2021年1月25日 (月)

背中押されまくりの大河ドラマ『麒麟がくる』第42回「離れゆく心」の感想

 

ドラマの中では、いっこうに丹波攻略に行かない長谷川光秀が心配な大河ドラマ『麒麟がくる』第42回「離れゆく心」の感想です。

確かに、明智光秀有岡城に籠城した荒木村重の説得に行ってますが…
(12月8日のページの真ん中あたり参照>>)

だとしても、主君にナイショ(っぽい)敵対中の毛利の庇護を受けてる滝藤公方様に会いにいっちゃうって・・・
しかも、のんびり釣をしながら、
「京へお戻りになりませんか?」
「信長様は私が説得します!(キリッ)
って、
公方様が
「信長のいる京には戻らぬ」
と断ってくれたから良かったものの、
これまた勝手に無理な約束を・・・

しかも、
これまで何度も、秀吉GPSで行動がバレっちゃってるんやから、またぞろ染谷信長様にバレちゃうんじゃないか?とハラハラしましたがな。
(どうやら、今回はGPSつけてなかったらしいww)

ところで、今回の荒木村重の寝返りの原因は
「配下を追い込んだ」
「配下への目が行き届いていない」
的な言い分で蔵之助秀吉を上から目線で責め立ててた光秀さん・・・

確か・・・
最初は味方だった八上城波多野さんは、アナタの黒井城攻撃の真っ最中に寝返ったんじゃ無かったでしたっけ?
【黒井城攻防戦】参照>>)
【八上城攻防戦】参照>>)
これも、よく似た物だと思うが…ドラマでは、なぜか絶賛合戦中のはずのそこはスルー

そんな中、反旗を納めない村重の息子から離縁されて戻って来る光秀の長女=ちゃん。。。
そんなに泣かないで!~アナタには左馬ちゃんがいるわよ~と言わんばかりに間宮左馬助のアップへ…

と、そこへ、村重の有岡城へ総攻撃をかける決意をした染谷信長が
「荒木の家中、女子供ひとり残らず殺せ!」
と、これまた、いかにも鬼畜な雰囲気でしたが、、、

確かに、村重の妻子や一族郎党が皆処刑されてます(12月16日参照>>)
これって、村重だけ逃げちゃった事が少なからず影響してませんかね?

なんせ、この後、村重は花隈城でも一戦交え(3月2日参照>>)
最終的に毛利んとこまで逃げちゃってますが、花隈城攻防での信長さんは、
「すんなり明け渡すんやったら妻子の命は助ける」
ってな、お優しきご発言をなさってますので…

そんな中、ひっそり登場の岡村菊丸さんのお誘いで、風間家康に会いに行く光秀・・・
(…て、また丹波攻めせんとステイホームしてるやん)

新説をどんどん取り込んでいくはずだった今年の大河ですが、
ここは昔ながらの家康妻=築山殿と息子=信康への信長の殺害命令・・・
【築山殿の殺害】参照>>)
【信康の自刃】参照>>)
やっぱり、信長を鬼に描くなら、この逸話は外せませんな~って感じですか?

…にしても、
毛利水軍との勝利戦に上機嫌の信長から、
ス~っと表情が変って、
「天皇は何と言ったか?」
と聞きながら激高して光秀を打つ・・・

染谷さんの、この心の動きの表現が素晴らしかった~
もちろん長谷川さんも、、、俳優さんたちの演技が見事でしたね~

ところで・・・
先週の
玉三郎天皇様の「信長が道を間違えぬよう見届けよ」
に続き、今週は、
荒木村重の(信長は)国衆がワシから離れていくのを、素知らぬ顔で見てる」
滝藤公方様の「信長のいる京には戻らぬ!そなた一人の京なら…」
風間家康の(信長が)あまりに理不尽なら己を貫く」
そして
染谷信長さん自身の光秀への叱責・・・
はたまた
門脇駒さまの「十兵衛なら麒麟を呼んで来れるかも(by公方)

さらにとどめを刺すがの如く来週の予告にて
川口帰蝶さまの「毒を盛る」

…て、どんだけ背中押すねん!

片思いの相手を目の前にした中学生が
「ほら、告って来いよ」
「今がチャンスだよ」
「大丈夫だって~」
と、仲間から背中を押され、

ハリきって告白したのに
秒でフラれた時、

ちゃんとフォローしたげてよ、、、君たち。

くれぐれも知らん顔して、秀吉のなすがまま放置するような事はやめてあげてネ!

と、皆々様のあまりの背中押しに、この先起こる本能寺の変の後の事が、オバチャン心配になって来ましたわ。

いや、もとい・・・来週も楽しみになって来ましたわ。
 .

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2021年1月18日 (月)

いよいよ、あと3回…大河ドラマ『麒麟がくる』第41回「月にのぼる者」の感想

 

月がキレイ&天皇玉さまがキレイ~
大河ドラマ『麒麟がくる』第41回「月にのぼる者」の感想です。

コロナのせいで合戦シーンが撮影できないぶん、セリフのやり取りで魅せる良い回でしたね。

丹波戦にて落城した武将たちを、免税確約で解放しちゃう、相変わらずの優しさ満載&平和好き長谷川光秀ですが、
なぜか蔵之介秀吉には相変わらずキツイなぁ。。。

まぁ、ドラマ内では敵役なので仕方ないのでしょうけど、
やっぱ、あの平蜘蛛の釜の一件は、個人的には、どうしても納得いかない。。。

「吉田久秀が光秀に釜を譲った事を秀吉がチクッて、信長様が不快に思われるよう仕組んだ
って光秀さん言ってたけど、
持ってるのに「知らない」と信長に言ったのはアナタの方で、
秀吉は主君に対して、知り得た情報を正直に話しただけですよね?

しかも、その情報を得た間諜(かんちょう=間者・スパイ)を、まるで「悪」であるかの如く・・・いやいや、戦略において間諜が最も重要な事は孫子の時代から有名>>でしょうが。。。

てか、自分もソレもどき(本人は家臣と言ってたが…)を使って秀吉がチクッた情報を得たわけでしょうが。。。

「申し上げれば不義理、申し上げねば不忠の極み」
って、おどおどしながら弁解した秀吉に
「こたびは貸しにしておく」
と、エライ上から目線で物言ってたけど、
何分か後に、まったく同じ事やってませんでした?

ソーシャルディスタンス完璧な大広間で、染谷信長に平蜘蛛の茶釜を見せながら
「知らぬと言いましたが、いたく後悔をいたしました」
「松永殿に勝った祝の品としてお納めいただければ幸い」

その後、平蜘蛛の釜という最上級の名物を持つ者は…
と、色々とごたく並べてはりましたが、
信長や、その周囲がまったく疑ってない中で、茶釜を持参したなら、その言い分も響きましょうが、

秀吉が報告→からの→信長が知ってる
事を光秀が気づいてから持って行ったのでは、ただの保身に映ってしまうのでは?

