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2006年6月19日 (月)

元号のおはなし

 

大化元年(645年)6月19日、日本で初めて元号・大化が定められました。

・‥…━━━☆

かの『日本書紀』には・・・
孝徳天皇即位(6月14日参照>>)の記録に続いて、6月乙卯(19日の事)のところに、天豊材重日足姫天皇(あめのとよたからいかしひたらしひめのすめらみこと←皇極天皇の事です)の四年を改め、大化元年とす」と、大樹の下で、中大兄皇子(なかのおおえのみこ)が誓った事が書かれています。
(↑天皇ちゃうんかい!)

元号はもともと中国の物で武帝建元という元号を始めて使ったのに習った物です。

昔は、元号を定めるにあたっては、まず、学者が文字を選んで、次に吉凶を占い、それを天皇に奏上して、天皇が署名し、天下に発表するという順番でした。

現在のように、天皇一代ごとの元号が変わるようになったのは、明治時代からで、それ以前には、天変地異が起こったり、疫病が流行ったりした時に、その悪い部分を払う意味で年号を変える・・・という事が多くありました。

この元号、本家の中国では、すでに廃止され、日本でも賛否両論いろいろありましょうが、政治や思想で考えだすと、ありとあらゆる意見が出て、決着が着きそうにないので、個人的には、是非とも、残していただきたいと思っておりますが、どうでしょうか?

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難波宮・大極殿(復元)

 

 

 

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