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2009年4月20日 (月)

大河ドラマ「天地人」に、どうしてもツッコミたい!

 

大河ドラマ「天地人」・・・

本当は、先週の「御館落城」を見終わった後に書きたかったのですが、なんだかんだで書けなくなってしまったので、今週の「天地人」見終わった後に、先週のぶんと合わせて、書かせていただく事にしたのですが・・・

確かに、以前、3月の終わりごろに【大河ドラマ「天地人」に思うこと】(3月23日参照>>)のページで、私自身は、ドラマや小説と、実際の歴史は別の物だと思っていて、主人公をどのように描くのかは、作り手の自由だと書かせていただきましたが、あまりに自由すぎる内容に、もはや、ガマンしきれず口がモゾモゾ・・・。

ただ、原作はもちろん、脚本家のかたも、ドラマのスタッフも、誰一人ふざけているわけではなく、一所懸命に作っておられるのだろうなと・・・小説にしろ、映画にしろ、ドラマにしろ、出来上がった作品にチャチャを入れるのは簡単ですが、一から作るとなると、その苦労は並大抵ではありません。
(こんなブログでさえ苦労します(゚ー゚;)

「そんなに言うなら、書いてみろ!作ってみろ!」と言われれば、「できません(*_ _) 」と言うしかない身ではありますが、あえて・・・いや、これは、批判ではなく、愛するがゆえのツッコミとお考えください。

そう、大河ドラマ好きの歴史好きとして、テレビの前で、何度も「なんでやねん!」を連呼する今日この頃・・・

まずは、あのオープニング・・・

戦国武将が主役のドラマに、あの勇猛そうな音楽・・・
そして、CGをフル活用し、戦国シュミレーションゲームを思わせる雄大な画面・・・

草原を走る大量の兵士のCGがぶつかり合ったかと思えば、山を越えて行軍する、これまたCGの兵士たち・・・

こんな光景が、ドラマの中でも展開されるものだと思いきや、ただの一度もちゃんとした合戦シーンをやってくれません。

スタジオの中の狭~いところで、10人~20人くらいがゴチャゴチャやって、合戦なんだか、ただのモメ事なんだか・・・しかも、それすら無く、ナレーションでスルーされる事山の如し。

聞くところによれば、「昨年の『篤姫』で取り込んだ女性層が、血なまぐさい合戦シーンを放送する事で逃げてしまうのでは?」てな事だそうですが、昨年くらいからの戦国ブームの火付け役となった歴史好きの女性・・・「レキジョ」と呼ばれる彼女たちは、戦国シュミレーションゲームを突破口に戦国好きになったわけだから、ゲームで散々合戦シーンを見てるのでは?って気もしないではないです。

ちなみに、私も女ですが、一昨年の風林火山サニー千葉さんのような、カッコイイ合戦シーンを期待しつつ拝見させていただいております。

続いて、やっとこさ先週終った御館(おたて)の乱ですが・・・
「このモヤモヤを何とかしてくれ~!」って雰囲気で終ってしまいました。

そもそも、上杉憲政(のりまさ)なしに御館の乱をやる事にもムリがある気がするのですが、どうして、そこまでして憲政を出したくなかったのでしょかね。

ごくごく簡単に、現代っぽく流れを説明させていただくと・・・

株式会社・関東管領の社長・上杉憲政が、会社が潰れそうになったところを、子会社の謙信が助けた事で、憲政は社長の座を謙信に譲ります。

社長になった謙信は、会社の敷地内に御館(おたて)というお屋敷を建てて、そこに憲政が住んでいたのです。

しかし、その謙信が後継者を指名しないまま死んでしまったために、二人の養子によって争われるわけですが、いち早く景勝が社長室を占拠して、「俺が後継者だ!」と宣言してしまったために、もう一人の養子・景虎は、先代社長の憲政のいる御館に行って、そこで「自分こそ後継者だ!」と主張するわけです。

このように、御館に籠ったから、合戦の名前も「御館の乱」なわけですが、御館には、先代社長がいるからこそ、そこに籠る意味があるわけで、ここで、憲政が登場しないという事は、サザエさん一家で、波平とフネを無視するのと同じ事・・・波平とフネという存在がなければ、「サザエさんは、フグ田マスオと結婚してるのに、なんで磯野の家に住んでるの?」みたいな事になるわけですよ。

