2020年6月 8日 (月)

これからしばらく麒麟が来ない大河ドラマ『麒麟がくる』第21回「決戦! 桶狭間」の感想

 

仕方ないけど、主役の光秀が単なる野次馬だった大河ドラマ『麒麟がくる』第21回「決戦! 桶狭間」の感想です。

解ってます!
解ってますよ~

未だ史料に登場していない時代に、変に長谷川光秀に何かをさせるわけにはいかない。。。
だけど、主人公だから登場させなきゃいけない。。。

脚本家さんの苦悩のご養子は痛いほど解っておりますが、今回の光秀は、完全にただの野次馬でしたね。

貧乏所帯なのに、どこからか馬を調達して清洲城に向かって行ったものの、染谷信長の隠し子抱いた川口帰蝶姫
「もう出陣しました」
って・・・完全に出遅れてるわ、途中で間宮左馬助が消えるわ、何をしたかった…いや、させたかったんだろ?

アッ!そうか~
桶狭間の戦いを終えた染谷信長に、どうやって調達したのか謎なキレイな水を差し出したかったんだぁ~←ってなワケではないですよねw

あ、でも、少し落ち着いて(見終わってからしばらくして)思い返してみると、この水を差しだして信長褒めのシーンがあったからこそ、見事に「エピソード1が完結」したっぽい感じで、しばしの休止に入る事ができるってことですよね。

そこはスタッフ様お見事でした。

以前の感想で、
本木道三が無くなって、明智城が落ちて、越前に逃亡するところで休止に入った方が良かったんじゃ?」
と、浅はかな事を申しましたが、今回、前半戦最大の盛り上がりの桶狭間と、その後の、この水やりシーンがあったおかげで、おもいっきり続きが気になるまま休止に入る事にならなくなったわけで・・・さすが、プロのスタッフ様のお仕事だと思いました。

で、桶狭間と言えば、
今回の「麒麟がくる」の桶狭間は、よくドラマで描かれる桶狭間とは、ちょっと違う雰囲気がしましたね。

よくドラマで描かれるのは、
陣幕の中、おもいっきし休憩しまくってる白塗り義元に、ジャジャぶりの雨の中、いきなり織田軍が奇襲をかけ、逃げまくる義元が・・・てな感じ?

今回は、それとは違う雰囲気で、やや小ぶりで迫力に欠ける感ありましたが、逆に、それが『信長公記』の記述に沿っていて、実際の桶狭間に近い気がしました。
●【桶狭間で義元を討った毛利新介と服部小平太】参照>>
片岡義元さんも、シッカリ戦うしねw

個人的には、今川家臣の岡部元信が義元の首を奪い返すシーン(2007年5月19日参照>>)もやってほしかったですが、それこそ、主役の光秀には関係ない事なので、今回はスルーで当然ですわな。

…にしても、今回の「麒麟がくる」の桶狭間のシーンは、大掛かりではなくこじんまりした雰囲気だったものの、そのぶん、映像技術のスゴさを感じたシーンでした。

毛利新介役の今井翼君がカッコよく飛ぶシーン・・・後ほど、じっくりコマ送りかスローで、もう1度見てみたいと思ってますが、あそこはワイヤーアクションやらCGやらを駆使して、これまでにないカット割りのお見事なシーンとなってましたね。
★追記:
愛之助さんの瞳に映るジャンピング翼を確認(@^-゜@)v

いやはや、最近はチャンバラも、こんな感じになりましたか~と、つくづく時の流れを感じる昭和世代です。

ところで、今回、染谷信長の隠し子紹介のシーンは、なかなかオモシロかったと思いますよ。

「こんな時に、自分以外に女性がいる事を知る帰蝶姫の気持ちは複雑なんじゃ?」
てな見方もあるようですが、それはちょいと現代人の価値観が強すぎるような・・・

そんな現代人の価値観を、うまく払拭できるように、「命懸けの出陣の時に子供を紹介する」という感じに、脚本家さんは持っていかれたんですよね?

そうです。
この戦国時代、殿様に後継ぎがいない状況だと、とっても不安なのです。

ま、実際には、信長さんはメッチャ弟いるので(異母弟含めるとあと8人くらいいる)何とかなりそうですが、ドラマには出てきてないし、出てた弟は殺しちゃったしですから、「死を覚悟してる」事を伝え、それとともに、もしもの時には・・・ってのを伝え、そして後継ぎ~ていう流れは思わず唸りました。
(側室の生駒の方については【信長、最愛の女性~生駒吉乃】>>でどうぞ)

一方、もう一人の隠し子(←ドラマ上出て来てないという意味です)
風間家康君の息子は、やっぱり、今川から奪回するタイミングで出て来るんですかね?

…というのも、今回、ドラマ内で、小者感満載の憎たらしいパワハラ上司だった鵜殿長照(うどのながてる)さん・・・実は、この後、家康が、とある戦いで、この方の息子(本人説もあり)を生け捕りにし、その昔、自分と信長兄が今川と織田の間で交換されたように、人質交換で以って息子(信康)(亀姫)(築山殿)を取り戻すんですよね~(8月29日参照>>)

今回のパワハラぶりは、その時の伏線と見たw

伏線と言えば、ちゃんが教えてもらった秘伝の薬は、何かの伏線なのか?
「何にでも効く薬」なのだから、今後、ものすご~く重要なシーンで、とてつもなく重要な事をしちゃうとか?

