2020年10月26日 (月)

大河ドラマ『麒麟がくる』第29回「摂津晴門の計略」の感想

 

お題にするほどの計略でもなかったような?大河ドラマ『麒麟がくる』第29回「摂津晴門の計略」の感想です。

なるほどー
先週の予告で染谷信長がなめるように眺めていた大石は、管領=細川昭元(ほそかわあきもと=国広富之さんが演じてた細川晴元の息子)の屋敷の藤戸石(ふじといし)ではなく、慈照寺(じしょうじ=銀閣寺)の庭に置かれていた九山八海(くさんはっかい)でしたか~

ま、昭元はドラマに出て来てない(よね?)ので、
室町幕府=足利全盛期の象徴でもある慈照寺の石を拝借するのを描いて、急ごしらえの二条御所(二条城)に、新将軍&信長の権限で以って各寺宝を半強制的に持って来てる感を出す演出だったわけですが、

それなら、『信長公記』にあるように、花いっぱいつけて、笛や太鼓で囃子ながら引っ張ってくのも描いた方が、半強制的感が出た気がしないでもない(【本圀寺の変からの二条御所の築造】参照>>)ですが、

二条御所の建造自体があまり描かれた事がない場面なので、この場面があっただけでもありがたい。。。

その二条御所に天守があったのはびっくりしましたが、さすが天下のNHK様、あの二条御所のセットはスゴかった~ホントお見事な惚れ惚れするセットでしたね~

スタッフさんが天塩にかけた、あのセットなら、演じられる役者さんも、さぞかし力が入った事でしょうね。

そのせいなのか?
摂津鶴太郎さんの顔芸がどんどんスゴイ事にwww
今日なんか、今にも
「詫びろ!詫びろ!詫びろ!…」
と連呼しそうでした。

そんな摂津鶴太郎さんらに対し、先週から、寺社領地の横領やなんやらに憤慨していた長谷川光秀・・・
「そんなに怒りまくって、自分の横領の話はどないするんやろ?」
と思っていたら、なるほど~アレは摂津鶴ちゃんたちにハメられたという流れになるんですね。

ま、主人公ですからね~
汚い事をさせるわけにはいきませんね~~
って事は、やっぱり比叡山も本能寺もそういう(悪いのは適役の誰か)事になるんでしょうか?

一方、その頃、
事実上の主人公=駒ちゃんは…
将軍の滝藤義昭にスッカリ気に入られちゃって・・・

曲直瀬道三(まなせどうさん=正盛)(1月4日参照>>)どころか、施薬院全宗(やくいんぜんそう)(12月10日参照>>)の役どころも、どうやら駒ちゃんが担うような雰囲気ですね。。。

まぁ、史実として全宗が活躍し始めるのは秀吉の中国攻めあたりの頃からだし、当然、まだドラマにも出てきてないので、全宗は、これから出る可能性もありますが、駒ちゃんの活躍ぶりを見る限り、あまり出番は無いような気がしますね~

ただ、史実に残る道三と全宗というこのお二人は、ともに貧しい人たちのための医療を目指した名医ではありますが、上記にリンクしたそれぞれのページを見ていただければお解りの通り、そのやり方は違います。

道三は権力者の力を借りる事無く慈善的に貧困者の医療に尽くした人・・・
一方の全宗は天下人となった秀吉のもとで、その金と力をフル活用して、貧困者を救うための医療設備と制度を構築した人。。。

なので、
このお二人のやった事を同一人物の行いに集約してしまうのは、ちょっとマズくはないかぇ?
と思っていたところ、案の定、駒ちゃんのキャラが急変しましたね。

これまでは、
「お金を儲けるつもりはない」
なんなら、あの正露丸ソックリの天下の万能薬を、
「貧しいならタダで差し上げちゃうワ」
くらいの雰囲気だったのが、ここに来て
「1千貫貯める!」
と大ハリキリになっちゃいましたww

そんな中、、、
流浪関白の本郷前久様・・・

信長の事をべた褒めしてましたが、そんなに信長LOVEなら、幕臣の光秀じゃなく、直接、信長にコンタクトを取れば?
だって、以前、小野伊呂波大夫川口帰蝶姫とメッチャ仲良くなかったでしたっけ?

あの本木道三父上と信長の面会の時にエキストラのバイト雇ったり、武具の調達とか、直接会って頼んでましたよね?
確か、長谷川光秀一家の落城からの逃避も、帰蝶姫が伊呂波大夫に頼んだ事になってました。
弟のように思ってる前久様がお困りなら、なぜ今、その人脈を使わないんだろう?

ま、この後、前久様は丹波に隠れ住むので仕方ないんでしょうけど・・・(紀行でやってた)

に、しても、
今更、天皇様の事を気にかけ出す長谷川光秀さん・・・

来週は、そろそろ金ヶ崎(4月26日参照>>)だというのに・・・いつになったら長谷川光秀は染谷信長の家臣になるんやろ?

幕臣のままで、あの退き口(4月27日参照>>)殿(しんがり)云々の話は、どないするんやろ?

とまぁ、色々と、これからの展開が興味津々・・・

来週は久しぶりに川口帰蝶姫も出るようなので楽しみにしながら待っております。

★来週、もしくは、これから起きる出来事は…
 いよいよ信玄登場?
 ●【今川館の攻防戦】>>
 ●【家康の遠江侵攻】>>
 ●【家康が引馬城攻略】>>
 ●【今川氏滅亡~掛川城の攻防戦】>>
 朝倉関連
 ●【手筒山・金ヶ崎城の攻防戦】>>
 ●【危機一髪~金ヶ崎の退き口】>>
 ●【金ヶ崎の退き口で殿の秀吉は…】>>
 来週から出る筒井順慶の
 ●【松永久秀VS筒井順慶~筒井城攻防戦】>>
 ●【松永×三好・筒井の大仏殿の戦い】>>
 ●【松永久秀VS筒井順慶~辰市城の戦い】>>
 ●【筒井順慶の吉野郷侵攻~飯貝本善寺戦】>>
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2020年10月19日 (月)

大河ドラマ『麒麟がくる』第28回「新しき幕府」の感想

 

久々に、武将同士の駆け引きや腹の探り合いの場面が多くて、個人的にはウキウキ気分大河ドラマ『麒麟がくる』第28回「新しき幕府」の感想です。

ナレーションでしたが、上洛後の三好とのなんやかんやも語られたし、将軍就任や仮御所の本圀寺の変も描かれ、それに伴う桂川の戦いも会話から察する事ができたし、これキッカケの二条城の築造もしっかり描かれてましたね。
●【義昭を奉じ~織田信長の上洛】>>
●【第15代室町幕府将軍・足利義昭 就任】>>
●【本圀寺の変と桂川の戦い】>>
●【本圀寺の変からの二条御所の築造】>>

ただ、今回の本圀寺の変には、、、
攻撃側(三好勢)には信長に岐阜(美濃)を奪われた斎藤龍興がいたはず、

一方で、
防衛側(将軍側)には三好三人衆と袂を分かった三好義継がいたわけで。。。

まぁ、斎藤龍興からの岐阜奪取は、ほぼナレーションだったし、
三好義継は本圀寺の援軍として駆け付けるだけだし、そもそも誰が義継で誰が三人衆なんだかわからないモブキャラだったので仕方ないのかも知れませんが、

龍興の父は、主人公の大親友だった海猿伊藤義龍ですし(第19回参照>>)
義継の父(養父)主人公が命懸けで(大ケガしてた)助けた三好長慶なわけですし(第6回参照>>)

前半部分で、けっこう丁寧に描いていた人たちの後継ぎさんなんですから、せめて、もう少しスポット当てて、その因縁めいた雰囲気を醸しだしてみても良かったような~
↑コレはあくまで「歴史は大河の流れのようにつながっていく」と考える私の個人的な好みですが…

に…しても、
二条城の構築現場にて展開されたお地蔵さんの扱い方の是非。。。

神も仏も信じず、お地蔵さんの頭をペチペチしちゃう染谷信長と、その態度に不信感を抱く長谷川光秀・・・

おそらく、ここが、この先の比叡山焼き討ちや本能寺の変につながっていく二人の間の隙間風になるんでしょうけど、
(後日、光秀構築の福知山城にはいっぱい石仏が使われてる事はスルーなのかな?)