・・・で、結局、最後は、この憲政を無視した事で、とんでもない結果となってしまいました。

実際には、御館を総攻撃された景虎は、「もはや、これまで!」と、御館を脱出しますが、この時に、かの憲政も、景虎の息子・道満丸を抱きかかえて脱出し、景勝のもとに行って降伏をします。

ところが、白旗を掲げてやってきたこの二人を、景勝側は斬ってしまいます・・・つまり、主君にあたる先代社長と、妹・華姫の子供・・・それも、負けを認めて降伏してきたお年寄りと幼児を斬っちゃったわけです。

おそらく、ドラマでは、どうしても景勝と兼続をいい人に描きたいがために、そんな悪行をさせてはなるまいと、あのような描き方になってしまったのでしょうが、おかげで、道満丸は、誰に殺されたのかもわからないウヤムヤな状態で死を迎える事になってしまいました。

もちろん、憲政は、はなからいなかった事になってます。
これでは、お二人は浮かばれません。

せめて、ちゃんとした理由のもとに、極楽往生させてあげてほしい・・・なんとか「血で血を洗う戦国の世なのだから、越後の平和のためにはいたしかたなかった」てな感じに描けなかったのかと、残念でなりません。

また、そのあとに訪れた景虎の自刃のシーン・・・。

景虎が亡くなったのは、3月24日・・・確かに旧暦なら、桜も終った頃でしょうが、ドラマの放送が、ちょうど桜の季節だったのですから、うまくいけば、その散り行くさまを見事に演出できたのではないか?と思うのですが、なぜか季節はずれの彼岸花が狂い咲き。

それも、往年の夜のヒットスタジオのセットを彷彿とさせる花壇もどき&スモークで、思わず、玉鉄×相武のデュエットで「昭和枯れすすき」でも歌ってくれるのか?と期待してしまいました。
♪かげ~かつに~ 負けた~♪
♪いえ、直江に 負けた~♪
♪この~城を追われた~ いっそキレイに死のうか♪
てか(*´v゚*)ゞ

そして、今週のお題は「信玄の娘」・・・

その題名の通り、菊姫が景勝のもとにお嫁に来ていましたが、初夜にいきなり短剣を突きつけて、「これで、驚くようなうつけ者なら・・・」的な事をのたまわっておられましたが、そんなもん、誰かてビビりまっせ。

しかも、背中にグイグイ押し付けて・・・アレ、本物なら切れてまっせ。

さらに、その舌の根も乾かないうちに「武田をお救いください」って、涙まじりの懇願・・・ひょっとしてこれは、例のツンデレってヤツですか?

このツンデレ攻撃なら、さすがの景勝も「萌え~」・・・と思いきや、そうはならずに、「約束できない」とキッパリ断ってましたが、断られると今度は、引き籠りのスネまくりで、表に出て来ない。

何とか、ご機嫌を取ろうと必死の仙桃院(せんとういん・景勝の母)と兼続・・・雪の中に咲いた雪割草を、景虎とともに死んだ華姫に見立てて、「華姫が導いてくれたのかも・・・」って、まるで他人事のように懐かしがってましたが、その華姫を死に追いやった張本人は、この二人なのでは?

・・・と、のんびり雪割草に見とれている場合ではありません。

妻・お船さんと兼続のイチャイチャにヤキモチを焼いてばかりだった泣き虫先生こと信綱さんが、「お前を認める」と、やさしさ発言をした途端に、もう斬られてましたねぇ。

斬られた理由は、おそらく、来週の冒頭で、ちゃんと説明してくださるものだとは思いますが、以前も、「必ず味方になる」と高らかに宣言した武田の家臣・高坂弾正が、翌週、いきなりの死亡・・・それも、死ぬシーンなしの、武田勝頼からの口伝えのみで終ってしまった事もあり、油断はなりませんゾ!

油断ならんと言えば、予告では、景勝が「命令だ!直江を継げ!」とおっしゃっていましたが、以前、殿がお船さんを好きだって話は、どこへいっちゃったんでしょうか?

あれ以来、「まだ好きだ」とも、「もうふっ切れた」ともおっしゃらず、まったく触れられない状態でここまで来ましたが、来週は、そのお気持ちを、ちゃんと兼続にお伝えになってご命令を発せられるのか?・・・油断なりません。

ところで、あの初音という人は、いつまで安土城にいるのかしら?

