700万アクセス御礼!と大河ドラマ「平清盛」の見どころ
いつも「今日は何の日?徒然日記」をお読みいただき、ありがとうございますm(_ _)m
管理人の羽柴茶々です。
私ごとで恐縮ですが、昨日、このブログのアクセス数が700万HITを越えました。
単純で脳天気な私としては、はじめは夢にも思っていなかった1000万アクセスに手が届きそうな気分になって、今頃からワクワクドキドキしています。
・・・と書くと、「お前は、そんなにアクセス数が気になるのか?」と眉をひそめられる方もおられるかと思いますが、そういう意味ではなく、一つの節目、あるいは、一つの目標クリアというような意味で、毎回、キリの良いアクセス数を越えた時と、ブログを開設した日には、こうして、ご報告とごあいさつをさせていただいております。
自己満足かも知れませんが、こういう時に、こういうごあいさつをさせていただくと、なにやら、気分転換&心機一転=新たなスタート地点に立ったような気分になり、
「まだまだ、やるゾ~~」
という気持ちが湧いてくるわけで・・・
とは言え、ごあいさつだけというのもなんですので、久々に大河ドラマ「平清盛」の感想など・・・
と行きたいですが、ここ何年か、このブログに定期的に来ていただいている皆様なら、お解りの通り、ツッコミどころが多い大河ほど、その感想を書く頻度が多いわけでして・・・
ここ3年間のアレとアレとアレは、「何じゃ?ソラ!」のツッコミのテンションそのままに、思うところを書かせていただいておりましたが(特に昨年は多かったなぁ(゚ー゚;)、今回の「平清盛」は、そういう点では、落ち着いて見ていられ、久々に、大河らしい大河と言える作品なのではないかと、そのストーリーを堪能して見ております。
なので、あんまり感想を書いていません(*´v゚*)ゞ。
もちろん、歴史から見て??な場面もありますが、それこそ、今解明されている歴史が100%正しいとは限りませんし、そこを、あえて違うように持っていって、ストーリーをより面白くするのも、作家さん&スタッフさんの腕の見せどころ・・・なんせ、ドラマは創作物なのですから
3ヶ月前、「600万アクセス」の時のページにも書かせていただきましたが(6月18日参照>>)、そもそも、源氏と平家をライバルのように描く事すら、歴史としては??ですが、ストーリーとしては、断線その方がオモシロイですからね。
それこそ、むしろ「変えるなら、変えるだけの意味があるのだろう」と、今後の展開に期待を持って楽しみにしております。
たとえば、最近では、8月26日に放送された第33回「清盛、五十の宴」でのワンシーン・・・
50歳の誕生日を盛大に祝ってもらった清盛が、宴の最後に、
「この楽しい1日を終わらせたくない~!!」
てな雰囲気で、夕陽に向かって扇を仰ぐと、沈みかけていた太陽が再び顔を出し、清盛が日輪まで操る奇跡を目の当たりにする・・・というエピソード・・・
これは、実際に残る伝説・・・もちろん、本当に太陽を動かせるはずはなく、あくまで伝説として伝わっているという事ですが・・・
実際の伝説では、音戸の瀬戸の開削工事の際のお話として伝わっているのですが、確か、ドラマでは、昨日の放送で、兎丸たちに工事の指示をしていたようなので、ドラマ上では、もうちょっと先の事になるのでしょうか?