なんか、今日の信長さんは、いつの間にか定番の信長さんになってる。。。

確か、最初は「これまでにない信長像を描く」というフレコミで、文字通り、そんな風な染谷信長だった気がするんですが、ここに来て、いきなり定番の鬼のような信長になってしまったような。

光秀は光秀で、なんか急にエラそうな感じになってるし・・・

不肖私、情けない事にキャラ変についていけてない(ToT)
しかも、無言の演技が多い今回の長谷川光秀は、未だに、その心も読めないでいます。

これが、信長もしくは秀吉が主役のドラマで、光秀が敵役あるいはライバル的立ち位置の人なら、「何を考えているかわからない=心の読めないキャラ」という設定で充分通用するし、そういう描き方もアリだと思うんですが、
今回は主役ですからね~

主役の心が読めないと、見てる側は、なかなか共感できないわけで・・・ともに怒り、ともに戦いたい視聴者の一人としては、ちょっと寂しいです。

そこを、埋めるために、わざわざ将軍様とともに地下の隠し部屋に入って思い出話に花を咲かせたのかも知れませんが、やはり、あそこは、将軍様の護衛はモブキャラの誰かに任せてでも、主役には最前線でカッコ良く戦って欲しかったです。
(思い出話は、また別の機会に…)

ま、「将軍を守る」「父の代から土岐氏が主君」は、後の本能寺の変の動機につながるための伏線かも知れないですが・・・(♪時は今…♪やからね)

とは言え、その将軍=滝藤義昭さんは良いですね~
これまで抱いていた足利義昭のイメージとは違いますが、滝藤さんの演技が素敵なので、あれはあれでドラマとしてはアリな気がしてます。

また、初登場でいきなりの悪役臭プンプンの摂津鶴太郎さんも小気味良いですね。
この先、どんなイケズな計略をされるのか?楽しみです。

楽しみと言えば、今回は名前だけ出た筒井順慶・・・
順慶は大和郡山城を構築する際に光秀から色々教えてもらったとされるし、例の洞ヶ峠の一件(6月11日参照>>)もあるので、おそらく、これから、長谷川光秀と仲良くなるんでしょうね。

予告編では染谷信長がデッカイ石をなめるように見てたので、ひょっとしたら管領=細川昭元(晴元の息子)の屋敷跡から藤戸石(ふじといし)を運ぶ場面があるのかも知れません。('-'。)(。'-')。ワクワク

来週、もしくは、これから起きる出来事は…
 いよいよ信玄登場?
 ●【今川館の攻防戦】>>
 ●【家康の遠江侵攻】>>
 ●【家康が引馬城攻略】>>
 ●【今川氏滅亡~掛川城の攻防戦】>>
 朝倉関連
 ●【手筒山・金ヶ崎城の攻防戦】>>
 ●【危機一髪~金ヶ崎の退き口】>>
 ●【金ヶ崎の退き口で殿の秀吉は…】>>
 あと吉田久秀の会話でサラッと語られただけの
 ●【松永×三好・筒井の大仏殿の戦い】>>
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2020年10月12日 (月)

大河ドラマ『麒麟がくる』第27回「宗久の約束」の感想

今日は、ちょっと辛口でゴメンナサイな大河ドラマ『麒麟がくる』第27回「宗久の約束」の感想です。

のっけから、
将軍らしくない滝藤義昭の事を
「6歳で寺に預けられて僧侶としてお暮しになったので…」
て・・・

いやいや、
跡取り以外の武家の子息が、幼い頃に寺に預けられる事は、当たり前とまでは言わないものの、戦国ではよくある話です。

当主候補が複数いる中では、幼いうちに「跡取りではない」事を明確にしておかないと、のちのち後継者争いでモメたりしますからね。

しかし、一方で、
世は戦国ですから、その当主候補が先々も万全である保証はないわけで・・・
その時に、寺に入っていた子息が即座に還俗(げんぞく=出家していた人が一般に戻る事)して後を継ぐのです。

思うに、幼き頃に寺に預けられた彼ら(一般的に次男や三男等)は、イザという時のピンチヒッターとして寺に入ってるだけなんじゃないのかな?

なんせ、寺に入って出家してる=俗世間とは縁切ってる状態なので、寺にいる間は後継者候補とはみなされないぶん、ライバルから命狙われる確率も少ないわけで・・・(もちろん例外的に命狙われる場合もあるでしょうけど)

実際、第6代将軍の足利義教も寺にいたし(6月24日参照>>)

なかなか子供ができなかった8代将軍の足利義政は早く後を継がせいがため弟の義視(1月7日参照>>)をわざわざ還俗させましたし(義尚が生まれたためにややこしくなりましたが…)

龍造寺隆信なんかは、少弐(しょうに)に一家斬殺された中で(寺に預けられてたおかげ?)の生き残りですし(1月11日参照>>)

なんなら、このドラマにも登場した今川愛之助義元さんも4歳で寺に預けられながら(6月10日参照>>)も、桶狭間(おけはざま)の頃は東海一の弓取りになってますが、初登場の頃から、そんな描写(寺で育ったから武将としての自覚がない感じ)は無かったですよね?
むしろ、これまでのおじゃる感を払拭するような名将に描かれてました。

なのに、なんで、この滝藤義昭だけ、寺で育ったせいで名刀見てビビるような人に描かれているんでしょう?
一つのドラマ内で、2種類のポリシーがあるのは、ちょっといただけない気がします。
(将軍を演じておられるのが滝藤さんなので、どこかでキャラが豹変する設定なのかも知れませんが…)

そんな中、染谷信長が、
「三好勢の戦力と、朝廷の意向(現在の義栄を見限り義昭を推挙してくれるかどうか)を探ってくれぬか?」
長谷川光秀に問い、
「やってみましょう!」
と光秀が颯爽と答える場面には、
「よっしゃ~!やっと光秀か活躍する~」
と、惚れ惚れしましたが・・・
(信長が浅井長政に会いに行く話をしてくれたワ…6月28日の前半部分参照>>

残念ながら、何の事はない、結局、駒ちゃんと伊呂波大夫からの情報頼みでした。

そんな駒ちゃんの紹介で陣内宗久と面会する長谷川光秀・・・

ここでの陣内さんのセリフが長ければ、駒ちゃんのセリフも長い・・・ほんで、その後に光秀登場しますが、駒ちゃんの主役感がハンパない。

これまで、ずっと思ってました。
長谷川光秀が主役で、主役の特権フルに使って、何もしてないのにアゲアゲされまくってるにも関わらず、なぜか主役に見えない・・・と、

脚本家さんのインタビューを見て、ようやくわかりました。

どうやら、今回の大河は、これまでにはない「市井の人たちの目線」での戦国を描きたいのだと・・・

よくある「戦国武将の国盗りの物語」「群雄割拠の覇権争い」ではなく、
戦いに巻き込まれ、家を焼かれ、
「もう、誰でも良いから とにかく、戦いの無い世にして~」
って思ってる市井の人々。

なので、架空の人物である駒ちゃんに、あんな重要な事を長々と話させ、政治にも関与させるんですよね?

