和宮ゆかりの紅葉の名所~京都・宝鏡寺の公開
昨日、「応仁の乱のゆかりの地を訪ねたい」と、京都の相国寺から千本釈迦堂(大報恩寺)までを歩いてきたのですが、そちらのほうは、いずれ、ホームページの歴史散歩のコーナーでご紹介するとして、本日は、途中に立ち寄った宝鏡寺(ほうきょうじ)をご紹介させていただきます。
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この宝鏡寺には、歴史雑誌などでよく紹介される日野富子の木像が安置されているという事でお邪魔したのですが、実は、このお寺は、今年話題の和宮さまゆかりのお寺でもあるのです。
●和宮・関連ページ
・天下泰平のために・・・皇女・和宮の決意>>
・皇女和宮・替え玉説について>>
・皇女和宮とガラスの写真>>
・・・と、言っても、ここに来るのは、今回で2度目・・・
一度目は萩の盛りの季節でした
本当は、9月に一度、お邪魔したのですが、ここは、普段は非公開で、門前の広場までしか入れなかったため、その時は断念して、今回の公開の日に合わせて再びお邪魔したのです。
人形供養でも知られる宝鏡寺の公開は、年二回・・・
●春の人形展=3月1日~4月3日
●秋の人形展=11月の2~3週間
だけなのです。
・・・で、今回は秋の人形展の期間という事で訪問させていただきましたが、今年の秋の人形展は、11月1日~30日まで・・・という事ですので、まだ、間に合います!
・・・というか、むしろ、これから先の2週間ほどが、ベストとも言える季節です。
なぜなら、まだ昨日は、紅葉には、少し早かった・・・
お庭はダメでも門ならいいだろうと撮ってしまいました~門に続く塀の向こうに、少し色づいた木々を確認できますか?・・・あそこがお庭です。
実は、この宝鏡寺のお庭は、知る人ぞ知る紅葉の名所・・・穴場中の穴場です。
京都には、嵐山や、以前ご紹介した東福寺(11月13日参照>>)など、紅葉の名所がたくさんあります。
確かに嵐山は全山をあげて見事な紅葉、東福寺も紅葉の波という表現がぴったりのすばらしい眺めの名所ですが、もちろん、こちらはお庭なので、そういった「圧巻」という感じではありませんが、何と言っても、バス停が近くて歩かずにすむ(お年寄りには好評だそうです)、しかも、街の中心部に・・・です。
「あちらこちらを見回って、少しだけ時間に余裕が出た!・・・けど、遠くへは行けない・・・歩くのも疲れた」という時に、現地のタクシー運転手がオススメするのが、こちらの紅葉なのです。
残念ながら、宝物・庭園を含めた建物内部は、撮影禁止なので、お庭を写真入りでご紹介できませんが、確かに、「ピークの頃は、さぞかし・・・」といった雰囲気のお庭です。
何度も、言いますが、昨日はまだ早かったのです
(;´д`)トホホ…
こちらは、唯一撮影が許可されている「使者の間」と呼ばれるお部屋で、お越しになったお客様には、ここでお待ち戴き、許しがあってから、奥へと通されるのだそうです。
現在のお部屋では、十二単の和宮さまを再現したお人形がお出迎えしてくださいます。
・・・で、肝心の和宮さまとの関係ですが・・・
上記の「使者の間」で、お許しがないと奥へ行けない・・・つまり、お寺におられる方が特別なかたという事になります。
開山されたのが、北朝・初代の光厳天皇の皇女・華林宮惠厳(かりんのみやえごん)禅尼であった事から、もともと皇室にはゆかりのあったお寺だったのですが、その後、第108代後水尾天皇(4月12日参照>>)の皇女・久厳理昌(くごんりしょう)禅尼がお寺に入られてからは、より関係が深まり、以後、歴代の皇女が住持を勤められるようになりました。
この宝鏡寺が、人形の寺となったのも、歴代天皇が、この寺に入られた皇女たちのために、折に触れて人形を贈られていた事に由来するのです。
現在も、今年の大河に登場した第121代 孝明天皇のご遺愛のお人形をはじめ、様々な貴重なお人形が保存されています。
つまりは、お寺の尼僧が、元皇室の方・・・という事ですね。
そのような事から、このお寺は百々(どどの)御所とも呼ばれ、幼い和宮さまがたびたび訪れられて、貝合わせやかるたに興じられたほか、、一時は住まわれた事もあるのだとか・・・
境内には、和宮さまが遊ばれたお庭も現存していますし、今回は、ご愛用の品々なども拝見できました。
さぁ・・・
今年話題の和宮さま・・・
11月30日までの公開・・・
これからが紅葉のピーク・・・
ここまで条件が揃えば、この秋、是非とも訪れたい宝鏡寺です。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
*人形展の開催が近づき、日づけなどの情報が入りました時は、HPのイベント情報のページでお知らせしていますので、コチラでご確認を>>
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コメント
こんばんは
indoor-mamaさんはよくこのような歴史のある建造物をお訪ねになったりなさるのですか?羨ましいですね。
歴史にお詳しいから一般人よりずっと楽しめるし、特別の想いでひとつひとつを御覧になるのではないでしょうか。
和宮様も遊ばれたお庭、…。その頃はよもや御自分がそんなに大変な人生を歩むことになろうとは夢にも思わず、無邪気に遊んでおられたのでしょうね。
投稿: おみや | 2008年11月20日 (木) 00時25分
こんばんは
豊富な記事でいつも圧倒されております。
もしよろしければ相互リンクお願いいたします。
三国志 裏劉備伝
http://sangokusi-ryubi.seesaa.net/
投稿: | 2008年11月20日 (木) 02時43分
おみやさん、こんにちは~
>歴史のある建造物をお訪ねになったりなさるのですか?・・・
そうなんです。
普段は、夕飯の買い物もおっくうなくらいのインドア派なんですが、歴史の舞台に行く時だけは元気になるんです~
(;´▽`A``
今回も、この宝鏡寺の次に訪問した千本釈迦堂の金堂にある、応仁の乱の刀傷がついている柱に抱きつき、しばらく時空を越えておりました(人が来たので、ほんの30秒くらいですが・・・)
投稿: indoor-mama | 2008年11月20日 (木) 08時55分
三国志 裏劉備伝・管理人さま・・・
相互リンクのお申し出ありがとうございます。
すでに、コチラへのリンクもくださっているようで感謝します。
中国史を含む世界史が苦手なサイトですが、当方からもリンクさせていただきました。
末永くよろしくお願いします。
投稿: indoor-mama | 2008年11月20日 (木) 09時35分