それも、いっつも信長と二人っきりで一つの部屋に・・・

あれだけ長期にわたってタダ飯を食わさせていただいているという事は、やはり信長とはただならぬ関係という事なのかしら?

信長は、いつも、この先の見通しみたいな事を初音に尋ねますが、まともな答えが返ってきたためしもないのに、なんで、いつも聞くのかしら?

謎は尽きません・・・
  

以外に長かった御館の乱で足踏みしたぶん、これから急展開で進んでいくようなので、頑張ってついて行かなければ・・・。

なんだかんだ言いながら、やっぱり、これからも見ます「天地人」・・・

好きだからこそツッコミたくなるこの心情をわかっていただきながら、来週からの更なる展開に期待したいと思います。
 .

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コメント

こんにちは。
いつもながら、喩えが絶妙!サザエさんを持ってこられるとは(・∀・)イイ!
私はこの大河、あっさり忘れられた存在になりそうな気がします。半年ずつで放送した「炎立つ」と「琉球の風」のように、制作した当人のNHKすらほとんど取り上げなくなって。「炎立つ」の方は、特に前半がかなり良かったと思うんだけどな~。安倍貞任役の村田雄浩さんがとっても似合っていました。
今回の大河は、ほとんど掘り下げない感じですね。景勝の側室も出てこないみたいだし。
秀忠さんの娘が入内したときにライバルだった御与津後寮人の姉妹だそうで、そういう人が景勝さんの側室になった経緯とか、調べたら面白くならないかなあと思うんですけどね。(私は興味を掻き立てられましたが、調べてませんヾ(_ _*)ハンセイ・・・)

投稿: おきよ | 2009年4月20日 (月) 13時08分

おきよさん、こんにちは~

>「炎立つ」と「琉球の風」・・・

半年ずつの放送であったことすら忘れてました・・・( ̄◆ ̄;)

>景勝の側室・・・

女性層を取り込むために、戦闘シーンを省いて、恋愛モノを重用しているので、女性陣は意外な人が登場するかも・・・

あっ!でも、純愛路線を貫かんとアカンので、男性1人に対して女性1人しか登場しないかも・・・ですね

投稿: 茶々 | 2009年4月20日 (月) 15時34分

紅葉のごとき家臣になれ は、忘れもしない、五歳の与六がウントーアン(?、って云いましたっけ)に行くよう、実の母に説得された時のキビシイおことばでした。
こちらの記事のツッコミもキビシさがあって 良いと思います。
勉強になりました。

投稿: 重用の節句を祝う | 2009年4月20日 (月) 17時51分

やっぱり...
ショボい&デッチ上げの連発になるだろうと、始めから見ていませんでしたが。(地元なのに)
私の周りでも、評判がよろしくないようです。
 
どうやら制作側は、『愛の人』(現代的な意味で)に囚われ過ぎのようですね。
だから、描くべきところが曖昧になるのでしょう。
 
「ドラマと歴史は別物」ではありますが、押さえるところは押さえないと歴史を題材にする意味がないと思います。
それこそ、全く架空の物語でいいはずですしね。
 
私が大河ドラマに期待することは、新しい解釈です。
史実に矛盾せず、尚且つ、思いがけない視点の提供です。
近頃は説得力のないメロドラマ風ばかりで、残念です。

投稿: ことかね | 2009年4月20日 (月) 19時02分

重用の節句を祝うさん、こんばんは~

おぉ、そうでしたか・・・って事は、あの亡くなった時の妄想のようなのは、その時の言葉を、思い出していたって感じだったんですね・・・

謎が一つ解決しましたので、一応、その部分はカットさせていただく事にしておきます。

ありがとうございました~

>こちらの記事のツッコミもキビシさがあって ・・・

いえいえ、他のブロガーさんは、もっと手厳しいですよww

投稿: 茶々 | 2009年4月20日 (月) 21時57分

ことかねさん、こんばんは~

なんか、最近は、意味の無い創作が多いような気がしますね。

景虎とともに、北条から来た家臣のかた(遠山さんでしたっけ?)も、「北条に戻ります」なんて言って去っていきましたが、あのかたは、実際には景虎のそばで、ともに自刃する人ですよね。

この先、再び、出て来られるんでしょうか?
出て来ないなら、「北条に戻ります」のセリフも意味がない気がするんですが・・・

投稿: 茶々 | 2009年4月20日 (月) 22時06分

すみませんm(_ _)m
私も認識が間違っていました!