本能寺で火だるまの信長を助けたり…
天王山でズタボロの光秀を助けたり…
したら、最終回を迎えられないので、それは無いでしょうが、けっこう気になります。

…にしても、予告編を見る限りでは、いよいよ後半戦は、向井将軍様に代って滝藤将軍様や、クセ者の本郷前久様らがご登場のようで、メチャ楽しみなんですが、その予告編の最後が「本当に麒麟は来るのか?」ってなってますが、まさか、麒麟が来ないまま、来年の渋沢栄一さんが来ちゃうって事ではないですよね。

あくまで小休止ですよね?
と不安になりながらも、今回の桶狭間がかなり盛り上がったおかげで、その小休止の間も、今回の盛り上がりに浸りながら待つ事ができそうですが、

なんなら、次に麒麟がくるまでの間の大河名場面の再放送は、歴代大河の桶狭間シーンを集めて下さったりなんかしたら、いっそう期待して待つ事ができるのではないか?と…

とにもかくにも、再開を楽しみに待っておりますm(_ _)m
 

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2020年6月 1日 (月)

いよいよ桶狭間前夜祭~大河ドラマ『麒麟がくる』第20回「家康への文」の感想

 

今から、再来週はどうしよう?と思案しつつの大河ドラマ『麒麟がくる』第20回「家康への文」の感想です。

相変わらず、主人公より架空三人衆(駒&東庵&菊丸)の方が目立ってましたが、今回描かれた時期も、未だ光秀が歴史上には登場しない時代なので、そこは納得の範囲内です。

ただ、風間家康片岡義元も、東庵先生イロイロしゃべり過ぎなところは、ちょいと気になりましたが・・・
(セキュリティ甘いゾ)

そんな中、駒ちゃんがヘアスタイルを変えて、着物も何だか大人っぽくなってて、独り立ちっぽくお灸をして回ったりのイメチェン・・・そこに、いずれ薬マニアになるであろう風間家康を絡ませるあたりはニヤリとさせられる演出ですね。

それにしても、長谷川光秀は・・・
それこそ、今は亡き(先週ナレ死)伊藤義龍じゃないですが、
「お前はいったい何がしたいんだ?」
と聞きたくなるような不思議なアレコレ・・・

だって、越前に来た当時は、ユースケ・アサクラとはちょっと距離を置いて、住まいを借りるだけにしていたっぽいのに、今回は鉄砲の腕を見せつけて仕官を頼み、後半は、喰う米にも困るような貧乏生活なのに、どこからか馬を調達して来て、おそらく桶狭間へ直行・・・

しかも、予告を見る限りでは、参戦しに行ったのではなく、甲冑も着けない普段着のまま「見届け」に行くみたいやし・・・って、もはや、嫁と子供を養っていかなきゃならない身としては、ちょっと軽率ではないかえ?と・・・

とは言え、これも、どないかして主人公を名場面に絡ませないとドラマの盛り上がりに欠ける思った脚本家さんの苦肉の策という事で致し方ないのかも・・・です。

ただ、個人的に、どうしても、突っ込んでおきたいのが、あのユースケ・アサクラの蹴鞠(けまり)の場面を見た長谷川光秀の態度です。

朝倉家臣が「遊びです」とは言ったものの、
一方で、その蹴鞠の相手が「京都の公家」である事も言ってたはず・・・

この頃の蹴鞠や、歌会、
あと、もうすぐ出て来そうなお茶会も、
これらは、今で言うところの接待ゴルフです。

一昔前なら、
嫁=「あなた、日曜なのに、またゴルフなの?」
夫=「仕方ないだろ!ゴルフも仕事だ」
嫁=「゛(`ヘ´#) ムッキー」
なんて場面が、昭和のドラマにあったような気もしますが、

働く女性がバリバリ活躍する令和のこの時代、社会人はもちろん、女子供だって、もう気づいてますよ。

正式な会談ではない、ざっくばらんなオフレコで話す内容が、いかに重要で、そこから発展する事項が多々ある事・・・

なんせ、国家の首脳がゴルフして、両者の関係をアピールする時代なんですから・・・誰も、アレを見て「遊んでる」とは思わないですよね。

なのに光秀は気づかない・・・気づかないどころか、その言葉通りに「遊んでる」と思って憤慨し、どうやら「朝倉になんか仕官するもんか!」と思ったご様子。

残念ながら光秀さん、それでは出世できません。
その「来ている公家」が誰であるかくらい確かめないと・・・
(本来なら、話してる内容も聞きたいところですが…)

これまでの長谷川光秀が、出演者の皆々様から「優秀だ」と称され、アッチからもコッチからも引っ張りだこのモテモテ設定なのですから、それなら、このシーンはいらなかったような気がします。

せっかく、裏で川口濃姫にアドバイスして、水野のおいちゃんを呼びださせて染谷信長と会わせ、風間家康を今川から離反させようと画策した優秀さがブレブレになってしまいました。

とは言え、この離反作戦自体は、お見事でしたね~

今回のタイトルが「家康への文」だったので、いつぞやのファンタジー大河を思い出し、まさか
「光秀君よ、主役の特権使って家康に手紙出すんか!?」
と思ってドキドキしてましたが、なるほど、家康母ちゃんからの手紙だったわけですね~これはウマイ!

しかも、於大母ちゃんを演じた松本若菜さんの演技が、これまたウマイ!

わずか6歳で人質に出され(8月2日参照>>)、しかも、兄貴の水野のおいちゃんが織田に寝返ったせいで自分は離縁されて、1度も会えてない・・・

彼女の中では、未だ子供の姿のままの息子が、元服して出陣して、おそらく最も危険な先鋒を受け持つ・・・涙しながら、息子の無事を願う母。

まるでBGMに♪母さんの歌♪が流れて、立て籠もり犯を説得せんが勢いの名場面を、松本於大さんが見事な演技で魅せてくれはりました。

なのに、予告を見る限りでは離反工作は失敗する模様・・・
なんで?
「そう来たか!」
「コレ(母の願い)やったらイケる!」

と思った私の気持ちを返してくれ!

とまでは、言わないですが、おそらくは史実通り、義元の死を知ってから家康さんは決意する展開になるのかな?
【桶狭間の戦いの時の徳川家康】参照>>
水野のおいちゃんも、手を貸してくれそうやし・・・

とにもかくにも、いよいよ来週は「決戦!桶狭間」

次に「麒麟がくる」その日まで、桶狭間の余韻に浸りながら待っております!