なるほど…これまでの大河にない新しい描き方である事は確かです。

それなら、番組開始前の「今年の大河は明智光秀が主役」とのフレコミはいらなかった?気がしないでもないですが、この描き方が成功か否かは、最終回まで待たないと何とも言えませんね。

ただ、市井の歴史好きとしては、
滝藤義昭&染谷信長の上洛した際の
「すでに三好勢は京にいなかった」
というナレーションで、あたかも、その時点で事が完結したかに思えたのが気になりました。
(↑これは個人の感想…そう思ってない方もおられるでしょう)

そもそも畿内というのは、京の周辺にある山城(やましろ=京都府南部)大和(やまと=奈良県)河内(かわち=大阪府東部)和泉(いずみ=大阪府南部)摂津(せっつ=大阪府北部と兵庫県南東部)の5つで京の都そのものは含まれません。

確かに畿内を牛耳ってる三好(三人衆)勢なので、その真ん中にある京も、事実上掌握してたと思いますが、本拠ではないし、そもそも担いでる将軍=義栄も、1度も京都には入ってません。

この時期に三好勢が本拠としていたのは、
京都府内では勝竜寺城(しょうりゅうじじょう=京都府長岡京市)淀城(よどじょう=京都府京都市伏見区・淀古城)
あとは大阪方面の芥川山城(あくたがわやまじょう・芥川城とも=大阪府高槻市)高屋城(たかやじょう=大阪府羽曳野市)飯盛山城(いいもりやまじょう=大阪府大東市)くらい??
(上記の勝竜寺城や淀城は「京の都」ではないです)

もうチョイあったかも(何か忘れてる気がするww)ですが、とにかく、京の都に、屋敷はあったとしても、城的な物持ってるのは将軍くらいです(寺が武装してる感はあります)

今では、京都というと京都府全体か、あるいは、いわゆる京都観光する京都市とその周辺も含まれたりしますが、

この時代の京の都は、上洛という言葉でもお察しの通り洛内の狭い部分だけですから、細川勝元応仁の乱のために構築した船岡山城(ふなおかやまじょう=京都市北区)がギリなものの、洛内に城的な物を将軍以外が建てるのは豊臣秀吉天下統一の時代(将軍じゃないけど関白なんで)まで無かったように思います。

何が言いたいかと言いますと、いずれにしても、遠征での戦いではなく、敵を迎え撃つ戦いなら本拠の城に籠るか、勝手知ったる場所を選ぶのが得策だと思えるので、信長が来た時点で洛中にはいないのは当然なんじゃないか?と・・・つまり、京の都争奪の戦いは、ここからであって、「信長が京都に来て、三好が京都を去った」では終わったわけではないという事です。

ちなみに史実での、上洛後の信長は、10月2日~13日までの11日間、芥川山城に滞在していて、その時に、今井宗久やら松永久秀やら三好義継(←義栄が14代将軍になった時点で三好三人衆とは袂を分かってます)といった多くの人たちが列をなして信長に面会しに来てますが(9月7日参照>>)

私個人的には、この「芥川山城に滞在」して「そこに皆が列をなして…」というのが、とても重要な事のように考えてます。

というのは、この芥川山城が、かの三好長慶が戦国初の天下人として畿内を掌握していた場所(5月9日参照>>)だからです。

前政権の本拠地をぶん取って、そこから内外に自分が牛耳った事を示すのが重要だったのではないか?と。。。

ま、そこらあたりは翌週から、しっかり描いてくださる物と期待しておしますが・・・

たぶん来週、もしくは、これから起きる出来事は…
●【第15代室町幕府将軍・足利義昭 就任】>>
●【本圀寺の変と桂川の戦い】>>
●【本圀寺の変からの二条御所の築造】>>

★時間がないので、たぶんスルーやけど
 上洛してから2か月間に起こった事

●【信玄が駿河に進攻~薩埵峠の戦い】>>
●【今川館の攻防戦~信玄が駿河を攻略】>>
●【家康の遠江侵攻】>>
●【家康が引馬城攻略】>>
●【今川氏滅亡~掛川城の攻防戦】>>

 

追記:
言い忘れました~

最後に、
「ワシの家臣になるか、将軍の配下になるか、すぐに選べ」
っていう染谷信長の問いに
「将軍様です」
って、あんなにハッキリ答えたら、今度、信長の家臣になる時、メッチャ気まずいですが、大丈夫なんやろか?
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2020年10月 5日 (月)

大河ドラマ『麒麟がくる』第26回「三淵の奸計(かんけい)」の感想

 

今週は駒ちゃんが出なかった大河ドラマ『麒麟がくる』第26回「三淵の奸計(かんけい)の感想です。

そうですか~
先週のチュウ太郎のくだりは、今回への準備だったわけですね。

にしても、
谷原三淵のアタックチャンスが幼子の毒殺だったとは、何だか後味が悪い。。。

いや、解りますよ。
世は戦国なんですから、幼子と言えど、大国の跡取りになる人物・・・
子供だから…と情けをかけていてはやっていけません。

実際にも、義景の長男は、家内の勢力争いによって毒殺された可能性が高いわけですが、それをドラマの中で「(現段階で)主人公側の人がやっちゃう」ってのは、どうなんでしょう?

もちろん、ドラマでは誰に毒を盛られたかは明らかではありませんが、今回の題名が三淵の奸計(かんけい=悪だくみ)ですからね~やっぱり、そうなんでしょうね。

でも、だとしたら、長谷川光秀は、何であんなにユースケ・アサクラに上洛を勧めてたんだろう?

確か・・・
光秀から見た滝藤義昭に対する印象を聞いて、最初はそうでもなかったユースケ・アサクラに
「でも、力のある大名が手助けすれば…」
とか言って、ノリ気にさせてましたよね?

なのに、「器じゃない」とか言い出して、手のひら返しで染谷信長一本にしちゃう・・・一旦、ノリ気のなったのを諦めさせるための長男毒殺??なのだとしたら、ちょっと悲しい。。。

まだ、朝倉内のお家騒動の方が納得できる気がします
(ドラマ内でもお家騒動が原因という設定なのかも知れませんが、だとしたら「三淵の奸計」という題名にしたのが??)

にしても、息子が亡くなった後でも、ユースケ・アサクラは滝藤義昭らの「岐阜に行く」手紙にご立腹で、未だ、上洛したがってる感ありましたが・・・(実際にはかなりショックを受けて、しばらく内政が手につかなかったようですが…)

一応、定説では、
朝倉義景は足利義昭を越前に保護する事には積極的で、なんなら、幽閉されていた興福寺を脱出する時点から密かに協力していたとも言われますが、一方で、上洛に関しては終始乗り気ではなかったとされています。

もちろん、コレ(↑現段階で定説となっている歴史が絶対に正しいわけではありませんが、どのみちドラマ内でも信長だけが義昭を担いで上洛する流れなのでしたら、いらん事は言わんと、そのままユースケ・アサクラは上洛する気がないままでも良かったんじゃ?とも思います。

ただ、ひょっとしたら、今回のユースケ・アサクラの怒り爆発が今後の物語の展開に絡んで来るのやも知れませんので、油断できませんね。。。

ところで、今回で3回目の毒殺・・・
いつか長谷川光秀も毒盛られるんでしょうか?
そして、それを助けるのが、何にでも効く夢の薬を持ってる駒ちゃんとか?
そのために、長々と薬のくだりをやってるのかしらん(今週はなかったけど…)

実際に光秀は、丹波攻略のあたりでは、体調が檄ヤバだった(10月29日参照>>)みたいですが、その時に曲直瀬道三(まなせどうさん)(1月4日参照>>)の代わりに駒ちゃん活躍するのかな?