友人知人に
『歴史に凄い詳しいオッサン?爺さん?が書いている実に役に立つブログがあるから読んでみろ!』
って勧めていました!

申し訳ございません!
(_ _(--;(_ _(--; ペコペコ

投稿: 桃色熊 | 2009年4月21日 (火) 13時34分

桃色熊さんこんにちは~

>歴史に凄い詳しいオッサン?爺さん?が書いている・・・

アハハハ・・・よく、「男前やなぁ」と言われます(○゚ε゚○)

投稿: 茶々 | 2009年4月21日 (火) 14時13分

こんにちは。
某所のコミュでも「つっこみトピ」なるものが出現していますが、やはり、昨年の篤姫の影響で、見る層が様々で、つっこみにつっこみを入れたいのもたくさんありますが、茶々さんのつっこみは禿同でございます。

初音、要りません!
原作にあるそうですが、要りません!
それで茶々さんと同じく、ただならぬ…と思ってしまいますし、大阪人の私はやはり心のどこかで家康を呪ってしまいたい部分があるのか、真田幸村の活躍にやんやの喝采をあげたい部分もあり、昭和30年代の子供としては、真田十勇士の活躍には胸すくものもあるわけです。

あんな乱破・素破・蓮っ葉な女が幸村の姉なんかで、空想の人物でも産出してもらっては困ります。

それに、懐剣、ほんと、切っ先突きつけたら、もう切れていますよね。
余談ですが、私、昨夜、包丁の重さだけで指に肉をそぎ落としました(>_<)

あほらしい演出が多いですが、景虎、はなの鮫ヶ尾城での自刃。
二人健やかな魂で天に召されたという設定なんでしょうが、スモークの中、後ろ姿でしずしずなんか、あれは逆に魂を冒涜しています。
撮影でもっと幻想的にするなら別ですが、ただ、スモークをたいて、セットの偽物の植木の中を歩いているようなシーン。
安っぽくマンガチックです。
視聴料払っているのよ!の世界です。

投稿: momoko | 2009年4月21日 (火) 14時46分

momokoさん、こんにちは~

初音って役は原作では真田幸村の姉ってなってたのを、あの女優さんを起用したいがために、ドラマでは幸村の妹という設定で登場させたところ、最初の登場シーンで石田三成と「知らぬ仲ではないのだから・・・」という男女関係を匂わすセリフをのたまわったため、「幸村の妹なら、その時は10歳前後のはずだが、そんな子供にそんなセリフを言わせていいのか?」という苦情が殺到したため、その次の回から、急遽、原作通りの姉という設定に変わったらしい・・・スタッフ曰く「姉でも妹でも、ストーリーに影響ない」のだそうです。

チャンチャン

投稿: 茶々 | 2009年4月21日 (火) 15時59分

最近になって思うのは、歴史ドラマって作成が難しくなってきてるんじゃないかなって事です。茶々さんみたいに歴史に詳しい女性が増えてるのと、新資料の発見や研究の成果で、これまで不明だった点が明らかになって、虚構が入り込みにくい状況がありますからね。僕なんてただの歴史好きで茶々さんほど知識がある訳じゃないから、天地人が、そこまで突っ込みどころ満載だなんて知らずに、毎週楽しく見てますけど、見る人が見れば不満だらけのドラマなんですね。

投稿: マー君 | 2009年4月21日 (火) 22時12分

私も女ですが、合戦シーンが少ないのは正直物足りない!世の女性達はそんなに繊細な人ばかりじゃないと思います(笑)むしろ、「譲れないものの為に大事なものをやむなく犠牲にし、尚且つそれを一生背負って生きていく」という男気溢れる姿勢に惚れるのではないでしょうか?それには血生臭いシーンも必要なんじゃないかと思いますけどね~。このままでは逆に女性の取り込みにも失敗するのではないでしょうか
それに華姫の説得シーン。全く説得力がないっ!意味がわかりません。去年の「篤姫」で徳川宗家に嫁いできた彼女が、いかにして「徳川の女性になること」を決意したか。その経緯の演出は見事でした。今回の華姫のお話とは月とスッポン、薔薇とペンペン草、ほんとに雲泥の差ですね。
このままでは朝ドラ的なホームドラマ路線も失敗。歴史モノとしてはもはや問題外。今一度テーマを再構築し、このドラマが立ち直ってくれることを切に願います。