★このあたりの予習復習ページ↓
 ●【家康初陣~三河寺部城の戦い】>>
 ●桶狭間の戦い
  【今川義元の行軍ルート】>>
  【一か八かの桶狭間の戦い】>>
  【二つの桶狭間古戦場】>>
  【義元を討った毛利新介と服部小平太】>>
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2020年5月25日 (月)

モテモテ光秀の大河ドラマ『麒麟がくる』第19回「信長を暗殺せよ」の感想

 

「信長を暗殺せよ」っていうタイトルなので信長が危ないのか?と思いきや、まさかの義龍ナレ死で驚いた大河ドラマ『麒麟がくる』第19回の感想です。

…にしても、どうしちゃったの?
何なんやろ?

まさかまさかの、スタッフの皆様が本木道三ロスになっておられるのか?

歴代大河ドラマでも久々の名作『麒麟がくる』とは思えないような展開の第19回でした。

そもそも、ご本人が「浪人者」とおっしゃってる長谷川光秀・・・「浪人者」という限りは、朝倉から禄を貰ってる家臣でもなければ客将でもない、ただ、越前に身を隠してる感じの存在ですよね?

しかも、現状を見る限り、ユースケ・アサクラは、さほど光秀を気に入ってもいないようだし、城下の空き家を貸してやっただけ・・・そんな人を、将軍様への使者にしちゃうなんて!

交渉事での代表者もそうですが、こういう場合、差し出す引出物も大事かも知れんけど、それを持って来た使者のランクも大事なはず・・・
(この場合、将軍の側近と知り合いだとか、本人がメチャ優秀だとかは、あまり関係ないかと…)

「上洛の要請に応じて力のない将軍にベッタリとなって、いらん事に巻き込まれたくないから上洛したくない」という考えは良いとしても、一方で「祝い物を出す」という事は「完全なる敵対関係」にはしたくないわけですよね?

だったら、それを持っていく使者は、自らの代わりと成り得る者=身内か重臣クラスでないと、波風立たない対応とは言えないと思うわけで、逆に「ケンカ売っとんのか!」てなりそうな気がしないでもない。
(できれば、使者として向かう家臣の付き添いくらいにしておいて欲しかった…てか、むしろ付き添いの方が「側近の知り合い」という人脈が活きて来る)

ま、そこを普通に受け入れる将軍家も将軍家・・・
「お前、今、越前にいるんだってな」
じゃないですよ!
落城して逃亡してんのに、住んでる場所を京都住みの皆が知ってて、大丈夫なんかいな?

皆が知ってると言えば、今回のタイトルの「信長の暗殺計画」・・・
なんでバレてんの?
どっから、その情報入手した?
どうせ、ここで信長死なへんけど…ウン!殺害するの誰か知ってる
タイトルにするくらいなら、もうチョイ丁寧に描いてもよさげな気がしました。

それにしても、相変わらず長谷川光秀はモテモテやねぇ~

眞島藤孝からは、やさしい眼差し迎えてもらい、
将軍様からも「覚えてる」と言って染谷信長の謁見にまで同席させてもらい、
その信長からも「おぉ」と友達のように接してもらい、
吉田久秀からは、その信長との秘話を楽しそうに聞かせてもらい、

もう、他でこんなにモテてたら、奥さんからの子供ができた報告シーンにもラブラブ感を感じないようになって来ましたわ。

その最たる物が、高政から改名した伊藤義龍からの、またもやのラブコール・・・
いったい何度目のプロポーズ?
そしてまたもやフラれる義龍さん。。。

言っとくけど、
今度会ったら打ち首じゃ→(からの)許される
朝倉の使者で来てんのに勝手に信長暗殺阻止→許される
「コッチにおいでよ」からの「断る」→許される
コレ、全部、義龍がアンタの事を好きで好きでたまらないから許されてるだけだかんね。
ビンタされようがハイヒールで踏まれようが、健気に愛し続ける義龍さんに代って言ってやりました)

なのに・・・
そこにナレ死でトドメを指すなんて、、、
お人が悪い・・・オバチャンびっくりしましたよ~

でも、本当に義龍さんは、ここで退場なんですか?
これまでは斎藤家をあんなに丁寧に描いていたのに?
この先も、信長さんとなんやかんやあるのに?

てか、そもそも、まだ信長さんは守護代の織田信賢を追放(11月1日参照>>)してませんよね?
桶狭間より後のはずやもん…義龍も絡んでるはずやし)
向井将軍に謁見した時、染谷信長は
「尾張統一の報告に…」
てな事言うてはりましたが、諸説あるので仕方ないものの、そこはドラマでは統一した事になってるんですかね?

とは言え、
こんなにツッコミ所の多い展開なのに、普通に楽しく見れてしまうのは、さすがの大河ドラマです。

初回放送の頃は、あれだけキラキラだった画面が、いつの間にやら落ち着いて重厚感あふれる画面になり、
役者さんの演技、目線、仕草の一つ一つに、「やっぱり大河やなぁ」というスゴさがあり、
長い廊下から部屋への動線と、その合間に移り込む庭のある広々としたセット。。。

演者の方含む作り手の方々の力の入れようが垣間見えます。

それだけに、今回のツッコミ所満載の展開は残念でしたが、それこそ、この時点では未だ活躍エピソード0の光秀さんが主人公である以上、ある程度のゴリ推しは致し方ないところなのかも知れません。

来週はいよいよ桶狭間への流れですね。。。
その後、少しお休みになるかも知れませんが、今後の展開も楽しみにしております。

★このあたりの予習復習ページ↓
 ●【義輝VS三好長慶の白川口の戦い】>>
 ●【足利義輝~5年ぶりの入京】>>
 ●桶狭間の戦い
  【今川義元の行軍ルート】>>
  【一か八かの桶狭間の戦い】>>
  【二つの桶狭間古戦場】>>
  【義元を討った毛利新介と服部小平太】>>
  【桶狭間の戦いの時の徳川家康】>>
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2020年5月18日 (月)

シュッした勝家が初登場した大河ドラマ『麒麟がくる』第18回「越前へ」の感想

 

放送の休止が決定してしまって、ちょっと寂しい大河ドラマ『麒麟がくる』第18回「越前へ」の感想です。

どうせなら、この越前編へ入るタイミングで休止した方が良かったような気もしますが、未だ、撮影再開のメドが立たない状態では、そういうワケにもいかなかったのでしょうね~

ホント、久々の良い大河(←個人の感想です)なので非常に残念ですが、こればかりは仕方ないですね。

ところで・・・
やっとこさ光秀奥さんのセリフが増えて来た~!
と思ったものの、やっぱり今週もの方が目立ってるゾ!