「久秀=(友人との)義理」

「信長=
(主君への)忠義」
を天秤にかけて、

「このままでは身が危ない」と信長に告白・・・したようにも、見えてしまいました。

たぶん、作り手側の方にはそういう意図はなく、私がイケズな考え方をしているだけなんでしょうが、ここは、そういうイケズな見方をゼロにするためにも、個人的には、信長以下全員が「釜は行方不明」と思っている中で、颯爽と光秀に持参していただきたかったです。

ま、最後の信長さんの「釜を売っちゃう」発言と、俳優さまたちの見事な演技&表情によって、ドキドキするようなやり取りに仕上がっていて、万事良かったですが。。。

それにしても、
玉三郎天皇さまと月の庭のシーンは美しい~

しかも、光秀が、あの坂本城にて熙子奥様とやり取りした「桂男」の話が出てきて・・・

月を見上げる天皇様、水面に映り込む月・・・

そんな中で、
「この後、信長が道を間違えぬよう、しかと見届けよ」
という、スゴイ勅命を、直々に受けちゃう光秀さん、、、

何週間前の天王寺砦>>から、信長さんが、とてつもないバカ殿になった事で、すでに本能寺への道筋は見えていましたが、ここに来て、更なるダメ押し・・・

おそらく、こうして、複数の道筋を展開しながら最終回に、向かうのでしょうね。

ところで、今回の大河・・・
滝藤公方様が京都を追われた後にも、ある程度の力を持っている事・・・

いや、ドラマの光秀のセリフだと
「公方様と戦っている」
状況である事を前面に押し出してくださるのはウレシイ・・・

以前、足利義昭さんのページ(古い記事で申し訳ないですが>>)で書かせていただいてるように、信長に京都を追われた後も、槙島1万石を領されて出家する天正十六年(1588年)まで、義昭さんは将軍としての慣例的な仕事はやってたし、

途中に秀吉が(将軍職を継ぎたいので)義昭さんの養子にして~」と頼んだ時もキッパリ断ってたわけですし、

そもそも、あの徳川家康の江戸幕府将軍>>や、13代:義輝亡き後の、14代:義栄将軍>>の時でもわかるように、征夷大将軍というものは朝廷からの「将軍宣下」によって決定するわけで、

朝廷から「お前アウト!」と言われるか、「自らが返上を願い出て朝廷に許される」とかしないと、「都を追われたから」とか「権力が無いから」で、将軍でなくなるわけではないのです。

将軍が存在する以上、幕府も存在してるはずです(実質的には影は薄いかも知らんが)

なのに、教科書等では、未だ 義昭が京都を追放>>された年=元亀四年(天正元年=1573年)に室町幕府滅亡になってる事が、個人的には引っかかっているんです。

もちろん、歴史には様々な考え方あるし、上記の通り、この年に元号が変ってる(元号は何かの節目に変わる物なので…)って事もあるので、あくまで個人的に引っかかってる事なんですが、

ただ、「元亀四年(天正元年=1573年)に室町幕府滅亡」と教科書に記載され、ドラマ等でも、京都追放後の義昭さんがほとんど描かれない事から、「ここ(1573年)で終わった」感がハンパない・・・

そんな中、今回、
「京都を追われた後も力持ってる」事をドラマにて表現してくださった事は、「元亀四年(天正元年=1573年)に室町幕府滅亡してない」派の私にとっては、ウレシイ限りです。

それにしても、
死亡フラグ立ったと思いきや、
見事にかいくぐって立ち去った岡村菊丸さん。。。
芦田たまちゃんの初々しい白無垢姿・・・
門脇駒さまがしおらしい、

また、
「弟を叱る」が→「殺す」
事になるのなら
「しかと見届けよ」が何になるのか??((;゜Д゜)ガクブル
(↑って本能寺になるんでしょうけどww)
・・・などなど

時間がない中で、クライマックスに向けての盛り上がりを感じさせた今回・・・来週も楽しみですね。

★ナレーションスルーになるであろう光秀の丹波戦
籾井城の戦い>>
福知山攻略戦>>
八上城攻防戦>>
黒井城・攻略>>
山家城の戦い>>
丹波平定の報告>>
 

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2021年1月11日 (月)

大河ドラマ『麒麟がくる』第40回「松永久秀の平蜘蛛(ひらぐも)」の感想

吉田久秀の見事な最期久々の川口帰蝶姫登場だった大河ドラマ『麒麟がくる』第40回「松永久秀の平蜘蛛(ひらぐも)の感想です。

丹波攻略にも手間取り、戦続きで歌も詠めぬというワリには、なんか、ゆっくりした平和な雰囲気が漂う長谷川光秀宅ですが、

いつも通りの伊呂波大夫の導きとは言え、今回の長谷川光秀と吉田久秀の対面シーンは良かったですね。

狙ってた大和の地が筒井順慶の物になると知って、染谷信長裏切る事を告白する久秀に怒り心頭の光秀さま・・・

「そなたと戦うのは本意ではない」
と、思い出を語り始めて、思いっきり死亡フラグを掲げる久秀ですが、この方のこの先は有名な話なので、そこは驚かないですが、驚いたのは、命の次に大事な平蜘蛛の茶釜を、
「光秀にあげちゃう」
発言・・・

ちなみに、松永久秀の最期については、
(攻められた信貴山城にて…)
●切腹後に焼死 
●平蜘蛛を打ち砕いて焼死(10月3日参照>>)
●平蜘蛛もろとも爆死で、その身も茶釜も砕け散った(10月10日参照>>)
●その後、どんどん爆死話が派手になる…

と、複数の文書があり、後世になるほど尾ひれがついていった感がありますが、今では「爆死」は、おそらく後世の作り話とされるものの、平蜘蛛は、久秀の死の際に砕かれたであろうというのが一般的な見方となっています。

というのも、平蜘蛛は、その後は行方不明となっているからで、「誰かが持っている」とか「どこぞの寺にある」という噂はあるものの、あくまで噂の域を出ない話で、いわゆる名物とされた平蜘蛛の茶釜は、焼けた残骸のような物も確認できず「未だ見つかっていない」というのが通説となっていますので・・・

とは言え、ナレ死ではなく、見事な炎の中での最期は、吉田久秀最大の見せ場でしたね。

そんな中で、今回、ドラマでは久秀が、その平蜘蛛を、一旦、伊呂波大夫に預け
「俺が負けたら、光秀に渡せ」
てな事になった。。。

えぇ?光秀にあげちゃって良いの?
しかも、そのおかげで、染谷信長との間に決定的な亀裂が入る雰囲気に・・・
本能寺への要因の一つに架空の人物や出来事が絡んで大丈夫?

と、ちょっと不安になりましたが・・・
なるほど~コレが久秀の罠とな。。。

ここで、
「知らぬ」
と信長さまに嘘ついて平蜘蛛を渡さなかった事で、
もはや、光秀は後戻りはできない&信長の上を行くしかない状況となったわけですね。

これまで、何があっても、ずっと吉田久秀に好意的だった光秀・・・
一方、染谷信長に対しては、腑に落ちない嫌な顔ばかりしていた光秀・・・

この演出が、ここで活きて来たわけですね。

これまでには無い、創作満載のエピソードではありますが、
これはこれでオモシロイv(^o^)v

架空のつなぎ役のおかげで、この後、玉三郎天皇様の信長へのお気持ちもスンナリ聞けそうですし、本能寺への斬新な道筋が見えた気がしました。

ところで、
京都の智積院長谷川等伯の障壁画(2007年2月24日参照>>)のような美しい襖絵の中にたたずむ美しき川口帰蝶さま・・・

その帰蝶さまが、
「少々、疲れました」
「岐阜に帰る」
と、ご発言。。。

史実としては、信長が岐阜を手に入れた後の帰蝶さまの事がよくわからないため(2009年2月24日参照>>)、ドラマ等では、そのままフェードアウトされる事や亡くなった事になっているとか、あるいは逆に、本能寺までラブラブで信長とともに奮戦したりする姿が描かれる事が多かった中で、この「卒婚発言」は、なかなか斬新で良かったです。

ただ、前半あれだけ信長のサポートをしておいて…いや、なんなら、帰蝶さまが信長を影で操ってるのか?てなくらい、その作戦にまで口出してたのに?と、ちょっとは思ったけれど、
そこは、ちゃんと、ご自身で
「けしかけたの私かも知れぬ」
と、おっしゃり、信長の立場が、以前とは、あまりに変わった事で苦悩する雰囲気も出ていたので、そこは理解できましたし、このような主軸からの離れ方もアリな気がしました。

ただ、ドラマには出て来ないためか、上杉謙信の事が、名前だけの伝聞でしか出て来ないのは少々残念でしたね。

番組ホームページのトリセツでは、石川県までがハッキリと敵対関係になってる地図が掲載されていますが、ドラマでは、いまいち分かり難いでよね。

この頃の謙信は、
富山に侵攻>>し、
飛騨を手に入れ>>
七尾城を攻略>>し、
手取川の戦い>>から、
能登も平定>>しています。

この能登平定が、信貴山城への攻撃が始まる10日ほど前の事ですから、 もう少し「謙信が目の前に迫ってる感」が欲しかった気がしないでもないですが、そこは、残り時間の都合という事で、仕方ありません。

なんせ、光秀には丹波平定が控えてますから。。。
籾井城の戦い>>
福知山攻略戦>>
八上城攻防戦>>
黒井城・攻略>>
山家城の戦い>>
丹波平定の報告>>

とにもかくにも、いよいよこれからクライマックスを迎える麒麟・・・楽しみですね。
 .