ところで、今週のドラマの前後では、実際には浅倉は毎年のように若狭に出兵(【朝倉義景の若狭侵攻】参照>>)してますが、そこのところは、まったくスルーで、ちょっと残念・・・ただ、松永久秀と三好が奈良でゴチャゴチャやってる(【大仏殿の戦い】参照>>)というのは、一応、セリフの中に出て来ましたね。

あと、
今のところ、ただの傍観者で、何をしたわけでもない長谷川光秀が、
誰もが信頼し、誰もが好きになり、誰もがそばに置きたがる設定・・・さすがに今回は、自分でも(なぜなのか)サッパリわからない」と言ってましたが、そのセリフをドラマ内で言っちゃうなら、こっちも外から「それはあなたが主人公だからですよ!」とツッコミたい。

私としては、
もう、そろそろ、その主人公の特権なしで、長谷川光秀が活躍するような展開になっても良いのではないか?と思っています。

未だに、信長にも義昭にも仕官していないため、重要人物に関わる時は、ほどんどが伊呂波大夫と駒ちゃん頼みになってしまっているのが気にかかります。

予告を見る限りでは来週も、駒ちゃんの紹介で陣内宗久に会いにいくようですが、できれば、そろそろ、どなたかの正式な配下となって、自らの力で人脈を広げつつ、歴史の表舞台に躍り出ていただきたいと、一ファンとして願っております。

そう遠くない未来、長谷川光秀が自らの才覚で大活躍する日を楽しみにしている今日この頃です。

たぶん来週、もしくは、これから起きる出来事は…
●【義昭の「僕を京都に連れてって」】>>
●【義昭を奉じ~織田信長の上洛】>>
●【六角承禎~観音寺城の戦い】>>
●【松永VS筒井~筒井城攻防戦い終結】>>
●【足利義昭が第15代将軍に就任】>>

あと、後の姉川の戦いで討死する遠藤喜右衛門さんのページの前半部分で、上洛目前の信長が、妹婿の浅井長政に面会したエピソードを書いておりますので、コチラもご参照のほど↓
●【遠藤喜右衛門、命がけの奇策in姉川】>>
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2020年9月28日 (月)

大河ドラマ『麒麟がくる』第25回「羽運ぶ蟻(あり)」…あくまで個人の感想です

 

今週の大河ドラマ『麒麟がくる』第25回「羽運ぶ蟻(あり)の感想です。

唐突ですが…
♪誰のせいでもありゃしない~
 みんな コロナが悪いのさ~♪
(古っww(#^o^#)by悲しき願い)

いや…ホンマ
前半、あれだけ丁寧に描いていた美濃の斎藤家の衰退を、ナレーションと口伝えでほぼほぼスルー。。。
前半、あれだけ染谷信長にアドバイスして作戦参謀のようだった帰蝶姫が清須にて子守り三昧のため出演無し。。。

しかも、その話を聞いた長谷川光秀が「へぇ~そうなんだぁ」と軽く右から左へ受け流す。。。
(信長に追放されたのは帰蝶姫にとっては甥っ子なんですが、その心中やいかに…)

せやね、後半、急がなアカンので仕方ないね~
と思いきや、
一方で謎の薬の転売ヤー少年に直談判しに行くお駒ちゃんの尺が長い。。。

残り時間が少ないのに、俳優さんのスケジュール調整が難しいのでしょうか?
なんだか、今回は描く部分と描かない部分の尺の取り方が変な感じでした。

おそらく作り手のスタッフの皆さまも、色々と思い通りにできなくて地団太踏まれている物とお察しします。

そのせいなのでしょうか?
登場人物が、だんだんおバカになっていってるような…
(主人公ageのために他を貶めてるのかな?)

まずは、
懐かしの明智荘へと帰還し、なぜか、ここで、死亡フラグを振りまくるように思い出を語るさゆりママ・・・
(もうすぐ死ぬの?って思っちゃった…おそらく死ぬのはあそこなんだろうけど)

「これもお前のおかげ」
的な言葉をさゆりママは息子に言ってたけど、光秀は去った後に明智荘について何かしてましたっけ?

美濃を平定したのは信長だし、現地に残って色々守ってたのは徳重伝吾さんたちですよね?
ま、戻って来ただけですご~く歓迎されてたので良かったですが…

そんな信長さんは
「みんなが喜んでくれるから戦は好き」
と笑顔で言い
「美濃取ったら、次は何したらえぇかワカラン」
と長谷川光秀にアドバイスを求める。。。

聞かれた光秀が
「誰も手だしできない大きな国を作りましょう」
と言うと、信長が
「大きな国ってコレくらい?」
と地図の一部を指せば、
「もっと」
と・・・
「ほなコレくらい?」
と地図の周りを回る信長。。。

このくだりは、
「私の事、どれくらい好き?」
「こ~んくらい!」
と、ありえないくらい手を広げて大きさ示す、つき合って間もないカップルのやり取りのようでした。
(↑コレはつき合い始めのみ許される行為である)

ユースケ・アサクラはアサクラで、大事な話を中断してまでの忠太郎探し。。。
もうコレは、わざとですよね。。。(長谷川さんのチュー顔も)

また、光秀が
「自分が仕えたかったのは義輝様」
と言って、向井将軍の死を惜しみ、そのために目標を失ったかのような発言も、ちょっと???でした。

確かに、向井将軍に心酔してた感はありましたが、かと言って、家臣にしてもらうために何か努力してたわけでもない。。。

世は、生き馬の目を抜く戦国なのですから、思った事は、素早く実行に移さないと…ね。

とは言え、先の信長と光秀の「大きな国」のくだりで、意気投合した風に見えて、実は二人の思い描く「大きな国」がちょっと違う感じを含んでいる演出はさすがでした。

光秀は、今回の「蟻」の話で見直した滝藤義昭という神輿を担いでの大きな国
一方の信長は、それまで井ノ口と呼ばれていた場所を、中国の「周の文王、岐山より起り、天下を定む」という故事にあやかって「岐阜(ぎふ)と名付け、斎藤家の稲葉山城も岐阜城に改め、あの「天下布武」の印鑑を、ここらあたりから使い始めるわけで・・・(ドラマにはまだ出てきてないけど)

光秀の
「畿内を手に入れる」
の言葉に、
「ほな、堺もか?」
と返す信長もイイv(^o^)v
(【本能寺の変と堺の関係】も参照してね>>)
そして京都では、
重要人物に出会う担当のお駒ちゃんが陣内宗久とニアミス。。。

アリが蝶を運ぶシーンとか、
子供相手に遊ぶ滝藤義昭さんに雅楽の嗜みが垣間見えるところとか、
Dscf1285pa900やっぱり美しい朝倉家の庭園とか→
チョイチョイ挟まれる小ネタのクオリティーの高さが、やっぱ大河やなぁ~って思います。

欲を言えば、やはりもうチョイ、三好一派(三人衆)を描いてほしい・・・

前回も、三好三人衆が出て来ないので、義輝さんの何がダメで義栄さんの何が良いのか?
なぜに義栄さんを推す一派と、義昭さんを推す一派が対立してんのか?
がよくわからない的な事言いましたが、やっぱり今週もわからない。。。

