今日からポスト愛護週間です
今日、4月14日から始まる『ポスト愛護週間』は、日頃お世話になっている郵便ポストに感謝の気持ちで接し、より親しまれるポストにしようということで、『ポスト清掃』や『ポスト祭』などを行って、愛護の精神をアピールする週間なのだそうです。
・‥…━━━☆
ポストの正式名称は。『郵便差出箱』。
江戸時代、手紙は、飛脚が届けていましたが、届く時間がまちまちで、しかも値段が高く、とても庶民が利用できるものではなかったようです。
しかし通信手段は、近代社会においてなくてはならない物・・・
そこで、西洋の郵便事情を学んだ前島密(ひそか)(4月27日参照>>)らの尽力により、明治四年(1871年)、全国津々浦々に同一料金で手紙が届く郵便システムを、国が運営することになったわけです。
もちろん、当時は『ポスト』とは呼んでおらず、街角に『郵便』と書かれた木箱が置かれていましたが、その意味がわからず、その箱に向けてオシッコをする人が続出・・・
『郵便』という文字を『垂便』と見間違え、トイレと勘違いした人がたくさんいたらしいです。
ところで、これは個人的な思い出なのですが・・・
何十年も前に亡くなった私の曽祖父が、「明治の始め頃にはやった歌なんやで」と言ってよく歌ってくれた歌があります。
♪ 日本で~早いの~は 汽車、馬車、蒸気に帆まい船
なおも~早いの~は 郵便配達、電信機
コンコン ヤッチキドッコイ マメチ●コ ホイ
でもまぁ、東京はひらけたネ、そうだネ、なんだヨ ♪
郵便配達が早い物の中に入っているのを、子供心に驚きました。
やっぱり江戸の頃の、飛脚制度と違った、新しい郵便システムに、庶民の人々が驚いたのでしょうね。
この前行った福知山でレトロなポストがありました。
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コメント
茶々様こんにちは~
民営化された割には、窓口での接客態度が旧態然で要領悪く癇に障るのが、ジェイ○ールと郵便局。
郵便代は安いようで、なぜか近場でも三日くらいかかる...
速達だと何倍もの値段に。
電力会社もそうですが、もっと競争が激化してコストパフォーマンスをよくして欲しいもの。
テレポーテイションが実現でもしないかぎり、輸送革命は難しいかな...
でもエネルギーはなんとかして欲しいですよね。
自分達の保身を計りながらも血税を犠牲にし料金も上げるあの会社の感性は明らかに狂っているような気が...
環境被害の責任は...?
今の資本主義の株式会社の有限責任は、謝罪して一線から身を引けば全てが許されのか?責任者は私財を全て没収され強制労働でもして弁済を続けるべきでは?
昔なら切腹、一族取り潰しくらいのことではないかな、なんて。
愚痴。
投稿: 速達道中ピザ栗毛 | 2013年4月14日 (日) 12時13分
速達道中ピザ栗毛さん、こんにちは~
いろいろ問題が山積みですからね~
昔も今も…頑張っていただきたいと思います。
投稿: 茶々 | 2013年4月14日 (日) 15時15分