(これまで何度も色んな人に言ってた気がする中)
「命の恩人を探している」と今更ながら話し始めた駒に、

「それは私の旦那様!」光秀ママが感動するものの、
視聴者から見たら、「せやろな」感が拭えない・・・

ほとんどの人、気づいてましたよね?

てか、初回に駒が火事から助けられた話とともに、その恩人が言った麒麟の話をした時、長谷川光秀は、その話を初耳のような感じで聞いてましたが、父は、息子に、その麒麟の話をした事が無かったんかいな?

いや、「父は幼い頃に死んだ」というから、単に覚えて無かったのかも知れないけれど、
それならそれで、さゆりママは、1度もその話を息子にしてないんかいな?

その父は、自分が救った少女の行く末を、何度も京都で確かめようとしていたらしいのに・・・

どうも、今回の光秀パートは、何となくツッコミどころの多い摩訶不思議な回でした。

摩訶不思議と言えば、三河の忍びである菊丸くんは、
三河からず~っと、駒ちゃんのためについて来たにも関わらず、いきなりのサヨナラ・・・

ひょっとして、このままフェードアウトのメンバーになっちゃったのかな?
なんか不思議でしたね。。。

一方、新キャラのユースケ・モーニングストアハウスさんは、なかなかの良い味でした。

つかみどころがなく、それでいて、何かを企んでそうな雰囲気が、見事に醸しだされてましたね~

京都のセレブを招待して歌会などに興じていた事や、せっかく足利義昭を囲ってるのに上洛しなかった事などから、ドラマ等では、戦いが苦手な雅な人に描かれがちな朝倉義景さんですが、

今週ドラマで描かれた頃の2年ほど前には、後見人の朝倉宗滴とともに一向一揆(2008年8月13日参照>>)とも戦ってたし、この後、何度も若狭に出兵してたり(2018年8月13日参照>>)なんぞしている所を見ても、個人的には戦いが苦手だったとは思えないわけで・・・

そんな、程よい「うさん臭さ」が、あの必死のパッチの床磨きに現れていてオモシロかったです。

…にしても、伊呂波大夫にしろ、細川藤孝にしろ、なんで?光秀を、そこまで大物扱いするのかワカラン(><)

なんだかんだで、未だパシリ以外何もしてないし、久しく鉄砲も撃ってないし・・・
ま、「主役に近づいておれば今後の出番が多くなる」って事でヨシとしましょう。

私としては、一乗谷の湯殿(↓)が見事に再現されているところでテンションだだ上がりでしたし・・・

Dscf1285pa900
義景邸・湯殿跡一乗谷朝倉氏遺跡については4月11日のページで>>)


そんな中、
打って変わった後半の信長による、弟=信勝(信行)殺害シーン。。。。

染谷信長の、怖さが際立った演技がお見事でした。

ただ、なんやかんやあって時間調整がうまく行けてないのかもですが、
もう少し、弟さんとの紆余曲折の場面を、これまでにチョイチョイ挟んどいていただきたかったですね。

古くは親父さんの葬式も無かったし、直近の稲生の戦い(8月24日参照>>)も、すっ飛ばされてしまったために、これまでの信勝さんと言えば、囚われの竹千代(後の家康)子役ちゃんと将棋差してるシーンしか思い出せなくて、いきなりの弟=聖水持って参上からの殺害(11月2日参照>>)は、残念ながら、セリフの長さのワリには唐突な気がしてしまいました。

ところで、話変わりますが、
ここまで爽やかでシュッとした柴田勝家は初めてなんじゃ?

これまで、柴田勝家と言えば、譜代の家臣という立場からか?やっぱり「たたき上げの苦労人」的なイメージの役者さんが多かったので、これまた新しいキャラの勝家に期待大です。

来週は、光秀が京都に行って・・・てか、それなら皆で京都に潜伏してた方がよくね?
と思いながらも、久々に松永さんが登場するようですので、なんだかんだで来週も楽しみにしておりますです。

追記:
ん? 来週のタイトルが「信長を暗殺せよ」で主人公が京都訪問・・・て、ひょっとして、あの「尾張統一の後の信長の初上洛」(11月1日参照>>)するのかな?
ドラマではすっ飛ばされがちなエピソードですが、描かれるなら楽しみです!
 .

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2020年5月11日 (月)

斎藤道三が主役だった大河ドラマ『麒麟がくる』第17回「長良川の対決」の感想

 

まさに~第1部の最終回?的な大河ドラマ『麒麟がくる』第17回「長良川の対決」の感想です。

いやぁ、カッコイイ~
とにかく、本木道三が、かっこ良かったです。

実際には、もはやこの時代には、大将同志の一騎撃ちなんてありえないでしょうが、ドラマではアリ・・・どころか、むしろ、そういう場面にこそ、見てる側は手に汗握るというものです。

史実としては、この時、川を渡って敵陣に向かったのは息子=高政勢の方だと思いますが、やはりドラマで描く場合は・・・しかも単身で斬り込んで行くなら、道三の方が川を渡って高政側へ行く方がカッコイイです。

とにもかくにも、
一騎撃ちシーンでは、そこまでのドラマ演出(=フィクション)をしておきながら、
一方で、
『なんだかんだで父親なんだから…
「殺さず、生け捕りにしよう」
と高政側が思案する』
という、史実かも?とされるエピソードを、さりげなく挿入なさるあたりはさすがの大河スタッフ様です。
【長良川の戦い~斎藤道三の最期】のページ参照>>)

