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2009年8月11日 (火)

今年も運行!京都・嵐電の妖怪電車

 

京都の夏の風物詩・嵐電の妖怪電車が今年も出ます!

京福電鉄・・・昔は、その名の通り、京都福井の両方で電車が走っていて、「いつしか、この二つはつながるのかいな?」と、思っていたのですが、私の知らぬ間に福井のほうは他社に譲渡されたようで、その後は京都の嵐山線北野線のみの運行という事で、現在では、京福電鉄という正式名称よりも「嵐電=らんでん」の呼び名で親しまれています。

・・・で、その嵐電で3年前から行われているこのイベント・・・

Youkaidnsya 普段の京福電鉄の車両に、ゲゲゲの鬼太郎のラッピングをほどこした通称「化け電」と呼ばれる車両が、8月17日~23日までの7日間、17時25分・四条大宮駅発を皮切りに、夜の京都を3往復とちょっと・・・

もちろん、車内には、約30種に及ぶ妖怪の紹介や妖しい光を放つ装飾、不気味な音楽も流れてムード満点!
しかも、そこへ妖怪たちが・・・゜.+:。(*´v`*)゜.+:。

そもそも、平安時代に語られるようになった「百鬼夜行(ひゃっきやぎょう)

妖怪魑魅魍魎(ちみもうりょう)の類が、深夜の都を列をなして徘徊するというもので、今昔物語には、あの安倍晴明が、幼くして、この鬼の行列を目撃した事で、師匠である賀茂忠行(かものただゆき)が、その才能を見いだしたという話も残されています。

(*安倍晴明の逸話についてはホームページにて書いておりますので、よろしければコチラから・・・【晴明怪奇譚】へ>>

古くから、多くの説話集に登場する妖怪たちですが、現在の私たちが思い描く妖怪のイメージを定着させたのは、江戸中期の浮世絵師・鳥山石燕(せきえん)の描いた「画図百鬼夜行」によるところが大きいようです

Gazuhyakkiyagyoucc 彼は喜多川歌麿(きたがわうたまろ)の師匠としても知られる人物で、ろくろ首雪女といった妖怪を、その百鬼夜行の中で、約140種(後に追加して200種)も登場させています。

彼が活き活きと描いた妖怪たちが、後世の絵師に引き継がれ、現在ではスタンダードな妖怪の姿となって定着していますね。

そんな百鬼夜行にちなんでの京都ならではの企画が、この妖怪電車・・・確かに、交通が発達した現代なら、夜に徘徊するのも、電車を使ったほうがより広範囲巡れるというもんです。

ところで、このイベントとの連動企画として・・・
8月15日には午前11時から嵐山駅にて「写生大会」、同じく午後5時からは「妖怪仮装コンテスト」など、おもしろ企画も盛りだくさん行われます。

また、期間中を通じて北野白梅駅に近い大将軍商店街に、雪女特製かき氷などのオリジナルメニューが用意された「妖怪喫茶 ぬらり茶房」も出現!

さらに、8月18日~31日までの期間は自分の考えたデザインが「化け電」のヘッドマークになる(平成24年3月31日まで使用の予定)という、電車好きにはたまらない「ヘッドマークのデザイン募集」や、「妖怪川柳募集」も行われています。

・・・と、なにやら、嵐電のまわし者のような記事になってしまいましたが、なんせ、私は、こういうオモシロ企画が大好きなのです。

妖怪電車の運賃は・・・
大人:200円
小人:100円
妖怪: 50円・・・えぇ?50円!?

このクソ暑い中、用もないのに、四条大宮⇔嵐山間を3往復もして、車内を盛り上げてくれるのに、バイト代くれると思いきや金取るんかい!

・・・と、思ったら、どうやら、一般の人が、妖怪の扮装で電車に乗ると、運賃が50円という企画らしい・・・おもしろい!

ただ・・・四条大宮駅で、妖怪姿のまま17時25分の電車を待つのは、ちょっとツライものがある気がしないでもないが、「あなたは妖怪電車に現れた妖怪です」と書かれた認定書が貰え、しかも上記の通り、運賃が50円なので、レア物好きとしてはぜひとも入手したいアイテムである事は確かです。

けど・・・
単に、風邪をひいたためマスクをして乗っただけなのに、口裂け女と勘違いされた場合は、どうしたらいいんだろう?

色が白いだけで雪女、頭部が○○なだけで河童、化粧が濃いので山姥・・・

イロイロ想像すると、身の毛もよだつわぁ~

運行表
17:25 四条大宮→嵐山ゆき
18:05 嵐山→四条大宮ゆき
18:42 四条大宮→嵐山ゆき
19:19 嵐山→四条大宮ゆき
19:47 四条大宮→嵐山ゆき
20:21 嵐山→北野白梅ゆき
20:46 北野白梅→西院ゆき

(くわしくは京福電鉄・妖怪電車のページへ>>)

 

今日は「百鬼夜行」以外は歴史ではありませんが(^-^;
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コメント

たしか鬼太郎に、あの世行きの電車、みたいなエピソードがありましたな。
鬼太郎に喧嘩を売ってしまったサラリーマン二人組が、不気味な妖怪電車で霊界に拉致される・・・という初期のちょっとダークな頃のお話でした。

なお、記事中でご紹介の『鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集』は最近文庫版(角川ソフィア)で購入。水木しげる先生の『図説 日本妖怪大全』(講談社+α)と並べて置いてます。

投稿: 黒燕 | 2009年8月11日 (火) 23時42分

黒燕さん、こんばんは~

最近、朝にやってる鬼太郎をチラッと見ましたが、なにやら、完全なヒーローものと化してました。

やっぱり水木ワールドは、ちょっとダークで不気味な感じのほうがいいような気がしましたが、それだと最近のお子様たちには、ウケないのかも知れませんね。

投稿: 茶々 | 2009年8月12日 (水) 00時16分

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