聞くところによれば、大河ドラマに第14代将軍の足利義栄が登場するのは初めてなのだとか…

せっかく義栄さんが出るんですから三好三人衆も…そして今後は、その対立の構図が見事に描かれる事を希望しております。

来週も楽しみにしてます。

たぶん来週、もしくは、これから起きる出来事は…
●【義昭の「僕を京都に連れてって」】>>
●【松永VS三好と筒井順慶の大仏殿の戦い】>>
●【朝倉義景の若狭侵攻】>>
●【義昭を奉じ~織田信長の上洛】>>
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2020年9月21日 (月)

大河ドラマ『麒麟がくる』第24回「将軍の器」…あくまで個人の感想です

「アバン死」という言葉を初めて知った今週の大河ドラマ『麒麟がくる』第24回「将軍の器」の感想です。

「アバン死」「アバン」「アバンタイトル=オープニングタイトル前」の事だそうで、つまりはオープニングのタイトルが出る前に死んでしまった・・・という事で、

いやはや、「ナレ死」という言葉は存じておりましたが、「アバン死」は、この歳になって初めて知りましたわ。

まさにアバン死だった向井将軍様・・・
しかも、予想に反したアッサリ感、
さらに真夜中ではなく早朝・・・
まぁ、暗殺時期が5月半ば(旧暦だと真夏)なので、向井将軍様がお亡くなりになる頃には、もうすっかり太陽も昇ってましたね。

有名な畳に名刀を差して、2~3人斬ったら刀変えて…のシーン(【足利義輝の壮絶最期】のページ参照>>)が無かったのは、今回の気品あふれる爽やか向井将軍に合わせての演出だそうで、演出家の方が、向井さんのギラギラしてる感じを出したくなかったからだそうです。

とは言え障子で抑えられるシーンはあったので、このあと障子一面に血が飛ぶのか?と思いきや、障子越しに斬りまくられても、まったく血が流れなかったのも、
そういう事なんでしょうねぇ。

まぁ、ギラギラ感は好みの問題もあるし、爽やか向井将軍に残虐なシーンは似合いそうにも無いので、それはそれでアリかも知れません。

ところで、あくまで「好みの問題」で言わせていただくと、
向井将軍の暗殺に憤慨した長谷川光秀が、吉田久秀に文句言いに行き、その流れから、久秀が光秀に鉄砲を握らせて「撃ってみろ」的なシーン・・・。

時代劇には、たまにあるシーン(「西郷どん」でもロシアンルーレット的な事やってた)ですが、個人的に、ああいう演出はあまり好きではありません(←あくまで個人の好みです)

戦国にしろ、幕末にしろ、戦時下では命がいくつあっても足らない=明日をも知れぬ命なのは確かですし、一か八かの命懸な出来事も、勝ち目の無い戦に死を覚悟して挑む事も多々あったと思いますが、
だからこそ、命は「ここ1番」という重要な時に捨てる覚悟を持つ物であって、何かよくワカラン駆け引きや、相手を試すような事に使うべきでは無い気がしています。

あそこで光秀が撃ったら、それで久秀は終りですよね?
(撃たへんけど…)
(ただ、撃たへん事がわかってるので白々しい演出に見えたけど、もし久秀がここで死なない事を知らなければ良い演出なのかも?)

今回の場合は、吉田久秀が
「向井将軍の暗殺は息子たちの暴走で、それを止められなかった自分が情けない」
的な心の内が本心であるという事を証明するために、あのような展開になったのかも知れませんが、

アレがあっても、吉田久秀の言ってる事が本心かどうかは、わからないですよね?

なぜなら、三好側(三好三人衆)がまったく出て来ないから・・・(モブキャラ兵ならいましたが)
三好側の中心人物たちをまったく描かないで、彼らの考えや方針など伝わるわけがありませんから、もはや、向井義輝様の何がアカンかったのか?さえ、私にはわからないまま退場されてしまいました。

時間の関係やら予算の関係やら、色々あるのかも知れませんが、この後、信長の上洛戦や、その後の本圀寺や筒井順慶とのアレコレ&石山本願寺とのアレコレでもガッツリ絡んで来る三好三人衆なので、ここらあたりで是非とも登場しとしていただきたいんですが・・・このままずっと、吉田久秀が三好三人衆の代弁をするのは難しい気がしてます。

難しいと言えば、
関白ともあろう御人が、真昼間、三好の兵に連行されるかのように、街中をウロウロするのってアリなん?

身分の高い人は輿が牛車で、自分の足で道を歩くのは三流貴族・・・っていうのは平安時代の話ですが、戦国は、もうそんな時代では無かったんでしょうか?(今度調べてみよう~と)

ところで、先週に引き続き、またもや出ましたね~豹変組。

これまでは、あまり関心ないご様子だったユースケ・アサクラが、
「滝藤覚慶(義昭)が将軍の器であるならかくまう覚悟がある」と・・・

そのイキナリぶりにも驚きましたが、
なんで、その事を手紙に書いて久秀に送るかも謎なら、その器の見定め役を光秀にさせるのも謎・・・

「その手紙を久秀が光秀に見せずに捨てる」という考えは無しなん?
「将軍の器の見定め」なんて重要な事、一介の浪人にさせて大丈夫なん?
だってユースケ・アサクラは、まだ、長谷川光秀が「使える」か「なまくら」かも見定めてないんですよね?

さらにビックリなのは
滝藤覚慶に会った光秀の返答が「×」「覚慶は将軍の器ではない」だった事・・・

まぁ、今回の滝藤覚慶さんは、私が思ってる将軍=義昭とは違うイメージなので、それこそ、還俗した後に豹変されるのかも知れませんから、今の段階では、何とも言えませんが、そもそも、この時点では、血筋的に三好の推す義栄に対抗できる人は覚慶しかおらず、器もクソも無い気がするんですが・・・

Asikagakuboukeizu3 足利将軍家&公方の系図
(クリックで大きくなります)

なので、器もクソも、例えボンクラでも、結局は、ユースケ・アサクラがかくまうんでしょうけどね。

 

とは言え、来週は、いよいよ、岐阜を手に入れた染谷信長と対面し、義昭奉じての上洛の話をし、予告を見る限りではヘッドハンティングされるようなので、ようやく、歴史上に登場する明智光秀を長谷川さんが演じる事になりそうなので、楽しみです。

ここからは、怒涛の如く出世していくのかな?
ワクワクですo(@^◇^@)o

たぶん来週、もしくは、これから起きる出来事は…

●【義昭の「僕を京都に連れてって」】>>

ドラマではすでにしてるっぽいけど↓
●【信長が稲葉山城を陥落させる】>>

ほんで以って飛ばされるかもやけど↓
●【松永VS三好と筒井順慶の大仏殿の戦い】>>
●【朝倉義景の若狭侵攻】>>

そんなんがあってからの↓
●【義昭を奉じ~織田信長の上洛】>>

果たして六角さんは出るのか?出ないのか?
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2020年9月14日 (月)

1回飛んでからの~大河ドラマ『麒麟がくる』第23回「義輝、夏の終わりに」の感想

 

いやはや…「義輝、夏の終わりに」という題名だったので、てっきり向井将軍様は、今週、逝かれるものと思ってましたが、まだ、次回でしたか~

これまで剣豪っぽい場面を見た記憶が無いので、今回の題名を見て、それこそ最期は剣豪将軍らしく、大立ち回りをして華々しく散られる様を期待していたのでチョッピリ肩透かしを喰らった大河ドラマ『麒麟がくる』第23回「義輝、夏の終わりに」の感想をば、チョコっと。

ま、向井将軍様は気品があり、カッコ良く、それでいて理想を叶えられなかった物悲しさもあり…それが、もう1週見られる事は、それはそれで良いのですが、題名の「義輝、夏の終わりに」は、「義輝、夏の終わりに」ではなく、「義輝、夏の終わり」だったんですね。
(↑ご本人が「私の夏は終わった」と言うてはりました)

それにしても、前回と今回、よく見ると、脚本家さんも演出家さんも違うんですね~

それでかな?