同じく史実かも?のエピソードとしては、光秀の脱出場面でもそうでしたね。

死を覚悟した叔父=光安が、
「血筋を残せというのが祖父の遺言だから、何としてでも落ち延びよ」
と光秀を諭し、息子の秀満をつけて送り出すのは、
軍記物ではありますが、『美濃國諸奮記』に残るエピソードです。
【光安自刃で明智城落城】のページ参照>>)

そこに・・・
「後に、会おう」by光安
と、おそらく無理であろう約束をさせる演出は、西村さんの演技も相まって、涙を誘いました~

こういう風に、
「史実」という点と点を、「フィクション」という線で、
見事に結んでいただけると、本当にウレシイv(^o^)v

ただ・・・
もちろん、史実では未だ登場していない光秀ですので、この長良川の戦いに、変に関与する事は避けなければならないので仕方ないのでしょうが、

完全に道三が討ち取られた後に、ヒョッコリ光秀が、しかも単身で伊藤高政の前に現れ、フツーに会話している姿には、ちょっと??な感じがしました。

光秀は道三側についたよね?
先週>>の最後に「敵は高政様!」と宣言してた)

なのに、何のためらいもなく、敵兵たちが止めるでもなく、後ろ側から本陣に現れ、
「今からでも味方になれ」だの、
「まっぴらゴメンでありんす(←コレは m(_ _)mだの、
友達同士のように話しして、
これまた、普通に去っていく・・・って、、、

とは言え、やっぱコレも主人公の特権ならやむを得ず・・・

そんな中で、個人的に気になったのは、合戦中の太鼓。。。
アレって、本来は軍団の統率をとるために鳴らされる太鼓だと思うのですが、今回は、完全に一騎撃ちのBGMとなってましたね。

とてもじゃないが、あの速さのドンドコぶりでは、太鼓に合わせて全軍で動きを合わせるなんて事はできない。
けど、甲冑姿の人らが、明らかに戦場で叩いてるわけで・・・

個人的には、「普通に太鼓BGMを流す感じで良いのでは?」と、すごく不思議でした。

とか何とか言いながらも、先に書いた通り、今年の『麒麟がくる』は、近年稀にみる素晴らしき大河ドラマ!
(↑あくまで個人の感想です)

正式発表ではないものの、聴くところによれば、コロナの影響で、しばらくのお休みの後、残りの回数を減らして撮影を再開されるとか・・・本当に残念!!
こんな良い大河、是非とも万全の態勢で見てみたかったです。

とにもかくにも、
美濃編の最終回が終り、いよいよ来週から越前編・・・

てか、すぐ越前行くのん?
京都とか近江とか放浪せんの?
いや、それこそ、残り回数に限りがあるのですから、ここからは、むしろ高速でお願いしたいところです。

てな事で、
来週の信長さんは。。。
「弟と稲生の戦い>>
「弟を暗殺>>
「柴田勝家、登場か?」
の3本です。。。

楽しみですね~
 .

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2020年5月 4日 (月)

光秀の「敵は~」の次のセリフに期待しちゃった大河ドラマ『麒麟がくる』第16回「大きな国」の感想

 

4~5ヶ月の出来事を3週に渡って放送して、暮れに本能寺までたどり着くのか?
だんだん心配になって来た大河ドラマ『麒麟がくる』第16回「大きな国」の感想です。

とは言え、前半戦最大の見せ場ですからね~
見ごたえあったぶん、そこは致し方ないところですね。

海猿高政(義龍)さんに愛想をふりながら、心は道三とともに・・・
今までなんだかんだと掴みどころが無かった西村光安叔父様の演技力が冴えわたってましたね~

もちろん、まるで例の真偽問われる【道三から信長へ美濃を譲るの遺言状】>>の如く、思いの丈を光秀に言って聞かせる本木道三も・・・

本木さんの演技、カメラのカット割り、光と影の使い具合が、あまりにお見事で、
史実上、謀略と暗殺で主家を乗っ取り(1月13日参照>>)、ドラマ内でも土岐頼純に毒茶(第2回>>)を振舞った道三が
「人のうえに立つ者は正直でなくてはならぬ」
と、まさに「おまいう」なセリフをのたまわっても、
すんなり感動しちゃうくらい良い場面でした。
(↑これは皮肉ではなく本当に…)

ただ、以前も道三は、スゴイ感動するような事を光秀に言ってたけど(第7回かな?>>)
今回も、「なんでソレを息子に言わんの?」と、ちょっと思っちゃいました。

その考えを、ちゃんと高政に伝えていたら、もうチョイ良い展開になったような気がしますが・・・アッと、それじゃ長良川で対決せんわな~と、自分で言ってて自分で納得・・・

に、しても、今週の長谷川光秀ちゃん・・・
さすがに、今回は主役らしく
「敵は、高政様!」
と言い放って出陣していきましたが、以前、高政さん相手に「土岐頼芸様に取り次いでくれるなら、お前の言う事は何でも聴く」てな、「だから言わんこっちゃない」的な無謀な約束(第11回かな?>>)をした話はどうなった?
アレ以来、何一つ高政さんの言う事聴いてないけど、大丈夫なんかいな?
気になる~

気になると言えば、先週(第15回>>)ご活躍の信長父ちゃんの弟=木下ほうか信光さん・・・

今週の雰囲気を見る限りでは来週は、いよいよ長良川で対決する(4月20日参照>>)んですよね?

長良川より前に・・・てか、高政の弟二人殺害(10月22日参照>>)の1ヶ月後に信光さん亡くなっちゃってます(11月26日参照>>)が、そこはスルーなんですかね?
それとも、これからなのかしら?
(これからかも知れないので、あまり突っ込まないでおきます)

ところで、今回の最初の方にあった染谷信長川口帰蝶姫『古今和歌集』のくだりは、何か意味があるのでしょうか?

アレって
♪冬ながら 空より花の 散りくるは
 雲のあなたは 春にやあるらむ  ♪
「冬なのに空から花が散って来るのは、雲の向こうは、もう春なんだろうか?」
の歌ですよね?

