住吉大社の燈籠巡り
一昨日は住吉大社へ行っておりました~
大阪では「すみよっさん」と呼ばれて親しまれている神社で、初詣の参拝者の多さでも知られる有名な、あの住吉大社です。
海の神である住吉三神=底筒男命(そこつつのおのみこと・海底の部分)、中筒男命(なかつつのおのみこと・海の中間部分)、表筒男命(うわつつのおのみこと・波の立つ海の表面部分)と、その住吉の神のご加護で三韓征伐(9月5日参照>>)を成功させた息長足姫命(おきながたらしひめのみこと・神功皇后)をお祀りしています。
その独特な宮の配置やお参りの仕方、神社の由緒や歴史など・・・いろいろとご紹介したいところなのですが、実は、案内をしてくださった神職の方から、住吉大社のオモシロイ巡り方を教えていただきまして・・・。
今回、それにけっこうハマってしまいまして・・・まずは、その「燈籠巡り」をご紹介させていただきたいと思います。
住吉大社には、大小取り混ぜて620余りの燈籠がありますが、それらの中には特徴のある燈籠・・・あるいは、有名な方の筆跡による燈籠が沢山あり、それらを巡りながらの参拝という事です。
どこに何があるか・・・地図で場所を示しながらご紹介します。
画像をクリックすると大きくなります(地図は東向き)
①②③…は特徴のある燈籠、ABC…は名家筆跡の燈籠
A頼山陽(←写真)
B篠崎小竹
C五井蘭州
D趙陶斎
E市河米庵
F冨岡鉄斎
G羽倉可亭
H貫名海屋
I呉策
J池大雅
以上、あまりにも写真が多くなるため、有名人の筆跡の燈籠の写真は頼山陽(らいさんよう)(9月23日参照>>)さんだけにしましたので、ぜひ、現地でお確かめください…(燈籠の横に名前の書かれた石碑が立っていますので前まで行けばわかります)
こうして、珍しい燈籠や歴史人物の筆跡など楽しみながらの参拝も一興・・・今度、訪れられた時の参考にしていただければ幸いです。
~すべての写真はクリックしていただくと大きくなります~
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コメント
はじめまして。住吉大社の灯篭に興味があり、拝読しました。
一つ質問があります。⑧の鷺灯篭を見たことがあるのですが、佐々木志津麿・筆とは知りませんでした。灯篭にも銘記されていないようです。史料・根拠文献をご存じでしたら、御教示頂ければ幸いです。
投稿: | 2013年3月25日 (月) 12時12分
申し訳ありませんが、史料となる文献があるのかどうかは存じ上げません。
本文にもある通り、この時、神職の方に案内していただき、その方に教えていただきましたので、住吉さんの関係者の方なら、話の出どころをご存じなのではないかと思います。
社務所等で尋ねてみられてはいかがでしょうか?
投稿: 茶々 | 2013年3月25日 (月) 20時15分
御返事を頂き、ありがとうございました。
住吉大社を訪問した際に社務所で尋ねてみることにします。
投稿: | 2013年3月26日 (火) 23時54分
お返事、ありがとうございます。
案内していただいた時に教えていただいたので「そうなのだ」と思ってしまい、「その出どころ」には頭がまわりませんでした。
申し訳なかったです。
投稿: 茶々 | 2013年3月27日 (水) 02時47分