前回、
向井将軍が、
三好長慶(みよしながよし)のせいで、自分の思うようにできない」
からの
「長慶を暗殺しろ」
的な事をのたまい、
それを聞いた長谷川光秀は、ハッキリとOKしたのかは微妙なものの、
「何て事を言うんですか!」
みたいな否定的な言葉は言わず、なんとなく(暗殺を)承諾?したように見えましたが…

なのに、今週は、
「価値の無い将軍はいらない」
という吉田久秀に、
「なんで、サポートしなかったんですか!」
的な文句を垂れ、
「したよ~ でも限界だよ~」
と言う久秀とともに、悔しがってた。。。

いやいや…久秀は長慶の家臣ですがな。

今回の光秀の、この言い分は、自分(久秀にとっては主君)の事を「邪魔だ」「暗殺しろ」と言う将軍のサポートをし続けろって事ですから、それは無理難題・・・てか、前回と今回で思想が変り過ぎではおまへんか?

ま、思想が変り過ぎは、眞島藤孝さんも、同じですがねww
前回は、
「別人のようにふさぎ込んでる将軍様を慰めてやって」
的な事言って、長谷川光秀を京に呼んだにも関わらず、
今回はもう、向井将軍をすっかり見限って、弟の滝藤覚慶(後の義昭)にベッタリ…
(↑藤孝は、何か決め手となって向井将軍を見限ったのかも見たかった)

実際、先週は大型台風が来て大河ドラマが1週飛びましたが、なんだか、そこに、放送されなかった1回があったかのような豹変ぶりに、ちょっと戸惑ってしまいました。

染谷信長に仕え始めた佐々木藤吉郎(後の秀吉)もそうでしたね。
まだ「百人組」の頭という下っ端なので、細かなエピは無いなら無いでも物語は成立しますが、今後、トップクラスの重要人物・・・てか、なんなら、これからの後半戦は長谷川光秀と染谷信長と佐々木藤吉郎が主役=三本柱なのですから、個人的には、もうチョイ藤吉郎仕官のエピが欲しかったです。

だって今回、東庵伊呂波大夫架空=三本柱のエピが、かなり長かったから・・・
色んな事があって、最終回まで急がねばならなくなった中で、あれだけの時間かけて、駒ちゃんの薬の話をするのは、この先、その薬がトンデモない重要なアイテムになるからなんでしょうか?

ここまで来たら、そういう重要な事への伏線と思いたいです。

とは言え、これまでに登場した稲葉山城明智城には無かった天守が、久秀の多門山城(【松永久秀の築城センス】参照>>)にはしっかり描かれてした事は、歴史好きとしてはウレシイ(だから大河が好き!)

できれば、絶賛盛り上がり中の信長の小牧山城の外観も見てみたかったですが(欲は言いますまい)

あと、今回、真夜中に目が覚めて「誰かある」と呼ぶ向井将軍の哀れさ・・・
一般的な時代劇なら、殿様が「誰かある」と呼べば、最後の「る」が聞こえるか聞こえないかの素早さ=「お前、絶対、襖の真ん前に、ずっとおったよな?」的なタイミングで、誰かが「ははぁ」と出て来るはずなのに、今回は、呼べど呼べど誰もいない・・・

人影の無い庭と相まって、寂しさ、空しさ、哀れさが見事に描き出された名場面でしたが、
将軍様、部屋を出るときは、刀一振りくらい持ちましょうよ。
まして、狙われてる事知ってるんですから、そこは、もそっと注意した方が良いです。

ところで、そんな将軍の寂しさは、実際の義輝さんも同様だったかも知れませんね。

なんせ、『万人恐怖』やら『魔将軍』やら『悪御所』やらのニックネームをつけられるほどの暴君(2016年6月24日参照>>)だった第6代室町幕府将軍=足利義教(あしかがよしのり=義輝の高祖父)でさえ、嘉吉(かきつ)の乱で暗殺されたら、犯人は身の危険を感じて領国へ逃げ、それを山名宗全(やまなそうぜん=当時は持豊)ら幕府の人間が追討するという形になったわけですが(2009年6月24日参照>>)

向井さん演じる今回の義輝の場合は、犯人を追討しようなどどいう武将はおらず、逆に、犯人たち(とおぼしき人物)が推す足利義栄(よしひで=義輝の従兄弟)朝廷からの宣下を受けて14代将軍になっちゃうわけですから・・・

おそらく、本当に、その権威は失墜していた物と思われます。

今回、そんな将軍の空しさ&哀れさを見事に演じられた向井将軍様・・・
次回の散り際も大いに期待しています。

(↓前回と同じではありますがm(_ _)m)
たぶん来週、もしくは、これから起きる出来事は…
●【足利義輝の壮絶最期】>>
●【足利義昭の興福寺を脱出】>>
●【信長の美濃侵攻~堂洞合戦】>>
●【信長の美濃侵攻~関城の戦い】>>
●【義昭の僕を京都に連れてって】>>
でどうぞ
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2020年8月31日 (月)

祝!再開…大河ドラマ『麒麟がくる』第22回「京よりの使者」の感想

 

待ちに待った大河ドラマ『麒麟がくる』第22回「京よりの使者」の感想です。

まずは、予期せぬ事で休止となる中、復活に向けて頑張られた演者&スタッフの皆さま、再開ありがとうございます。

脚本の変更やスケジュールの調整、感染防止の徹底に、ご苦労なさってる事とは存じますが、近年屈指のオモシロイ大河ドラマ…また、毎週見られる事は、一ファンとしてうれしい限りです。

とは言え、一応、ここは歴史ブログ。
今回、いきなりの桶狭間から4年・・・という事なので、まずは、この間に起こった、麒麟関係で避けては通れない出来事は整理しておきましょう。

で、この最後の永禄七年(1564年)が桶狭間から4年後の年になるわけですが、今回描かれたのが、この永禄七年のいつ頃かが微妙なのでアレですが、上記の通り、実際には、かなり状況が変化してます。

おそらくは、放送に間が空いたので、その間に4年過ぎた感じにして、途中にあった出来事はおいおい回想みたいな感じで語られるのだと思いますが、ご覧の通り、三好長慶は立て続けに弟を失っていて、晩年は鬱状態になってしまってたので、ドラマで描かれたほどの三好全盛期ではすでになく、もう三好家は衰退の影が見えている状況だったと思われます。

かと言って、将軍の権威が復活する事もなく・・・
なので、あの荒れた感じの何とも悲しい向井将軍の描き方はお見事やと思います。

…にしても、やはり今回も主役の特権で将軍に重用されてましたね~長谷川光秀。。。

フットワークの軽い眞島藤孝さんが、供もつけずに越前までやって来て、
子供に読み書きを教えてるだけのワリには立派になってた光秀宅で気楽に談笑・・・

なるほど~貧乏所帯の中で、奥さんがどこからか調達した酒や食材を友人に振舞うエピソード(10月18日の後半部分参照>>)はここに入れてきはりましたか~\(^▽^@)ノ