投稿: 茗子 | 2009年4月22日 (水) 00時36分

マー君さん、おはようございます。

>虚構が入り込みにくい状況がありますからね・・・

虚構でも創作でも、ドラマがそれでおもしろくなるのならいいんですがね~

最近は、なんだか、意味のない演出や、つじつまの合わない創作が、多くなってきているような気がします。

投稿: 茶々 | 2009年4月22日 (水) 06時39分

茗子さん、おはようございます。

昨年の「篤姫」・・・
歴史上、篤姫と小松帯刀(尚五郎さん)は、一生のうちで一度も会った事がなく、原作にも尚五郎さんは登場しないらしいですが、ドラマでは、まるで主役のような扱いでした。

でも、尚五郎さんとの淡い恋のおかげで、あのドラマが数段おもしろくなった事は確かだと思います。

そういう創作をしていただきたいと願っているんですけどね~

それと、戦国物なんだから、やっぱり、スケールの大きい合戦シーンを見てみたいです。

いいドラマになるように、応援したいですね。

投稿: 茶々 | 2009年4月22日 (水) 06時51分

茶々様。お返事ありがとうございます(^-^)
【先日のコメントの訂正】
華姫→菊姫
でした。すみませんでした。
良いドラマをつくるために創作すること自体はありだと思います。私はあまり歴史には詳しくないので、史実との違いを調べながらドラマを見るのもとても楽しいですし!
篤姫と尚五郎さんや家定様との関係の描き方は結構好きでした。家族や友人に「フィクションだよ」と言うと驚く人が多かったですけどね(笑)

投稿: 茗子 | 2009年4月22日 (水) 19時30分

茗子さん、再びのコメントありがとうございます。

そうです。
篤姫さまと、家定さまのあの夜のシーンなども、原作にはないそうですが、寝る前にイロイロ話したり、五目並べをしたりするところは、ほのぼのとして見ていて楽しかったですね。

投稿: 茶々 | 2009年4月22日 (水) 21時36分

「天地人は登場人物が少なかった」の指摘。
今年もそうですが、オープニングの「横書きのテロップが小さい」のもあるかと。総数では通行人役等を含めると数が膨れ上がり、他の年とは大差がないと思います。でも原作小説を読んだ経験では、主要人物が限定的な分、(なじみのない上杉景勝時代でも)ストーリーがわかりやすかったですね。

来年は前半でめまぐるしく周辺が変化するので、それに視聴者がついていけるようにする配慮も要りますね。今年はなぜかしてないんですが、年月のテロップが必要です。

投稿: えびすこ | 2010年6月13日 (日) 09時48分

えびすこさん、こんばんは~

テロップと言えば、島津久光の登場の時に、本放送では「薩摩藩主」となってましたが、再放送では訂正されていたようですね。

おそらく、たくさん電話があったのでしょうね。
スタッフさんも頑張っておられます。

投稿: 茶々 | 2010年6月14日 (月) 01時00分

「天地人」は元々地方新聞の連載小説なので、内容的には薄いと言われます。「著者が池波正太郎氏や山田風太郎氏(ちなみに両氏は「大河原作者」になっていない)のような大作家ではない(作家年数で見ればベテランですが)ので評価が劣る」とも言われております。天地人の大河化決定時には火坂さん本人も驚いたようです。
ウワサでは大河ドラマ化される前提で連載された(テレビ化が決まったのは連載終了のすぐ後)とも言われます。

余談になりますが、福山さんが上野さんに昨年末に「主演引き継ぎ」で、エールを送ったコメントの中で注目部分。「苦しい時もあるけど頑張って」と言う趣旨のコメント。これは「大河ドラマ主演ならではの苦労」と言う意味ですね。大河ドラマの歴代主演俳優は、少なからず反響が気になるんでしょうね。それは脚本家もそうではとも。

投稿: えびすこ | 2011年5月 9日 (月) 19時57分

えびすこさん、こんばんは~

脚本家さんは、やっぱり視聴率も気になるんでしょうかね。
大阪では、かなりヤバイところまできてます。

投稿: 茶々 | 2011年5月10日 (火) 02時01分

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