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2021年1月 4日 (月)

熙子さんの回だった大河ドラマ『麒麟がくる』第39回「本願寺を叩け」の感想

大河ドラマ『麒麟がくる』第39回「本願寺を叩け」の感想です。

速い速い急ぐ急ぐww
でも、残り時間が少ないので仕方ないですね。

あの方の降板に始まり、コロナで撮影できないわ。。。
やっと再開できても、ロケはできんし、
1度にスタジオに入れる人数にも限りはあるし、
俳優さんのスケジュールも立て直しせざるを得ず、
当然、脚本からの見直し…

でも、すぐ後ろに渋沢さんが控えてるし、
最終回には本能寺に突入せなアカンし、

本当に大変な現場となっている物とお察しします。

そのために、
おそらくは、同時期に起こった出来事を前後させて物語の辻褄を合わせつつ、スピード重視で、お話を進められているものと思われます。

そこはドラマですし、
しかも、それらの出来事を出演者のセリフ等で視聴者に伝えねばならない場合もあるわけですから、多少の前後はアリだと思いますが、

一応、ここは歴史好きブログなので、参考までに、実際の歴史(とされている)の流れを復習しておきましょう。

まずは、
岐阜城を訪れた石橋三条西さんから、
岐阜に戻った理由を聞かれた染谷信長の発言。

「武田が美濃に攻め入りまして…」
は、おそらく天正二年(1574年)2月の明智城陥落>>の事かと思われます。

実際には、あの蘭奢待の削り取り事件>>より1ヶ月ほど前の事で、今回の主人公である光秀のもといた城(というドラマの設定)(光安自刃で明智城落城>>)だったので、ちょっとは出て来るかな?と思ってたんですが、城の名前も出て来ませんでしたね。。。ちと残念。

次に
「息子=信忠に家督を譲るので京の事は息子に…」
と言ってましたが、これは天正三年(1575年)11月の事>>

また、ナレーションにて
「安土に城を築きはじめた」
と言ってましたが、これは天正四年(1576年)2月の事>>

そしてタイトル明けに
石山本願寺との天王寺砦の激戦が描かれてましたが、これは天正四年(1576年)5月の事>>

もちろん、信長と本願寺との戦いは約10年に渡って繰り広げられますし、そのために構築した天王寺砦ですから、その周辺で戦いがあった事は1度や2度では無いでしょうが、ドラマでは、その日の戦いで原田直政(塙直政)が討死した事になっていたので、やはり、これは 天正四年5月3日の戦いを描いていたのだと思われます。

ただ、天王寺砦にやって来た信長さんが、いつの間にか、鬼のような、しかも、手の付けられないアホ殿様になってましたね。。。
(↑コレはちょっとショックだ)

おそらくは、一刻も早く本能寺の道筋を整えてしまわないといけない・・・つまりは、来週に裏切る予定の吉田久秀さんや、長谷川光秀さんが、とにかく信長を殺したいほど憎むようにしないといけないためなんでしょうけど、あのままだと、ホント、どうしようもない殿様です。
(いつも冷めた目で見ている長谷川光秀は、どこが良くて染谷信長の家臣になったんだろ?)

実際の歴史上でも、この天王寺砦の戦いで最前線に出て奮戦した信長が負傷してますが、

『信長公記』『兼見卿記』等によれば
「直政らを討ち取った勢いに乗った本願寺勢が天王寺砦を包囲して、籠城する光秀らが、もはや、なす術なしになっている状況を聞いた信長が、急遽、わずかの馬廻衆だけを連れて京都から出馬し、若江城などを経由して兵を集めつつ天王寺へ向かい、軍議で作戦を練った後、合計3000となっていた兵を3段に分けて、佐久間信盛・松永久秀ら+若江衆を先陣に、滝川一益・羽柴秀吉・丹羽長秀らを第2段に、最初に率いた馬廻衆を備えの3段目とした後、信長は先手の足軽に交じって陣頭指揮をとりつつ駆け巡り、肩に傷、足に鉄砲を受けながらも主従一丸となって戦い、最終的に、砦を囲んでいた敵勢を本願寺城門の所まで押し戻して追い崩し、天王寺砦を救った」
事になってます。
(敵1万3000を、味方3000で…ですよ~ホレてまうやろ!)

信長さんの名誉のためにも、
何の作戦もなく、家臣が止めるのも聞かず、
アホみたいに、敵に向かっていってケガしたのでは無い事だけは、お伝えしときます。

で、ドラマでは、この天王寺砦にて長谷川光秀が倒れる…
からの…夫の急に寝間着姿のまま東庵先生を呼びに街中を走る奥さん。。。
て、コレ↑、今やとパジャマかネグリジェのまま?って事?
例え、頭にカーラー巻いたまま(←大阪のオバチャンスタイル)であったとしても、せめて、カーディガンは羽織ってほしい。。。

と、そんなこんなしているうちに、ムリが祟った奥さんに死亡フラグが立つ。。。

唐突に思い出話をし始める妻=熙子。。。
髪を売ったエピソード(10月10日参照>>)をここに入れて来た~~

その後、快復した光秀に信長が、本願寺との状況と叩き方を説明・・・

話しの内容では、
まんまと石山本願寺に兵糧を運び込まれてしまった天正四年(1576年)7月第一次木津川口海戦>>は、すでに終わった事なのか?まだこれからなのか?はよくわからなかったですが、

この第一次の合戦で毛利につく村上水軍に翻弄された事で、信長は九鬼嘉隆に命じて華麗なる鉄甲船>>を造らせ、おそらくこの後、ドラマで描かれるであろう2度目の木津川口海戦>>では勝利しています。
(【鉄甲船の初海戦】も参照>>)

ちなみに、そのあと、
「大和は筒井順慶に任す」
と染谷信長が言ってましたが、そこは、実際には微妙なところです。

順慶は天正二年(1574年)には人質を出して信長に臣従してますが、この頃には、まだ松永久秀に開け渡されたはずの十市城を乗っ取ったままで十市の内紛>>が続いてますので、信長の鶴の一声で決定するには、まだ難しいかと・・・

そこにお菓子を持って来た芦田たまちゃんに
「良い嫁ぎ先を探してやろう」
という信長を前に、いかにも嫌そうな顔してた光秀ですが、

主君に娘の結婚を世話してもらうので、名誉な事なんじゃ?
なんで、そこまで信長を嫌うかなぁ~
てか、そんなに嫌いなら、滝藤公方様にしたように、家臣やめたら良いのに・・・

と思いつつも、そのスキに、風間家康さんの奥さん=築山殿が安定の悪女として>>登場・・・

ちなみに、その時、忍びの岡村菊丸さんが
「信長様は、三河(德川)の事などお忘れではないかと…」
と言ってましたが、あの長篠設楽ヶ原の戦い>>天正三年(1575年)5月です。

一方、その頃、光秀と入れ替わるように病の床についた奥様=熙子さんが、夫とゆっくり思い出を語り合って後、静かにあの世に旅立たれます。

ナレーションで、その死は「天正四年(1576年)秋」との事・・・

て事は、
ドラマ内では、今は天正四年(1576年)秋って事なんですね?