けど、尾頭付きがお客さんにだけ・・・てのは、どうなんでしょう?
私なら、、、なんか、自分だけやと気つかうわ~

そこは、軍記物のエピソードのように、あの美しい髪の毛を売って、もう一匹ダンナのぶんもあった方が良かったかも。。。

とは言え、この先を匂わせるお玉ちゃん(光秀の次女)と藤孝さんの赤ちゃん抱っこシーンは、フッと苦笑いしながら見てしまいました。

ただし、お玉ちゃんが藤孝を好きなんじゃなくて、藤孝の息子がお玉ちゃんを好き過ぎて束縛モラハラ夫になるんですけどねww(7月17日参照>>)

ま、それでも光秀さんは主役なので、特権乱用はOKですが、なぜにお駒ちゃんまで・・・ホント、主役並みの特権をお持ちで

今回もまたまた、駒の特権で、関白に会い、次期将軍に会い・・・まさかまさか、あれだけお駒ちゃんのケツを追っかけてた秀吉が、この4年の間にシレッと寿退場した代わりに、関白や次期将軍がお駒ちゃんに惚れ惚れしちゃうってな事は無いでしょうね~←コレは無い事を祈ります。

ところで、その初登場の次期将軍(覚慶・足利義昭)・・・あの慈悲深い姿はポーズなんでしょうかね?

なんせ、演じておられるのが滝籐さんなので、何かウラがありそうでタマラン(><)

に、しても、ユースケアサクラと光秀の関係が、も一つ微妙・・・

浪人て言ってるので、ただの大家と店子なのか?
でも、京都に行くのに許可取らんとアカンの?
「逐一報告せよ」って言ってるワリには間者として雇ってくれたわけでもなし、
「妻子は面倒みる」って言っても、やさしさというよりは人質っぽい感じしたし・・・

なのに、独断で向井将軍に染谷信長を紹介しちゃって大丈夫?
しかも、その向井将軍は長慶の暗殺命令なんか出しちゃって大丈夫?

ま、大丈夫じゃないから来週は「義輝、夏の終わりに」って事になるのでしょうね~

えぇ?(@@;)「夏の終わりに」って何?
義輝さんのアレは5月=夏の初めですよね?
「夏の終わり」は、どちらかと言うと次期将軍=弟の興福寺脱出ですよね?

ま、とにもかくにも、ここまで剣豪っぷりのカケラも無かった向井将軍の壮絶な立ち回りが見られるかも知れない来週に期待大!です。

あぁ、楽しみだわ

たぶん来週、もしくは、これから起きる出来事は…
●【足利義輝の壮絶最期】>>
●【足利義昭の興福寺を脱出】>>
●【信長の美濃侵攻~堂洞合戦】>>
●【信長の美濃侵攻~関城の戦い】>>
●【義昭が謙信に上洛要請】>>
でどうぞ
(ネタバレになるかもですが…m(_ _)m)
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2020年6月 8日 (月)

これからしばらく麒麟が来ない大河ドラマ『麒麟がくる』第21回「決戦! 桶狭間」の感想

 

仕方ないけど、主役の光秀が単なる野次馬だった大河ドラマ『麒麟がくる』第21回「決戦! 桶狭間」の感想です。

解ってます!
解ってますよ~

未だ史料に登場していない時代に、変に長谷川光秀に何かをさせるわけにはいかない。。。
だけど、主人公だから登場させなきゃいけない。。。

脚本家さんの苦悩のご養子は痛いほど解っておりますが、今回の光秀は、完全にただの野次馬でしたね。

貧乏所帯なのに、どこからか馬を調達して清洲城に向かって行ったものの、染谷信長の隠し子抱いた川口帰蝶姫
「もう出陣しました」
って・・・完全に出遅れてるわ、途中で間宮左馬助が消えるわ、何をしたかった…いや、させたかったんだろ?

アッ!そうか~
桶狭間の戦いを終えた染谷信長に、どうやって調達したのか謎なキレイな水を差し出したかったんだぁ~←ってなワケではないですよねw

あ、でも、少し落ち着いて(見終わってからしばらくして)思い返してみると、この水を差しだして信長褒めのシーンがあったからこそ、見事に「エピソード1が完結」したっぽい感じで、しばしの休止に入る事ができるってことですよね。

そこはスタッフ様お見事でした。

以前の感想で、
本木道三が無くなって、明智城が落ちて、越前に逃亡するところで休止に入った方が良かったんじゃ?」
と、浅はかな事を申しましたが、今回、前半戦最大の盛り上がりの桶狭間と、その後の、この水やりシーンがあったおかげで、おもいっきり続きが気になるまま休止に入る事にならなくなったわけで・・・さすが、プロのスタッフ様のお仕事だと思いました。

で、桶狭間と言えば、
今回の「麒麟がくる」の桶狭間は、よくドラマで描かれる桶狭間とは、ちょっと違う雰囲気がしましたね。

よくドラマで描かれるのは、
陣幕の中、おもいっきし休憩しまくってる白塗り義元に、ジャジャぶりの雨の中、いきなり織田軍が奇襲をかけ、逃げまくる義元が・・・てな感じ?

今回は、それとは違う雰囲気で、やや小ぶりで迫力に欠ける感ありましたが、逆に、それが『信長公記』の記述に沿っていて、実際の桶狭間に近い気がしました。
●【桶狭間で義元を討った毛利新介と服部小平太】参照>>
片岡義元さんも、シッカリ戦うしねw

個人的には、今川家臣の岡部元信が義元の首を奪い返すシーン(2007年5月19日参照>>)もやってほしかったですが、それこそ、主役の光秀には関係ない事なので、今回はスルーで当然ですわな。

…にしても、今回の「麒麟がくる」の桶狭間のシーンは、大掛かりではなくこじんまりした雰囲気だったものの、そのぶん、映像技術のスゴさを感じたシーンでした。

毛利新介役の今井翼君がカッコよく飛ぶシーン・・・後ほど、じっくりコマ送りかスローで、もう1度見てみたいと思ってますが、あそこはワイヤーアクションやらCGやらを駆使して、これまでにないカット割りのお見事なシーンとなってましたね。
★追記:
愛之助さんの瞳に映るジャンピング翼を確認(@^-゜@)v

いやはや、最近はチャンバラも、こんな感じになりましたか~と、つくづく時の流れを感じる昭和世代です。

ところで、今回、染谷信長の隠し子紹介のシーンは、なかなかオモシロかったと思いますよ。

「こんな時に、自分以外に女性がいる事を知る帰蝶姫の気持ちは複雑なんじゃ?」
てな見方もあるようですが、それはちょいと現代人の価値観が強すぎるような・・・

そんな現代人の価値観を、うまく払拭できるように、「命懸けの出陣の時に子供を紹介する」という感じに、脚本家さんは持っていかれたんですよね?

そうです。
この戦国時代、殿様に後継ぎがいない状況だと、とっても不安なのです。

ま、実際には、信長さんはメッチャ弟いるので(異母弟含めるとあと8人くらいいる)何とかなりそうですが、ドラマには出てきてないし、出てた弟は殺しちゃったしですから、「死を覚悟してる」事を伝え、それとともに、もしもの時には・・・ってのを伝え、そして後継ぎ~ていう流れは思わず唸りました。
(側室の生駒の方については【信長、最愛の女性~生駒吉乃】>>でどうぞ)

一方、もう一人の隠し子(←ドラマ上出て来てないという意味です)
風間家康君の息子は、やっぱり、今川から奪回するタイミングで出て来るんですかね?