戦の行方の話の後に、わざわざ一首の歌を出し、信長に、戦の行方と同じ「わからん」のセリフを言わせる・・・

確か、あの歌の前には
清原深養父(きよはらのふかやぶ=清少納言の曾祖父)という詠んだ人の名前と
『雪の降りけるをよみける』=(雪が降った事を詠んだ)
という詞書(ことばがき・説明文)がついていたはず・・・

本を手に取って見てるんですから、当然、その詞書も見てますよね?
それを、これまた、わざわざ帰蝶姫に
「雪を花に例えてるんです!」
と説明させるんですから、
「何かの伏線では?」
と、つい勘ぐってしまいます。

あ~モヤモヤする。。。
何か、解った方、教えてくださいませm(_ _)m

とまぁ、今回は、ちょっと重箱の隅を突くようなツッコミをさせていただきましたが、本木道三の名場面で感動したように、今週も、楽しく拝見させていただきました。

来週は、いよいよ長良川の戦い>>
そして、
そこで道三側についた事によって、高政からの報復で明智城が落城>>
という、前半戦最高の盛り上がりとなるはずですので、期待大ですね!
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2020年4月27日 (月)

大河ドラマ『麒麟がくる』第15回「道三、わが父に非(あら)ず」の感想

 

「木下さんが、やっと出た!」と思った大河ドラマ『麒麟がくる』第15回「道三、わが父に非(あら)ず」の感想です。

これまでも出てたのに見逃してるのかも知れないのですが・・・
木下ほうかさんが演じる織田信光がやっと出た~~

しかも、みたらし団子片手に川口帰蝶姫との意味深(←死語か?)なやり取り・・・いやぁ、良かったです。

それにしても、なんで?これまで出さなかったんだろ?
(もし出てたとしても気づかないくらい目立たなかったという事も含めて)

信長父ちゃん=信秀の弟ですから、これまでドラマ内でも描かれていた小豆坂の戦い>>でも活躍してるし、父ちゃん亡き後に後を継いだ信長の数少ない(かどうかは微妙なれど)理解者で、先週描かれていた村木砦の戦い>>でも頑張ってはったはずですが、どこかで映ってましたっけ?

まぁ、今回はかなり目立っていて木下さんの不穏な演技も冴えまくりだったので良いんですが、この木下信光さんが、この1度の見せ場=清州城乗っ取り>>だけで退場されてしまうのは(ネタバレすみませんm(_ _)m)非常にもったいない・・・

ここに来るまでにチョイチョイ首突っ込んで来る感じでもイイんで、もうチョイ木下信光さんを見てみたかった気がしてます【織田信光の死】参照>>)

で・・・今回、もう一つのなんで?これまで出さなかったんだろ?は、
海猿高政(斎藤義龍)の二人の弟・・・【義龍が弟殺害】参照>>)
いきなり出てきて、
いきなり味方しろ!と言って、
いきなり道三父ちゃんとベタベタして、
いきなり殺される・・・

なんか、先週の深芳野さんの自殺から「いきなり」が多いなぁ~と・・・

まぁ、アノ方の降板だけでも大変なのに、新型でオリンピックの放送が無くなるわ撮影もできんわ・・・で、足さねばならぬ部分やカットせねばならぬ部分が入り乱れているのかもしれませんねぇ。

大好きな時代の大好きな人たちの大好きなエピ満載の大河・・・万全の態勢で見てみたかったと思いますが、これだけは仕方ないですね。

にしても、今回、際立ったのは、村田雄浩さんの演技・・・

そう、伊藤高政さんにアレやコレや吹き込んでその気にさせるあの稲葉一鉄(いなばいってつ=良通)ですよ!

「村田さん、こんな悪意に満ちた表情しはるんや~」と、その演技にびっくりです。
(これまでは憎めない役をやってはる場面を多く見て来たので)
しかも、これがのちのち、稲葉山城陥落の際には織田方に寝返り【美濃三人衆内応】参照>>)、その後は信長配下として頑固一徹の大活躍するわけですから(またもやネタバレすませんm(_ _)m)その時は、どんな表情を見せてくださるのか、今から楽しみです。

余談ですが、道三に追放された鷹大好き土岐頼芸さんを甲州征伐(2月9日参照>>)の時に保護して、その最期を看取るのは、この稲葉一鉄さんなんですよね~(頼芸&一鉄、長生きやなぁ)
個人的には、そのシーンもドラマのラストで見てみたいですが、それだと稲葉さんが主役になっちゃうのでダメですねww

ところで「主役」と言えば、やっぱり今回も、道三×高政の間に立たされ右往左往の連絡係的パシリだった主人公光秀さん、
来週はいよいよ弘治二年(1556年)4月20日の長良川の戦い>>がおっぱじめられて本木道三が退場に向かわれるようですので、

その4か月後の信長が弟=信勝(信行)と戦う稲生の戦い>>が終われば、ようやく、光秀さん前半戦の最大の見せ場である明智城の落城>>が待ってまるはず・・・

今日のどっちつかずな連絡係は、そのための伏線ですよね?

どんな風に描かれるのか?楽しみです(^o^)
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2020年4月20日 (月)

大河ドラマ『麒麟がくる』第14回「聖徳寺の会見」の感想~先週の答えは「信長の前にひれ伏す」でしたの巻

 

今週の大河ドラマ『麒麟がくる』第14回「聖徳寺の会見」の感想です。

期待通り、信長と道三の会見シーンは良かったですね~

先週=第13回「帰蝶のはかりごと」の感想>>で、
果たして道三は、その信長の印象を、
『信長公記』「息子らは(信長の)門前に馬をつなぐ」か、
『老人雑話』「我が国は婿殿の引出物なるであろう」か、
どちらを口にするのか?(詳しくは【正徳寺の会見】>>)
それとも…

てな事を言っておりましたが、上記のどちらでもない
(お前らは)信長の前にひれ伏すであろう」
でしたね~

染谷信長本木道三、ともにけん制しあいの探り合い・・・息を呑むすばらしさで、信長の、これまでとは違う新しい世を造っていきそうな雰囲気出てました。

ただ、会見場で信長が紹介した二人は、なんで、前田利家佐々成政やったんやろ?