ようやく落ち着きました。

いきなり本願寺が出てきて、いきなり天王寺合戦になったので、少々混乱しましたが、多少の前後はあるものの、おおむね歴史通りに事は流れているようで・・・安心しました。

ただ、最近の大河ドラマでは、やはり描きにくいのか?ほとんど登場しない側室という立場の女性・・・

そんな中、光秀は数少ない側室を持たなかった武将なので、光秀が主役ならば、その奥様とのふれあいが存分に描かれるものと思っていただけに、今回で、その奥様が逝ってしまわれたのは残念でしたね。

死に際の思い出話には泣けましたが、もう少し、以前から奥様の事を描いていただきたかった気もします。

まぁ、それもこれも、思い通りに撮影できないゆえの結果なのでしょうけど。。。

とは言え、知らないうちに荒木さんちに嫁に行ってた光秀長女のさんが、間宮左馬助(明智秀満)と仲良さげに踊りを踊ってたシーンには、またもや歴ヲタ心をくすぐられましたが・・・

来週は、いよいよ吉田久秀の名シーン信貴山城の戦い>>・・・
こうなったら、史実どうこう関係なく、盛大に爆死していただきたい。

来週も楽しみにしております。
 .

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2020年12月28日 (月)

三淵様のアバン死がカッコイイ~大河ドラマ『麒麟がくる』第38回「丹波攻略命令」の感想

いよいよ最終章となった大河ドラマ『麒麟がくる』第38回「丹波攻略命令」の感想です。

今年の大河ドラマ=9月20日放送の第24回(24回の感想>>)で覚えた新しい言葉「アバン死」・・・

「アバンタイトル=オープニングタイトルが出る前に死んでしまう」ドラマ演出の事だそうですが、今回もまた、その時の向井義輝将軍様以来のアタック三淵様のアバン死。。。

とは言え、先の義輝様の時も、今回の三淵様も、何やら、今年の大河ドラマはアバン死の時の方が描き方がカッコイイな~

アタック三淵様の死を惜しみ
「信長様に直訴します」
という長谷川光秀に対し、
「いわれなき情けをおかけいただく事は武士の恥」
「捨てられる花にも、1度は咲いてみたという誇りがある」
と言う谷原三淵様・・・素敵でした。

そうそう、そうなんですよ。

今回の大河・・・演じておられる長谷川さんは嫌いでは無いのに、なぜか主人公の光秀に、個人的に感情移入できなのは、主人公が武士らしいところを、あまり見せないような設定になっているからかも知れない・・・

「麒麟を連れてくる」のがメインテーマだからなのかも知れませんが、
とにかくドラマの光秀は
「戦いは嫌」「平和が良い」で、
で誰かが戦おうとすると、代替え案を出す事もなく、
ただ「矛を収めてください」と頼み、
(久秀の時には貰った領地を勝手にあげると言ってたけど…←これこそ武士にはあるまじき行為だと思う)

誰かが死ぬ事になると、これまた、何の解決策もないまま
「死なないでください」と頼む。。。

あくまで個人的な好みではありますが、
戦国武将たる者、時と場合によっては、ただ生きながらえる事より、
華々しく散り、潔く去る事の方が、誇り高き生き様の場合もある気がするのです。

予告を見る限りでは、これから、あの吉田久秀にも
「寝返らないで!」
と頼むみたいですが、このドラマでは、そのおおもとの種まいたのが光秀という設定ですよね?

去る第32回の「反撃の二百挺」(11月16日の感想>>)で、姉川の戦いに使用する鉄砲を、未だ幕臣の立場である光秀が、幕臣並で信長配下の久秀と絶賛敵対中の筒井順慶「信長に会わせる」という無謀な約束を勝手にして譲ってもらったわけですから、

自分が先に、そんな裏切り行為をしておいて
「裏切らないで」
も、何も・・・果たして、この(予告の場面の)時には、何かしらの譲歩的な案を持って来るのか?否か?
楽しみなシーンである事は確かです。

そしてタイトル後に登場したのが、先週(37回感想>>)から気になってた斎藤利三・・・

その気になってた理由は、
先週、主人公の光秀が、それより以前にハッキリと「滝藤公方様の家臣になります」染谷信長の家臣へのお誘いを断っていたにも関わらず、いつの間にか、すっかり織田の家臣に納まってる感出して登場してて、それなら、今後、主君の稲葉一鉄ケンカして、勝手に光秀の家臣になる斎藤利三の事が問題になった時、どう処理するんだろう?
という疑問を持った…って事なんですが、、、

案の定、思いっきり自分の事を棚に上げた会話してました。

斎藤利三が、稲葉一鉄の事を
土岐頼芸の家臣だったのを、
斎藤道三に分があると見て道三に乗り換え、
道三の嫡男=高政が有利となると、また乗り換え、
高政が亡くなると嫡男の龍興に乗り換え
信長が勝つと見て龍興を見捨てた」

と、シレっと「むしろ忠臣やん!」
(↑高政死んだら、その家督を継ぐ龍興にそのまま仕えてるんは当たり前ですよね?)
と思える事まで盛り込んでの悪口言いまくり、

「侍は、己の主君に誇り持たねば、戦で命をなげうつ事はできません」
「明智様がご主君なら、いかなる戦にも身をなげうつ事ができる」
と、メッチャごもっともな事、言うてはりましたが、

このドラマの光秀って・・・
岐阜から落ちて来た浪人に家を貸して住まわせてくれた恩人=ユースケ・アサクラに、後足で砂をかけるような仕打ちして滝藤公方様に仕え、公方様が不利と見るや、いつの間にか織田の家臣に納まってる人ですが大丈夫ですか?
と聞き返したいです。
そこンとこ、どないなってるんでしょう?

さらに、その後の信長との会話で
「人一人の命でも大事」
とおっしゃってましたが、幕臣でありながら織田の配下のようにしてアサクラ攻めたり比叡山攻めたりしてたアナタの兵たちは、すでに多数お亡くなりになっているかと思いますが…
OPクレジットに登場しないエキストラでも人一人ですよ!
そこンとこは、どないなってるんでしょう?

しかも、
「殿は三淵様にも紙切れ一枚で、死をお命じに…」
って信長に文句言ってましたが、

先週、三淵弟の眞島藤孝さんが、
「私とともに合戦に出るなら、織田の家臣として迎え入れる」
(と、信長が言ってる)
ていうのを、冒頭のように、谷原三淵さんが(武士の誇りとともに蹴って、
それで切腹→ですよね?

ほんの10分前に、主人公とともにカッコイイ谷原三淵さんの決意を聞いたばかりだけに、なんか、今更、信長に文句言うのは違う気がします。

そら信長に「帰れ!」て言われるわ!。

ま、その後すぐに
「呼び戻せ」
て言って、南蛮人コスプレ衣装をプレゼントしてくれるようなお茶目な信長さんで、今回は事なきを得ましたが・・・

その後、家に帰ってコスプレ衣装を着てみる光秀・・・
って、このシーン↑いる?
とツッコミ入れようと思うものの、
思わず、長谷川さんのタイツに包まれた足首の細さに息を呑むのであったwww

…にしても、丹波平定を命じられて丹波見分に向かおうとする光秀クンに、
「頼み事できる人が伊呂波大夫しかいない」
(↑と光秀が言ってた)

のは、ちょっと残念な設定・・・

とは言え、

凛々しく成長した子供店長清史郎クンと、
美しく成長した芦田愛菜ちゃんには、
ホッとするひとときをいただきました。

しかも・・・

愛菜ちゃんが活けていた花が、聖母マリアを象徴する百合の花だったり、
丹波で頼れる人物に小畠永明の名を出して来たり、
何気に現地の治水を気にしたり(【福知山の明智藪】参照>>)
とかとか、、、