…というのも、今回、ドラマ内で、小者感満載の憎たらしいパワハラ上司だった鵜殿長照(うどのながてる)さん・・・実は、この後、家康が、とある戦いで、この方の息子(本人説もあり)を生け捕りにし、その昔、自分と信長兄が今川と織田の間で交換されたように、人質交換で以って息子(信康)(亀姫)(築山殿)を取り戻すんですよね~(8月29日参照>>)

今回のパワハラぶりは、その時の伏線と見たw

伏線と言えば、ちゃんが教えてもらった秘伝の薬は、何かの伏線なのか?
「何にでも効く薬」なのだから、今後、ものすご~く重要なシーンで、とてつもなく重要な事をしちゃうとか?

本能寺で火だるまの信長を助けたり…
天王山でズタボロの光秀を助けたり…
したら、最終回を迎えられないので、それは無いでしょうが、けっこう気になります。

…にしても、予告編を見る限りでは、いよいよ後半戦は、向井将軍様に代って滝藤将軍様や、クセ者の本郷前久様らがご登場のようで、メチャ楽しみなんですが、その予告編の最後が「本当に麒麟は来るのか?」ってなってますが、まさか、麒麟が来ないまま、来年の渋沢栄一さんが来ちゃうって事ではないですよね。

あくまで小休止ですよね?
と不安になりながらも、今回の桶狭間がかなり盛り上がったおかげで、その小休止の間も、今回の盛り上がりに浸りながら待つ事ができそうですが、

なんなら、次に麒麟がくるまでの間の大河名場面の再放送は、歴代大河の桶狭間シーンを集めて下さったりなんかしたら、いっそう期待して待つ事ができるのではないか?と…

とにもかくにも、再開を楽しみに待っておりますm(_ _)m
 

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2020年6月 1日 (月)

いよいよ桶狭間前夜祭~大河ドラマ『麒麟がくる』第20回「家康への文」の感想

 

今から、再来週はどうしよう?と思案しつつの大河ドラマ『麒麟がくる』第20回「家康への文」の感想です。

相変わらず、主人公より架空三人衆(駒&東庵&菊丸)の方が目立ってましたが、今回描かれた時期も、未だ光秀が歴史上には登場しない時代なので、そこは納得の範囲内です。

ただ、風間家康片岡義元も、東庵先生イロイロしゃべり過ぎなところは、ちょいと気になりましたが・・・
(セキュリティ甘いゾ)

そんな中、駒ちゃんがヘアスタイルを変えて、着物も何だか大人っぽくなってて、独り立ちっぽくお灸をして回ったりのイメチェン・・・そこに、いずれ薬マニアになるであろう風間家康を絡ませるあたりはニヤリとさせられる演出ですね。

それにしても、長谷川光秀は・・・
それこそ、今は亡き(先週ナレ死)伊藤義龍じゃないですが、
「お前はいったい何がしたいんだ?」
と聞きたくなるような不思議なアレコレ・・・

だって、越前に来た当時は、ユースケ・アサクラとはちょっと距離を置いて、住まいを借りるだけにしていたっぽいのに、今回は鉄砲の腕を見せつけて仕官を頼み、後半は、喰う米にも困るような貧乏生活なのに、どこからか馬を調達して来て、おそらく桶狭間へ直行・・・

しかも、予告を見る限りでは、参戦しに行ったのではなく、甲冑も着けない普段着のまま「見届け」に行くみたいやし・・・って、もはや、嫁と子供を養っていかなきゃならない身としては、ちょっと軽率ではないかえ?と・・・

とは言え、これも、どないかして主人公を名場面に絡ませないとドラマの盛り上がりに欠ける思った脚本家さんの苦肉の策という事で致し方ないのかも・・・です。

ただ、個人的に、どうしても、突っ込んでおきたいのが、あのユースケ・アサクラの蹴鞠(けまり)の場面を見た長谷川光秀の態度です。

朝倉家臣が「遊びです」とは言ったものの、
一方で、その蹴鞠の相手が「京都の公家」である事も言ってたはず・・・

この頃の蹴鞠や、歌会、
あと、もうすぐ出て来そうなお茶会も、
これらは、今で言うところの接待ゴルフです。

一昔前なら、
嫁=「あなた、日曜なのに、またゴルフなの?」
夫=「仕方ないだろ!ゴルフも仕事だ」
嫁=「゛(`ヘ´#) ムッキー」
なんて場面が、昭和のドラマにあったような気もしますが、

働く女性がバリバリ活躍する令和のこの時代、社会人はもちろん、女子供だって、もう気づいてますよ。

正式な会談ではない、ざっくばらんなオフレコで話す内容が、いかに重要で、そこから発展する事項が多々ある事・・・

なんせ、国家の首脳がゴルフして、両者の関係をアピールする時代なんですから・・・誰も、アレを見て「遊んでる」とは思わないですよね。

なのに光秀は気づかない・・・気づかないどころか、その言葉通りに「遊んでる」と思って憤慨し、どうやら「朝倉になんか仕官するもんか!」と思ったご様子。

残念ながら光秀さん、それでは出世できません。
その「来ている公家」が誰であるかくらい確かめないと・・・
(本来なら、話してる内容も聞きたいところですが…)

これまでの長谷川光秀が、出演者の皆々様から「優秀だ」と称され、アッチからもコッチからも引っ張りだこのモテモテ設定なのですから、それなら、このシーンはいらなかったような気がします。

せっかく、裏で川口濃姫にアドバイスして、水野のおいちゃんを呼びださせて染谷信長と会わせ、風間家康を今川から離反させようと画策した優秀さがブレブレになってしまいました。

とは言え、この離反作戦自体は、お見事でしたね~

今回のタイトルが「家康への文」だったので、いつぞやのファンタジー大河を思い出し、まさか
「光秀君よ、主役の特権使って家康に手紙出すんか!?」
と思ってドキドキしてましたが、なるほど、家康母ちゃんからの手紙だったわけですね~これはウマイ!

しかも、於大母ちゃんを演じた松本若菜さんの演技が、これまたウマイ!

わずか6歳で人質に出され(8月2日参照>>)、しかも、兄貴の水野のおいちゃんが織田に寝返ったせいで自分は離縁されて、1度も会えてない・・・

彼女の中では、未だ子供の姿のままの息子が、元服して出陣して、おそらく最も危険な先鋒を受け持つ・・・涙しながら、息子の無事を願う母。

まるでBGMに♪母さんの歌♪が流れて、立て籠もり犯を説得せんが勢いの名場面を、松本於大さんが見事な演技で魅せてくれはりました。

なのに、予告を見る限りでは離反工作は失敗する模様・・・
なんで?
「そう来たか!」
「コレ(母の願い)やったらイケる!」

と思った私の気持ちを返してくれ!

とまでは、言わないですが、おそらくは史実通り、義元の死を知ってから家康さんは決意する展開になるのかな?
【桶狭間の戦いの時の徳川家康】参照>>
水野のおいちゃんも、手を貸してくれそうやし・・・

とにもかくにも、いよいよ来週は「決戦!桶狭間」

次に「麒麟がくる」その日まで、桶狭間の余韻に浸りながら待っております!

★このあたりの予習復習ページ↓
 ●【家康初陣~三河寺部城の戦い】>>
 ●桶狭間の戦い
  【今川義元の行軍ルート】>>
  【一か八かの桶狭間の戦い】>>
  【二つの桶狭間古戦場】>>
  【義元を討った毛利新介と服部小平太】>>
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