なら燈花会&ライトアッププロムナードに行ってきました~
昨日、「なら燈花会」と「ライトアッププロムナード・なら2007」へ行ってきました~。
「なら燈花会」というのは、奈良公園を中心に、毎年行われている夏の風物詩で、約1万本のろうそくが奈良公園の六つのエリアを幻想的に浮かび上がらせるという物です。
ゆっくりとそぞろ歩きながら、夏の夜風に吹かれていると、やがて見えてくるライトアップされた建物の数々・・・。
この寺院の伽藍をライトアップするイベントが「ライトアッププロムナード・なら」というイベントで、こちらも毎年開催されています。
・‥…━━━☆
この二つが昨日は同時開催・・・という事で、小さな灯籠の道筋や公園のライトアップと、寺院の建物のライトアップが同時に楽しめるのです。
★浮見堂と鷺池エリア 写真の中の手前の方にボ~ッと写っているのはボートです(おやじギャグ炸裂!)。
鷺池には、貸しボート屋さんがあるのですが、燈花会の昨日は、そのボートにもちょうちんが灯され、乗っている人たちも幻想的でしょうが、岸から見ているコチラ側も、とても幻想的な気分になります。
★浮雲園地エリア 新公会堂前の浮雲園地と呼ばれる広場は、メイン会場とも言える場所・・・1万本のろうそくのうち、4000本がここにあります。
ここまでの数になると圧巻です。
さきほどから「ろうそく」「ろうそく」と書いていますが、この「ろうそく」は、直系10cmに満たないくらいの小さな筒状中に灯されていて、灯籠のようになってます。
浮雲園地のエリアでは、当日のボランティアを含め約150人のスタッフが、夕方の6時45分から一斉に火をつけるのだそうです。
その労力たるや・・・スゴイでしょうね。
★猿沢池と五十二段エリア 池のまわりにしつらえられた燈花会のろうそくと、その水面に浮かびあがる興福寺五重の塔・・・池と興福寺をつなぐあの昔ながらの五十二段にも灯りが灯されます。
まだまだ、ライトアップされた五重の塔とろうそくのコラボが楽しめる興福寺エリア。
明治時代の洋館・奈良国立博物館のライトアップと楽しむ博物館エリア。
迷路のような春日大社の杜(もり)・浅茅ヶ原(あさじがはら)に竹灯りが灯る浅茅ヶ原エリアがありますが、時間の関係上、全部は回れませんでしたので、来年も、また行ってみたいです~。
残念ながら「なら燈花会」は、昨日14日が最終日。
しかし、建物のライトアップのほうの「ライトアッププロムナード・なら2007」は、10月31日まで行われていますので、まだまだ大丈夫です。
今後、行かれるかたのためにライトアップされている場所をご紹介しておきますと・・・●猿沢池
●興福寺・五重塔→
●春日大社・一の鳥居
●奈良国立博物館・本館
●浮見堂
●円窓亭(まるまどてい)
●仏教美術資料研究セ
●奈良県新公会堂ンター
●東大寺・大仏殿,中門,南大門↓
以上が奈良公園内で、それ以外にも・・・
●薬師寺(西の京)
●朱雀門(平城宮跡)
がライトアップされます。
時間は19時~22時、9月以降は18時~22時となります。
ちなみに今日15日は、
高円山に大きな「大」の文字が浮かび上がる『奈良大文字送り火』。
年に一度、大仏殿の窓が開かれ、中門から大仏殿の中におられる大仏様のお顔が拝見できる『大仏殿万燈供養会』があります。
連チャンはしんどいかな~(^o^;)
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