それに加え、玉三郎天皇様の譲位の一件が、信長から譲位を迫ったのではなく、
天皇主導で、しかも、天皇家が最も力があったであろう「治天(ちてん)の君」の院政時代(【白河上皇の院政】参照>>)を目指しての天皇の希望としたところは、さすがのNHK様であります。

これだから、やっぱり大河ドラマは見逃せません。

こうして、
そこかしこで歴ヲタ心をくすぐって来る感がたまらんww

久々の本郷前久様も出て来たし・・・

来週も楽しみです。

★光秀の丹波攻め関連ページ
 ●籾井城の戦い>>
 ●福知山攻略戦>>
 ●八上城攻防戦>>
 ●黒井城・攻略>>
 ●山家城の戦い>>
 ●丹波平定の報告>> 
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2020年12月21日 (月)

ミッチー、幕臣やめるってよ…大河ドラマ『麒麟がくる』第37回「信長公と蘭奢待(らんじゃたい)」の感想

第3コーナー周って、めっちゃスパートかけて来た大河ドラマ『麒麟がくる』第37回「信長公と蘭奢待(らんじゃたい)の感想です。

いやぁ、残り時間が少ないため、速い速いwwε=ε=ε=

石橋信玄殿の
「出陣じゃぁ~~」
に始まり、
染谷信長蘭奢待に終わったという事は

元亀三年(1572年)10月から
天正二年(1574年)3月までを一気に駆け抜けた感じ…

ま、これまでも、「〇年後」みたいな事もありましたし、他のドラマでも2~3年飛ばすパターンはありますが、今回の場合、この間には色々重要な事が起こってる間なので、本来ならじっくり見たいところ・・・

・‥…━━━☆
(一応、ご参考まで)
↓この間に起こる麒麟関連の出来事
緑字は一応ドラマに出て来た出来事)
元亀三年(1572年)
10月13日=武田×德川:一言坂の戦い>>
10月14日=武田×德川:二俣城の戦い>>
10月22日=武田×德川:仏坂の戦い>>
12月22日=武田×德川三方ヶ原の戦い>>
12月23日=武田×德川:犀ヶ崖の戦い>>
元亀四年=天正元年(1573年)
1月11日=武田×德川野田城の戦い>>
2月22日=将軍×織田今堅田>>
3月2日=武田×織田岩村城攻防>>
4月4日=将軍×織田上京焼き討ち>>
4月12日=信玄死去>>
6月22日=家康が信玄の死を知る(↓長篠城・参照)
7月3日=信長が大船で琵琶湖を渡り京都侵入>>
7月18日=将軍降伏槇島城の戦い>> 
8月14日=織田×朝倉刀禰坂の戦い>>
8月20日=朝倉滅亡一乗谷の戦い>>
8月28日=浅井滅亡小谷城の戦い>>
9月8日=武田×德川長篠城の戦い>>
10月25日=織田×一向衆:長島一向一揆>>
11月16日=三好義継切腹:若江城の戦い>>
12月26日=松永降伏多門山城の戦い>>
天正二年(1574)
1月20日=織田×一向衆:越前一向一揆>>
2月5日=織田×武田:明智城の戦い>>
3月19日=秀吉が城持ちに…長浜城>>
3月28日=信長が蘭奢待削り取り>>
・‥…━━━☆ 

やはり、コロナのせいなんでしょうね~

なんたって、本来なら、とっくに撮影は終わってる時期ですから、すでに次の仕事を抱えていいる方も多いでしょう

まして、大河に出るような人気の俳優さんですから、そこを、何とかスケジュールを調整して撮影されているのだとお察しします。

ただ、あまりにも速いww

速すぎて、長谷川光秀が、いつ、織田家の家臣になったのかワカラン。。。

確かに、先週の最後に泣きながら公方様とお別れしたのは描かれてましたが、以前、信長から
「ワシの家臣になるか、公方様につくか、どっちか選べ」
って聞かれて、ハッキリ「公方様」って言って、信長の家臣の話を蹴ってましたから、

もし、織田の家臣になるなら、そこは、ちゃんと信長様に対してケジメつけなきゃいけないんじゃない?
しかも、そこは結構な見せ場なんじゃ?

まして、ドラマでは、すでに長谷川光秀が染谷信長に嫌悪感を抱いてる描写になってるのに、なぜ?今のこのタイミングで配下になってるんだろ?

普通、
「この人なら麒麟連れて来るかも(←尊敬&信頼できる)
って思って、家臣になるんじゃ?
(実際には、本能寺の変の1年前でも光秀は「信長に忠誠誓ってる」し、信長も「1チャン頑張ってんのは光秀」って言ってる…だからこそ、本能寺の変は謎ww)

後に、稲葉一鉄とケンカして勝手に光秀の家臣になる斎藤利三の事が問題になると思うけど、
それなら、光秀自身が、いつの間にか織田の家臣になってるのも問題なのでは?

ま、来週くらいに、そんなシーンが出てくるかも知れないので、期待しときますが。。。

ちなみに、眞島細川藤孝さんが織田に寝返るのは、上記の一覧↑の7月3日=信長が大船で琵琶湖を渡って京都にやって来た時です。
荒木村重とともに信長を出迎えてます。

ところで、
三河の忍びであるはずの岡村菊丸さんが、メッチャ貴重な情報を光秀にくれたり
医療のための寄付金を、滝藤公方様に軍事費用に横領された門脇お駒ちゃんが、その事を忘れたかのように公方引退宣言を突き付けたり、色々と忙しい・・・

時間が無い中でも、ユースケ・アサクラは何とか気高き最期を迎えられたものの、秒で滅亡の浅井様はお気の毒・・・お市っちゃん(+娘3人)を助ける描写も無しとは…

やはり、想像以上にスケジュール調整が難しいのでしょうね。

とは言え、蘭奢待の再現度はスバらしかったですね~
さすがは天下のNHK様・・・あの削り取りの跡まで、見事な再現でした。

玉三郎天皇様は、相変わらず気品があり、
そして、「朕の預かり知らぬところ」
と、武将たちを手のひらで転がしてる感がたまりませんな。

ところで、
予告見てると、いわゆる「第六天魔王」っぽい信長ファッションが出て来たので、
「おぉ~いよいよ染谷信長さんが、あのお姿を…」
と思って、よ~く見たら、

Kirin38
↑NHK大河ドラマ予告

光秀やないか~いwwα==(゜゜#d)

どういう経緯で、この格好をするのかな?
仮装パーティとかするんかな?
楽しみやわv(^o^)v

来週からは、いよいよ光秀最大の見せ場=丹波攻めですしね~
さゆりママは再登場するのかな?

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2020年12月14日 (月)

長谷川光秀の泣きシーン(おえつ)~大河ドラマ『麒麟がくる』第36回「訣別(けつべつ)」の感想

 

光秀の推しメン変更に沸いた大河ドラマ『麒麟がくる』第36回「訣別(けつべつ)の感想です。

廊下で控えてるのは良かったけど、からの文を受けて、
許可も取らず、いきなり声をかけちゃうのってどーなの?
とか、

織田家の重臣中の重臣である柴田様佐久間様がよ、
わざわざ、幕臣の(まだ訣別してない)光秀宅に来て、
「何かと相談に乗ってくれ」とか、
「明智殿の思うところを殿に直言していただきたい」とか、
織田家の主従関係はどないなってんねん!なぜ?幕臣に頼る?
とか、

「福祉医療に使ってくれ」と一般市民から寄付された金を、
『鉄砲買う事にしたけど勝ったら返すから』の手紙一つで、
公方様が使っちゃうのは詐欺に当たるんじゃ?
とか、