確かに利家は信長の小姓やってましたが、このあと事件を起こして、しばらく(数年だと思いますが)織田家を離れますよね?(12月25日参照>>)
佐々成政は、この頃はまだ、守護代家の織田信安(11月1日参照>>)の配下で、信長とは敵対してたんじゃなかったかしら?

気持ち的には、丹羽長秀さんか、利家さんちなら弟の佐脇良之さんあたりを連れ来た方が納得できる気がしないでも無いですが、そこはドラマですから、後々、有名になるメンツを連れて来ないと、見てる側が「誰?」ってなるので、致し方ないって事なんでしょう。

にしても、道三嫁=深芳野さんの、突然の自殺には驚きました。
そんな気配、ありましたっけ?
(確かにお酒は好きそうやったけど…)

海猿義龍がお前呼ばわりで「ずっと放置プレイしてやろ!」と父ちゃんに怒り爆発してましたが、見た目には、けっこうイチャイチャしてラブラブ感出してはった気がするんですが・・・ま、私が見逃してしまってるかも知れないし、アッサリ守護代を息子に渡して出家するための理由付けかも知れないので、ここは納得しときましょう。

一方、納得し難いのは、やはり佐々木蔵之介さんの秀吉・・・

いや、佐々木さんは悪くない!
むしろ、頑張って未熟感&若い感を出してはりますが、いかんせん、年齢が・・・どう頑張っても染谷さんより年下には見えない。

もともと背が高くてカッコ良い俳優さんなので、秀吉のイメージでは無かったですが、それこそ、今回の信長と同様に、これまでに無いシュッとして目から鼻に抜ける聡明さを持った新しい秀吉像を描くために佐々木さんをキャスティングしはったんやと思てましたが、ここまで見た限りでは、これまでの秀吉像のままのような気が・・・いやいや、これからどんどん変化するのかも知れませんから、この先に期待しましょう。

それにしても、相変わらず影が薄い主人公夫婦。。。

主役の特権で、
信長が会見場に来る様子も道三の真横で見、
会見でもえぇ席に座らしてもらい、
大事な「兵を出す出さない」のモメ事の場所でも、あっちこっちから意見を求められるほどの信頼を得ているにも関わらず、結局、普通の事しか言わない・・・

ま、今のところは、歴史上の光秀が「何をした」という記録の無い時代ですので、仕方ないのかも知れないんですが、これが、あと10年くらい続くかと思うと、ちょっとしんどい気もします。

もうしばらく、「主人公が目立った事をしない」という、描き方が難しい時期ではありますが、大河スタッフ様の力量で、これからもオモシロイ展開を期待しております。

ま、今週は村木城(砦)の戦い>>も描いていただけたので満足々々・・・来週は清州城の乗っ取り>>からの織田信光の死>>ですかね?

それとも一気に道三の「美濃を譲る」の遺言状>>からの長良川の戦い>>までいっちゃうのかな?
いずれにしても、楽しみですね~
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2020年4月13日 (月)

大河ドラマ『麒麟がくる』第13回「帰蝶のはかりごと」の感想~はかりごとは会見準備の巻

 

「なるほど…そう来たか」と思った大河ドラマ『麒麟がくる』第13回「帰蝶のはかりごと」の感想です。

これまでの進むスピードの遅さとは打って変わって一気に2年近くすっ飛ばしちゃったギアチェンジに驚きつつも、一方で相変わらず、主人公とその奥さんの影が薄い中、
あんなけ出てた信長父ちゃんの葬式(3月3日参照>>)がスルーされ、
あんなけ物々しかった土岐さんとその一派(12月4日参照>>)も鷹の羽の中で終わってしまい、
信長が当主として初めて戦った三の山・赤塚の戦い(4月17日参照>>)もすっ飛ばされ、
平手さんもほぼナレーションで理由もよくわからんまま自刃退場(1月13日参照>>)となったのは、
この次の正徳寺(聖徳寺)の会見(4月20日参照>>)への準備が主軸だったからなのですね。

なるほど・・・
ドラマの放送前の段階で、「今までに無い新しい信長像を描く」的なフレコミがありましたが、確かに、これまでには無い信長・・・
てか、これやと「新しい濃姫(帰蝶)像やがな!」っていうくらい、父・道三との会見に気乗りしない信長を説得したり、何から何まで準備したりの大活躍で、

アノ方が演じるはずだった姉さん女房的な帰蝶ちゃんが、信長を操縦しまくりでしたね。

これまで見ていた感じでは、駄々っ子のような染谷信長さんが、いつか覚醒するんじゃないか?と思ってましたが、まさか、このまま、天下布武のハンコまで帰蝶ちゃんが作って信長君に与える・・・なんて事はないでしょうね。。。

ま、それはそれでオモシロイかも知れませんが、、、

とまぁ、ご存知の通り、
帰蝶ちゃんが会見の準備に走るのは創作ですが、一方で会見に向かう信長さんの様子は、800人ほどのお供衆とその前列の足軽衆・・・と、見事に史実通りに再現されてましたね~(注:着物の柄は史実通りやと放送では流せませんww)

兵の数に驚く道三とともに、主人公の特権で真横で兵を数える光秀・・・ここは見どころでしたね~

確か、1番驚いたのは槍の長さだったような記憶があるのですが、ドラマでは鉄砲に焦点を当てていたよう・・・でも、今回のドラマの中では初回から、何かと鉄砲に焦点が当てられていたので、そこは、このドラマの特徴という事で納得ですね。

ただ、ちょっと今回は帰蝶ちゃんが前へ出過ぎの、主人公の奥さんが後ろに下がり過ぎな感がしないでもないですね。

なんか、ドラマの中では、信長君はすぐ帰蝶ちゃんに相談するし、二人ラブラブな感じで物事に取り組む一方で、光秀は、いっこも奥さんに相談しないし二人の会話も少ないわぁ。。。

ドラマ上の設定では、信長夫婦は政略結婚で、光秀夫婦は恋愛結婚のはずなのに・・・個人的には、あまりのベタベタは勘弁ですが、もうチョイ仲良くしてほしい気がしました。

とは言え、いよいよ来週は道三×信長の会見の後半戦・・・

果たして道三は、その感想として、
『信長公記』「息子らは(信長の)門前に馬をつなぐ」か、
『老人雑話』「我が国は婿殿の引出物なるであろう」か、
どちらを口にするのか?

