとして病気見舞いなどに、よく用いられていたようで、疱瘡(ほうそう)麻疹(はしか)を治す守護神とされていました。

♪残念さ 孫は達磨を 供(とも)に連れ♪
という古い川柳もあるようで、これは、「孫が病気で死んで、棺おけの中に達磨を一緒に入れる」という事だそうです。

今とは随分と違う使われ方をしてるのがわかりますね。
疱瘡や麻疹というのは、昔の子供にとって命取りとなる病気でしたからね。

ところで、少林寺で悟りを開いた達磨大師は、その後、中国禅法の基礎を築き、禅宗の第一祖として仰がれる事になります。

達磨大師の教えは、その後、北宗禅南宗禅に分かれ、その南宗禅が、さらに五家七宗に分かれて、そのうちの一つである臨済宗(りんざいしゅう)印可(いんか・お墨付き)を貰った栄西上人(千光国師)が、建久二年(1191年)お茶とともに中国から持ち帰り、日本に根付いたのです。(10月31日参照>>)

ところで、まったくの余談ですが、達磨さんと言えば、あの『ダルマさんがころんだ』という遊び・・・。

私が子供の頃は、『最初の第一歩』と呼んでいました。
もちろん、大阪ですから、十を数える数え方は「ぼんさんがへをこいた」で、ダルマさんのダの字も無い遊びでした。

しかし、いつの頃からか、『ダルマさんがころんだ』という言い方が全国ネットになって、最近では大阪の子も、あの遊びの事を『ダルマさんがころんだ』と呼ぶみたいです。

でも、数え方はやっぱり「ぼんさんがへをこいた」なんですよね~。

これは、やっぱ、「ダルマさんがころんだ」より「ぼんさんがへをこいた」のほうが秒数的に早く終るからだと思うんですけど・・・。

「ぼんさんがへをこいた」で十を数える場合、「ん」の部分は実質的には、ほとんど発音しませんから、実際には八文字分しか数えない事になり、絶対こっちのほうが早い!

昨日、「県民性何たらという番組で、大阪は日本一『いらち(せっかち)だと言ってましたが、たとえ遊びの名前が『ダルマさんがころんだ』に変わっても、数え方が「ぼんさんがへをこいた」のままだというところに、何となくその県民性を感じた気がしました。

・・・と、話がメチャメチャそれてしまいましたが、今日は達磨大師のご命日です。

Darumacc 今日のイラストは、
やっぱ『ダルマさん』でしょう。

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コメント

勉強になりました

投稿: だすや | 2008年1月18日 (金) 01時16分

だすやさん、ご訪問そしてコメントありがとうございました~。

また遊びに来てください

投稿: 茶々 | 2008年1月18日 (金) 05時24分

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