幕府と信長を敵対させようとしてた摂津鶴ちゃんを排除したにも関わらず、
なんで、まだ、妻子の人質話は引き継ぎされてんの?
「信長に近すぎている光秀は、いつ幕府を裏切るかワカラン」
からの、妻子人質やったはずなので、
「鶴ちゃん失脚=光秀信じる」方針になったら、人質はいらんのやないの?
とか、

ハネムーン気分の坂本城天守見物で、
古典の今様をデュエットカラオケのように
月は舟 星は白波
雲は海、いかに漕ぐらん…
と掛け合うなんざ、文学部同志のカップルでもムズいゾ!
とか、

「十兵衛が坂本にいると便利!翌日には来るモン」
とネット通販のように言われたり(←ちなみにこの時点でもまだ幕臣)
とか、

幕府が信長を追い落とそうとしている事を、
奉公衆も解ってるし、信玄も浅井・朝倉も知ってるし、
信長自身も、そう感じてるのに、
光秀だけが
「信長様には公方様がついておられます」
「もし、その(敵対する)ような動きがあれば、私が食い止めます」
って、信じ切って言ってる。。。
この人(主人公)「戦国一の切れ者」じゃ無かったの?
とか、

とまぁ、
素朴な疑問は様々あれど、今回も、なかなかの見応えのある回でした。

なんせ、ようやく長谷川光秀が公方様と訣別して、織田家の家臣になるんですからね~

公方様&三淵様と光秀さんのやり取りからの泣き(おえつ)走り去る姿・・・俳優さんたちの名演技に引き込まれます。
(あまりに泣きがスゴイので、ちょっと失恋少女のようでもありましたが)

脱糞までしての危機一髪だった家康クンの三方ヶ原(参照>>)
家臣の伝達のみで終わってしまったのは、残りの放送時間の関係で致し方ない
(ジャニ所属の方に脱糞は許されんやろし)
ところですし、

なんと言っても、あの信長の意見書を、ちゃんと、しかも信長目線で紹介してくださった。。。
(【信長の意見書に義昭が反旗】参照>>)
コレ↑ドラマやと、なかなかにスルーされがちです。

なんせ、この意見書の内容が、もし本当だとしたら、
公方様はかなり厄介な無謀様ですから、
信長を魔王のように描きたいドラマでは、触れないのが無難です。

ところで・・・
やはり、とてつもなく残り時間が無いのでしょうね。。。

予告を見る限り、来週は、
信玄さんは開始早々お亡くなりになり(参照>>)
公方様が挙兵して(参照>>)
おそらくは斎藤龍興もナレ死であろう刀禰坂(参照>>)
からの、
ユースケ・アサクラが去り(参照>>)
浅井長政も去り(参照>>)
公方様が滞在する若江城(参照>>)はやってくれるのか?

さすがに染谷信長の「蘭奢待の削り取り」の一件は、
サブタイトルにもなってるので、くわしくやってくれそう(参照>>)
やけど、

その間には、
家康クンが長篠城奪う(参照>>)し、
長島一向一揆(参照>>)もあるし、
越前でも一向一揆(参照>>)あるし、

天正二年(1574年)2月5日には、
信玄の後を継いだ武田勝頼明智城を落とします(参照>>)
いくら時間がなくても、
主人公がもといた城(というドラマでの設定)の話をスルーできない気が…

また、
生涯のライバルである秀吉の長浜城入り(参照>>)も、ナレーションスルーなんでしょうね。。。
(↑時間がないので仕方ない)

ただ、ユースケ・アサクラをまるッと裏切る朝倉景鏡さんの予告での表情↓には期待大!

37kirinkageakira

このシーン、絶対見たい!ww

さぁ、あと、残すは8回・・・
麒麟がくるまで突き進め!

*逃げた鳥は、また、最終回に公方様のもとに戻って来るんだろうなぁ。。。独り言
 .

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2020年12月 7日 (月)

俳優さんたちの演技がスゴかった大河ドラマ『麒麟がくる』第35回「義昭、まよいの中で」の感想

サブタイトル通り、滝藤公方様が主役だった大河ドラマ『麒麟がくる』第35回「義昭、まよいの中で」の感想です。

いやぁ、今回はなかなかの神回でしたね。。。

「危ない」
と言われているのに、たった一人で突き進んで行く所や、
あんだけの人数の武装した侍に襲われながらも、紙一重でかわしつつ(足ケガしてたけど)滝藤公方様のもとに走っていく所なんか、往年の893映画や、絶対死なない完全無欠の時代劇を見ているようで…

あ、これ↑は、白い目のイケズ発言ではなく、本心から褒めてます。
こういう王道系は、純粋に好みなので…

また、今回は、フラグ立ちまくりの回でもありましたね。

序盤の佐々木蔵之介秀吉の雰囲気は、まさにこの先、主人公の長谷川光秀のライバル(いや敵?)になるであろう怪しい雰囲気を醸しだしていました。

とは言え、
初登場の秀吉ママは、ただのオシャベリなのか?否、ひょっとしたら、話している相手が明智様の妻子とわかっていて、横にいる駒ちゃんが公方様のカノジョだと知っていて…わざと、モメ事の火種となる事を話したのかも(←考え過ぎか?)

なんせ、今回は、あの秀吉ママの話から様々な事が波及し、もし、あの時点で木村奥様や駒麦ちゃんが、光秀さんの幕府での立ち位置を知らされなければ、あの暗殺劇を防ぐ事もできなかったわけですから…

滝藤公方様と駒麦ちゃんは、まるで倦怠期の夫婦のように、
「何をイライラしておる?」
「何でも私のせいにして…」
「何が不満なんだ?」
と…

とても公方様と、一介の戦争孤児薬売りとは思えぬセリフのやり取りではありましたが、演じられるお二人の迫真の演技により、「駒ちゃんに吐露する」という形で、公方様の苦悩が視聴者に語られ、これはこれで良いシーンでした。

(↓架空キャラのおかげで時間短縮ゾーン)
公方様の告白→からの、
駒ちゃんが光秀の危険を知る→からの
尾野伊呂波大夫に頼む→からの
知らされた眞島藤孝が光秀に注意を促す

そして、暗殺隊を振り切って本圀寺の奥の奥ににる公方様のもとへ…

さらに、以前の本圀寺の変のお籠り作戦の違和感へのフラグを回収…なるほど、ここで公方様を説得するために、本来なら最前線で戦って大目立ちだったはずの光秀を、奥の奥で公方様と共に隠れるような演出をされたわけですね?(第28回「新しき幕府」参照>>)

第28回の放送当時は、「せっかくの光秀大活躍の場である本圀寺の変なのに…」とちょっと残念でしたが、今回の同じ本圀寺での説得劇は、45分の放送時間の中でも最もキモなると場面でしたから、はなから、そういう意図がおありであったのなら納得です。

久々の谷原三淵様の颯爽としたご活躍シーンもカッコ良かったですしね。

ただ、ここは本圀寺だったはずなのに、
(信長が道を外れるようなら)この二条城で公方様をお守りします」
て…言ってたような???
ま、この発言そのものが最終回の本能寺へのフラグなんでしょうけど

また、滝藤公方様の
「信長とは、ワシは性が合わぬ」告白には、ちょっと驚き…

しかも、最近ならまだしも、「会うた時から」???
上洛の時とか二条御所建設の時とか、メッチャ喜んでたみたいでしたが、そんな伏線あったかな?
(見逃してるかも)

とは言え、
これまで、幕府内の複数人悪行を一手に引き受け、半沢を彷彿とさせる顔芸で憎たらしさ満載の幕臣を演じてこられた摂津鶴太郎さんのご勇退には「お疲れ様」と…

そして、入れ替わるように玉三郎帝さま関連で登場されたのが、石橋三条西公卿さま…

てか、この方がいるなら堺東庵先生と碁を打つシーンいらなかったんじゃ?
とも思いますが、それでも、万葉集を通じて光秀の教養の深さを表現し、かつ、光秀が三条西さまの覚えめでたき人物になる描写も良かったですね。