それとも、これまた、今までに無い新しい展開となるのか?
来週も楽しみです。

お~っと、「その頃、今川は…」って話も出てたので、来週は村木砦の戦い(1月24日参照>>)も描かれるのかな?

いや、渋滞避けて高速に乗り、時の流れのギアチェンジしはったみたいなので、一気に清洲城奪取(4月20日参照>>)まで、行っちゃうかも・・・o(^o^o)(o^o^)o ワクワク
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2020年4月 6日 (月)

大河ドラマ『麒麟がくる』第12回「十兵衛の嫁」の感想~嫁の印象薄っ!セリフ短っ!の巻

 

「十兵衛の嫁」というサブタイトルなのに嫁がほとんど出て来なかった大河ドラマ『麒麟がくる』第12回の感想です。

先週は、主人公=光秀城巡りバスツアーの如くアチコチへ移動して、まるで連絡係のようだった(第11回「将軍の涙」の感想>>)と書かせていただきましたが、そのページでもお話させていただいたように、この頃の光秀は未だ歴史の史料にはほぼ登場しておらず、むしろ、主人公だからと言って様々な重要事項に絡んでしまうよりは、蚊帳の外で見ている感じの方が良いので、これでOKだとの私見を持っておりましたが、

さすがに、今回は主人公本人の結婚・・・なのですから、もう少し、視聴者が応援したくなるようなエピソードやドキドキする恋愛描写があった方が良かったような気がしてます。
(嫁さんの家族も出て来んかった)

なんせ、信長さんのように、帰蝶ちゃん(濃姫)という正室がいながら、子供を産むのは別の側室女性ってわけではなく、光秀は側室を持たずに生涯一人の女性を愛し、奥さんの方も、浪人となった夫を支える糟糠の妻(そうこうのつま)と伝えられているわけですから。。。

それこそ、側室当たり前の時代を描きながら、現在の「不倫=アカン」の観点を維持するべく、ここ最近の大河では、ほとんど正室一人しか登場せず(例外=秀吉ww)、実際には側室が産んだであろう後継ぎを正室の子供のように描いている事もあるご時世なのですから、今年こそは、正々堂々と、その夫婦関係を描けるはず・・・

なので、もう少し盛り上がって、テンション最高潮での結婚みたいな雰囲気があっても良かったかな??
とは言え、そういう場面は、この先おいおい出て来るかもしれないし、大河ドラマが、あまりに恋愛中心になっても困りますので、ここはあまり突っ込まないでおきましょう。

にしても、「毒(茶)には毒(鷹)で!」の仕返しはオモシロイ。
これで一気に土岐頼芸(ときよりなり)さん(12月4日参照>>)追放へと進みそうですね。

一方尾張(おわり=愛知県西部)では信長父ちゃんが虫の息(3月3日参照>>)・・・相変わらず信長は「パパに喜んでもらいたかったのに怒るばっかりで末盛城もくれへん」と、まるで子供用にスネまくり悲しみまくりな中、ササッと義父のもとに歩み寄って最期の言葉を確認する嫁=帰蝶ちゃん。

アレ、録画を戻して字幕出してもっかい確認してみましたが、やっぱり、父ちゃんがハッキリ言ったのは「信長を夜露死苦」だけ・・・他にもゴニョゴニョ言うてはったものの、そこはわからない仕掛けとなっておりましたが、そのセリフの長さからみて、おそらく、帰蝶ちゃんが信長に伝えたのは、かなり盛った話だったと思われ、その盛った話に、やはり子供のように笑顔になる信長は、やはり、まだまだ青い設定なのか?それとも、あれもこれもが周囲を惑わす芝居なのか?
この先が見ものですね~

ところで、今回の雰囲気を見て、今年の帰蝶ちゃんは、なんとなく姉さん女房的な立ち位置やったのね~とあらためて思いました。

一応、一般的には、信長は天文三年(1534年)生まれで、帰蝶ちゃんは天文四年(1535年)生まれの1歳違いとされるので、個人的には「染谷さんのお相手としては川口さんの方が似合ってる」と思ってましたが、この帰蝶ちゃんの生年は、あくまで「伝えられている」という程度で確たる裏付けはないわけで・・・

そこで、今回の大河では、「再婚説(一人目は毒茶盛られた土岐頼純)」の方を取った事も加味すると、おそらく帰蝶ちゃんは信長より年上に設定されてたんでしょうね~なるほど、、、ほんで、最初のキャストがアノ人やったんですね。。。とミョーに納得しましたです。

ところで、今回も、都が戦乱でゴチャゴチャになってましたが、おそらくこれは天文二十年(1551年)2月の志賀の戦いですね(2月26日参照>>)・・・前年に将軍に就任した足利義輝(あしかがよしてる)が、またまた朽木谷(くつきだに・滋賀県高島市)へと避難するくらい激しい戦いだったようですから。。。

にしても、そんな都で、あれだけケガ人続出の悲惨な状態の中、患者をほっぽり出して張&駿河(するが静岡県東部)(しかも、それがお金のため)行っちゃう東庵先生って・・・しかも、ついでに未練タラタラで嬉しそうに美濃(みの=岐阜県南部)に立ち寄るちゃん。

そんな非常識な人が名医って・・・いや、これも何かの伏線と思いたい!

とにもかくにも、今年の染谷信長は、父ちゃんの葬式で焼香を投げるのか?否か?
平手さんどうなるのか?(1月13日参照>>)
信長と道三の会見は?(4月20日参照>>)
今回、明智光安(あけちみつやす)の息子として初登場?した明智秀満(ひでみつ)は、最終回に湖水渡り(6月15日参照>>)をするのか?否か?
今後も楽しみです。
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