なんせ、この三条西さまは、将来、眞島藤孝さんへ、その命を助ける事(【田辺城攻防】参照>>)になる「古今伝授」を授ける人ですからね~

アッ、伊呂波大夫の三条西さまを光秀に紹介のくだりは、残り時間が少ない中の時間短縮という事で…納得です。

あと、最後に、
長谷川光秀さんの公家装束の似合わなさには、ホント感心させられました~

おそらく、実際に長谷川さんがお公家さんの役を演じられる時は、シックリバッチリお似合いになるのでしょうが、今回は、ナイショで御所に行くために三条西家のご用人に変装してというテイでの公家装束…ただ、衣装を着て立っているだけで、その取って付けた感が醸しだされているのって、つくづく「俳優さんってスゴイな」と…(もちろん、苦悩の滝藤さん&怪しい佐々木さんの演技もネ)

とにもかくにも、今回は
光秀と秀吉、
光秀と信長様、
光秀と公方様、
公方様と信長様、
と、色々のフラグと伏線回収、そして俳優さんの演技が見事な回でありました。

来週は、いよいよ信玄公が動く???
【一言坂の戦い】>>
【三方ヶ原の戦い】>>
【犀ヶ崖の戦い】>>
【野田城・攻防戦】>>
のあたりかな?

いや、公方様VS信長さんまで行っちゃうのかな?
【義昭が反旗】>>
【上京焼き討ち】>>
【信長の大船建造】>>
【槇島城攻防】>>

いずれにしても、楽しみですね。
 .

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2020年11月30日 (月)

大河ドラマ『麒麟がくる』第34回「焼討ちの代償」の感想

なんや知らんけど、比叡山から逃れて来たケガ人を、おそらく自分より目上であろう武士たちに向かって、偉そうにテキパキを指示する駒ちゃんを、横からジィ~と見つめとるな~と思っていたら、

とうとう順慶まで駒様にホレたか?と思った大河ドラマ『麒麟がくる』第34回「焼討ちの代償」の感想です。

吉田久秀駿河順慶の仲を取り持とうと、長谷川光秀が順慶を茶会に誘うと
「駒様も行かれるなら…(参加します)
…、ていう
「お前もか!」感が拭えない返答。。。

しかも「大仏を焼いた」のを、さも久秀一人がやった事のように他人事感覚で話す順慶さん・・・いやいや、あの時、アンタはんも大仏殿の回廊に陣取ってましたやん(【東大寺大仏殿の戦い】参照>>)

てか、そもそも、今の時点で、誰かが口きいたとして、松永VS筒井の戦いを回避できるって事あるんでしょうか?

目の前のただ一つの戦いを止めさせる事くらいならできる(堅田の戦いが正親町天皇の綸旨で和睦したように→堅田の戦い参照>>かも知れませんが、長期的には絶対ムリでしょ。

先週も書きましたが、当時の筒井順慶は、松永派の十市家臣によって松永久秀に開け渡されるはずだった十市城を、武力で以って勝手に占領して、再三の久秀の開城要求を無視して籠城してますよね?

順慶が十市城を占領したのが永禄十二年(1569年)12月で、翌年(1570年)の7月には順慶自ら軍を率いて十市城に入ってヤル気満々だったはず・・・久秀息子がコレを奪回するのが天正四年(1576年)3月ですから、比叡山の焼き討ちがあった元亀二年(1571年)9月は、未だ占領の真っ最中ですよね?(【十市の内紛】参照>>)

しかも焼き討ち1ヶ月前の辰市城(8月4日参照>>)では「大和で、これほど討ち取られたのは、はじめてだ」(『多門院日記』)ってくらいの激しいドンパチやってるんですから、今更そんな両者の間に入って「戦いを止めるの止めないの」の問題では無い気がするのですが。。。

ま、実際には、この時点での久秀は、すでに武田信玄と連絡とってると思えるので、戦争回避はできそうに無いであろうと推察しますが…。

とは言え、あの階段での
「座れ」
「座れ」
「座れ」
「座っております!」
は、オモシロかったです。

階段に座ってコソコソしながらのセリフのやり取りも良かったです。

ただ、、、
「信長さんからいただいた領地を勝手に久秀に譲る」約束をするのは、ちょっとやり過ぎなのでは?

そもそも、なんで幕臣の光秀に、信長が領地を与えるのかもワカラン。

比叡山の焼き討ちには安藤勝家金子信盛佐々木蔵之介秀吉もいたのに???

信長が「1番の功労者だ」と言ってたけど、それはイケイケで焼き討ちを指揮した史実での光秀(だからこそ焼き討ち後に比叡山の麓を領地にもらってる)であって、ドラマ上の光秀は、焼き討ちを快く思ってない設定でしたよね?

それでも、百歩譲って1番の功労者だったとして、
千歩譲って家臣でもない光秀に、信長が勝ち取った領地を与えたのだとして、、、

あと1万歩譲っても、それを勝手に譲ろうとするのはアカンです。

なぜなら、戦国武将という者は、「そのため」に戦ってるんですから・・・

天下泰平となった江戸時代なら、内政で腕を奮う官僚的な武士も多かろうと思いますが、世は戦国・・・勝ち取った土地を支配する権利をもらえるから命を懸けてるんです。

間宮左馬助徳重伝吾が、あんなにアナタを敬ってくれるのはなぜ?
奥さんは何のために、アナタにあんなに尽くしてくれるの?

鎌倉時代から続く「御恩と奉公」「一所懸命」の武士の志を無視する流れは、ドラマと言えど、あってはならなかったと思います。。。非情に残念です。

また、焼き討ちの状況を夢に見てうなされる・・・みたいな表現も。。。

先も言いましたように、戦国武将は戦うのが仕事みたいな物ですから、いちいちうなされてどうする?

てか、これまで戦った事、無かったんかいな?

金ヶ崎で殿(しんがり)務めたんですよね?
殿は、撤退戦の中でも、殺らなければ殺られる最も危険は役どころ・・・そこをくぐりぬけて、戻って来たんですよね?
…って事は、その時、いっぱい斬ってますよね?

金ヶ崎の時に斬った相手はどうでも良くて、比叡山なら後悔する?

ま、斬ったのが女子供だから…って事なんでしょうけど、先週、信長さんが「関係の無い者は山を下りろと散々言った」と言ってたし、今回も、(未だ比叡山にいるのは)女子供であっても刃を向けて来る者」と言ってましたが、戦国の世は、それが正解です。

駒ちゃんは
「戦いに良い戦いも悪い戦いもない」
と言ってたけど、
そもそも現政権がちゃんとしていて、平和なら、わざわざ戦う人はいないわけで、それがちゃんとしてないから戦国なのでは?

ドラマである以上、どうしても平和路線に持って行かなきゃいけないんだろうけど、やっぱ、その路線で戦国を描くのは難しい気がします。

何とか「麒麟がくるまでの苦渋の選択」てな描き方にできないのかなぁ?
やっぱ、難しいのかな?・・・残念やけど。

残念と言えば、
筒井と松永の一触即発代理戦争に、幕府が筒井の後押しして松永の後ろにいる信長を潰そうとしている事を、駒ちゃんから聞くまで光秀が知らなかった事も残念無念。。。

長谷川光秀は幕臣ですよね?
なんで、駒ちゃんから聞くまで知らないんだろ?

いや、ひょっとしたら、ドラマの中では、いつの間にか織田の家臣になっちゃってる設定なのかも知れない。。。

なんせ、公式サイトの来週の予告には
「幕府内では、信長の力を削ぐべくその重臣である光秀の暗殺計画が持ち上がる」
って書いてある。

「その重臣」「その」って…文章的には信長ですよね?

とは言え、この疑問の回答は、きっと来週描かれるはず・・・楽しみですね。

それにしても、比叡山の焼き討ちは信長の命令で、光秀は、それに従っただけだし、従った家臣も山のようにいるのに、なぜに、光秀一家だけが庶民から石投げられるほど嫌われてるのかワカラン。。
(そもそも墜落してる当時の僧がクソという設定やし)

しかも、ネットで晒されでもしたんか?と思うくらい娘の顔もバレてるなんて!!
令和の今でさえ、よほどの人気者でない限りタレントやYouTuberが街歩いても顔ささんと思うけど、戦国の情報網はスゴイ。

とまぁ、
今回、かなり多くのツッコミどころがありましたが、
おそらく、コロナのおかげで、スタッフ様も大変な事になってると思われますので、多少のツッコミどころは致し方ないところであります。

来週も楽しみにしております。

追記:正親町玉三郎様の、上から目線の
「褒めてやった」
は良かったです。

穏やかでありながら、したたかで、信長の正確見抜いて操る気満々で、
この先が楽しみです。
 .

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2020年11月23日 (月)

大河ドラマ『麒麟がくる』第33回「比叡山に棲(す)む魔物」の感想

どんどん光秀が主役らしくなって来た大河ドラマ『麒麟がくる』第33回「比叡山に棲(す)む魔物」の感想です。

当時の比叡山が、「酒+女+権力」に墜落していた様を描いて下さったのはさすがですね~

しかも、その比叡山の横暴に「公家や天皇までもが困ってる」という描写も、これまでには無い描き方だったので良かったです。

まぁ、個人的には、そこらあたりは、もっともっと盛大にやっていただきたかったですが、番組最後の紀行で
(灯明は)最澄が1200年前に灯して以来、一度も消えることなく輝き続けている」
(厳密には第6代将軍=足利義教が焼き討ちした際に1度消えてる→その後、以前に分灯した寺から再分灯してもらったらしい)
てな解説を言うダンドリになってるので、それを聞いちゃうと、どうしても当時の比叡山と現在の比叡山がつながってる感が出てしまい、あまり過激な表現がし難かったのかも知れません。

本来は当時の比叡山あり様と今の比叡山の姿勢は全然違うんだけど、ドラマとして見ているそばから、頭切り替えるの難しいですものね。

ただ、私としては、やはり、焼き討ちの前年に比叡山を訪れた英俊が日記に書いていたような悲惨な状況だったように思います(9月22日参照>>)

なので、当時の仏門の墜落のエグさ描写を控えてしまった事で、今回も、信長の比叡山焼き討ちは「残忍な殺戮」のような通常運転な描き方になってしまったように思います。

そして、最近では、比叡山焼き討ちに「光秀はノリノリだった説」が盛んな中で、やはり
「女、子供は斬るな!」
という、これも通常運転となってしまいました。

まぁ、そこは、ドラマの主役なので、仕方ないですね。
主役が鬼の形相で女子供をバッタバッタ斬るわけにいきませんもの。。。

そんな中に紛れ込んでいた転売ヤーの「正露丸ボーイ」
この描写は何?

ひょっとして、
これに駒ちゃんが激怒する?
からの
公方様に告げ口
からの
染谷信長VS滝藤公方。。。

てな展開にならない事を祈るばかり・・・

そもそも、そんなにあの兄妹が心配なら、サッサと妹を買い戻して、その後、あのお兄ちゃんに薬屋手伝ってもらって「働いて返してネ」で良かったものを(公方様にお金を寄付するくらいの豪商になってるんやからね)
染谷信長が
「関係の無い者は山を下りろと散々言った」(←ドラマ内でそう言ってた)
という「戦いあるヨ予告」してるアブナイ場所に行く事を承知で売ったんですよね?

ま、おそらくは単なる殺戮描写で犠牲になっただけなんでしょうけど。。。

ところで、今回、筒井順慶公方様養女(九条家の姫)との婚約発表に招かれて、激おこプンプン丸だった吉田久秀・・・

これも時間が無いせいなのかも知れませんけど、本来は前後逆ですよね?

松永久秀が武田信玄やら荒木村重やらと通じて公方様配下の武将の城を攻めにかかったから、その防御のために、かねてより松永と敵対してる筒井順慶に近づいて…って感じだったと思うのですが、

ドラマのままだと、何の落度もない吉田久秀に対して、ただただイケズして仲間ハズレにして怒らせてるように見えます。

しかも、それの道筋を示したのが、前回の武器商談会での「公方様に会わせる」だの「信長様に会わせる」だのの無謀な約束(32回参照>>)なので、結局は光秀と駒のせい?という事になってしまいます。

「戦いは嫌」
「平和が良い」
と言っていた光秀様と駒様ですが、大丈夫ですか?
(2回くらい前に光秀は「平和をもたらすためには必要な戦いもある」と思ったみたいですが)

…にしても、いつまで長谷川光秀は幕臣なんだろ?

今回もまた、
「信長様の1番のお気に入り」
みたいな事を誰かが言ってましたが、
まだ織田の家臣じゃないですよね?

家臣でもない人が1番なんて・・・家臣として頑張ってる柴田勝家や佐久間信盛や秀吉クンがお気の毒です。

ところで、このドラマのスタッフ様は、巷の評判やSNSでの疑問なんかをチェックされてるんでしょうか?

どなたかが、
「光秀は、美濃から落ちて来た光秀一行に、住むトコ与えたり、色々世話してもらったユースケ・アサクラに対して、まるで恩義を感じてないようにエラソーにする」
と言えば、

何と、今回、ユースケ殿自ら、その事に対して長谷川光秀に問いただしてましたね。
(なんかゴマかされた感じだけど)

また、どなたかが、
「一介の町医者が天皇とサシで碁を打つなんて!」
と言えば、

今回、天皇様のお言葉として
「東庵は特別」
なるご発言・・・「身分低いけど、特別だから大丈夫なの」と

もちろん、先週の駒ちゃんの
「最近の私は身の丈に合わぬ事をやっているように思う」
発言も・・・

それまでの
「架空のキャラがグイグイ歴史上の出来事に絡んで来る」
という巷の評判への返答のように聞こえました。

コレって・・・
いやいや、それこそ、そういう時代になったのかも知れません。

昔は、一般人が最速のニュースを目にするのは新聞(もっと前は瓦版)でした。

しかし、それが、やがてラジオになりテレビになり、
今や、最速のニュースはネットやSNSから・・・

もちろん、そこには玉石混淆があり、それらを受け取る側が、その真偽を見極めねばならない部分はありますが、スピードが速い事は確かです。

そんな中でも「実況掲示板」や「Twitter」なんかは、まだ放送中の番組の感想やツッコミ所が、何かある度にどんどん更新されていきます。

ひょっとして、それに応えておられる?
もし、そうなら、それこそ新しい取り組みでは?

その新しい取り組みの是非に関しては、個人的に感じてる「今回の大河は庶民目線で描く大河ドラマなのでは?」と同様に、終わってみないと答えは出ませんが、なかなかオモシロイ取り組みだと思います。

ま、単なる偶然かもしれませんけど・・・

とにもかくにも、光秀は、織田家内で最初に城持ちになる人・・・

それも、比叡山焼き討ちをイケイケで指揮した功績で、その比叡山の麓の坂本に城を持つ事になるわけですが、果たして、ドラマでは未だ幕臣の長谷川光秀がいかにして坂本城の城主になるのか???

今後も楽しみであります。

それにしても、
おそらくは幕府内の複数人の悪を一手に引き受けて下さってる摂津鶴太郎さんに、
「古き悪しき者を潰さねば、戦いは終わりません!」
と言い放った長谷川光秀はカッコ良かったですね~

悪を一手に引き受けてる鶴太郎さんは大変でしょうけどwww

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●【信長&秀吉VS浅井~箕浦の戦い】>>
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●【信長と近江一向一揆~金ヶ森の戦い】>>
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●【いよいよ三方ヶ原~信玄・二俣城攻略】>>
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