それは、数か月に渡る難工事となった音戸の瀬戸開削工事・・・完成予定の日づけになっても、まだ工事が終わらず、もはや日も暮れかけて皆が諦めかけた時、清盛が沈みかけた夕陽を扇で仰いで呼び戻し、無事、工事を終えさせたという物で、現在、広島県呉市の高烏台公園に、有名な清盛の銅像がありますが、この銅像が、その時の扇で仰ぐポーズをとっています。
でも、まぁ、盛り上がりまくった宴の最後にやった方がカッコイイかも知れませんし、ひょっとしたら、ドラマ内では、もっかいあるのかも知れません。
また、第3部になって、これまた清盛のキャラが変わった気がしますが、これも、ドラマの中で「あの頃の自分ならこうだった」とか、「殿もお変りになりました(by盛国)」てなセリフがあるので、主人公が成長して、大人になったという事のキャラ変更という事で納得できます。
・・・で、来週は、いよいよ「殿下乗合事件」ですね~
これが、また、どのように描かれるのか、楽しみです。
ネタバレになるので、あまりくわしくはお話しませんが
(注:予備知識ゼロで見たいので「まったく聞きたくない」とおっしゃる方は、この先、チョイとスルーしてください)
この事件は、嘉応二年(1170年)7月3日に、摂政・松殿基房(まつどのもとふさ)の車列と、ある女車とが鉢合わせになった時、基房の従者が「無礼だ!」と言って、その女車をボッコンボッコンにするのですが、実は、その車に乗っていたのは、平重盛(たいらのしげもり=清盛の長男)の次男=資盛(すけもり)・・・
それを知った基房は、すぐに謝罪の使者を派遣して、実行犯の身柄を差し出すのですが、怒り心頭の重盛は、これを突き返す・・・
こうなると、事件の報復が怖くて外に出れない基房ですが、そんな中で高倉天皇の儀式があるため、摂政として、どうしても儀式に出席せねばならない・・・やむなく、出かけますが、案の定、途中で重盛の軍勢が待ち構えており、ボッコボコにされて儀式に欠席・・・
てな事件なのですが、今週のドラマで、清盛が、ほとんど福原にいた事でもお解りのように、この事件の時も、清盛は、おそらく福原にいたわけで、仕返しの指示をしたのは重盛であろうというのが一般的な見方となっています。
しかし、清盛を悪のカリスマ、重盛を父に対抗する温情溢れる人として描いている『平家物語』では、この仕返しを指示したのは清盛とし、重盛は、むしろ、報復行動に参加した者を諫めて処分し、資盛自身をも謹慎処分にした事になっていて、これまでの時代劇ドラマでは、ほとんど、この平家物語のパターンで描かれて来ました。
今回の大河・・・巨人の清盛に、未だ一門を統轄する自信の無い重盛・・・というキャラクター設定で、この事件をどのように描いてくださるのか???
来週は、そこが見どころだと思います。
・‥…━━━☆
・・・と、なんやかんや言いつつ迎えた700万アクセス・・・
これも、いつも、ブログを見に来ていただいている皆様のおかげと感謝しつつ、これを励みに、今後も末永く続けていけたら・・・と思っております。
よろしくお願いしますo(_ _)oペコッ
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コメント
コメントがかなりお久しぶりです。
700万アクセスおめでとうございます!
大河はあまり予備知識はないですが、後で調べて「これをドラマネタにしたんだ」みたいにしながら楽しんでいます。
だんだんドラマ内でも義経や政子が出てきて終盤なんだなと思うと寂しくなります。
なんだかあぶない鬱の頼朝と野性的な政子がどうなるか楽しみです。
ブログをこれからも頑張ってください!
投稿: Ikuya | 2012年9月17日 (月) 19時13分
700万アクセス
おめでとうございます!(^^)!
投稿: onelife | 2012年9月17日 (月) 19時54分
700万アクセス、おめでとうございます。
私の1年分のアクセスを1日で叩き出すなんて、すごいですよね。どうやったらそんなに増えるのか、教えてくださいm(_ _)m
「平清盛」の夕日が昇る話は私もブログで少し触れましたが、やはり元になるエピソードがあったんですね。
投稿: 高来郡司 | 2012年9月18日 (火) 00時20分
700万アクセスおめでとさんどす。o(*^▽^*)o
歴史が好きでチョコチョコとネットでも調べるのですが、
広範囲にわたって記載されている。
しっかり整理されている。
簡潔明瞭。要点もよくわかる。
読んでいて愉しい。(歴史の面白さを教えてくれてるような)
これらの点からお気に入りに入れさせてもらっていつも楽しませてもらってます。
(特に未知のお伽噺やほのぼの系は大好き!!)
最近は観光に行くときや調べものでも…。
自分にとっては欠かせない、唯一の歴史ブログです。
たまには更新サボって休んだほうがエエですよ(笑)
では
投稿: azuking | 2012年9月18日 (火) 01時02分
羽柴茶々さま
700万アクセスおめでとうございます(^^)/
これからも毎日お邪魔することかと思いますが
更新~ご無理をされませんように。
「京阪奈ぶらり歴史散歩」も思い出したように
楽しみに検索して拝見しておりますので
こちらの更新も…よろしくお願いいたしますね^^
投稿: tonton | 2012年9月18日 (火) 10時43分
700万アクセスおめでとうございます!o(*^▽^*)o
三ヵ月で100万のアクセス数だなんて、おそろしい……(笑)
グーグルの予測検索に、徒然日記って出てくるのが凄いです。
以前受験期に、徒然草が徒然日記としかでてこなくなりあせった覚えがあります。(^-^;
平清盛は歴史が好きだなと思ってから、初めてものすごくはまって、毎週日曜日が楽しみです。
一つ一つのシーンに沢山の意味が込められていて、見ごたえのあるドラマだなと思います。
投稿: ティッキー | 2012年9月18日 (火) 13時55分
Ikuyaさん、ありがとうございますm(_ _)m
>あぶない鬱の頼朝と野性的な政子が…
そうでした…頼朝と政子の事を書くの忘れてました~
それこそ、あれだけ自暴自棄になってる頼朝は初めてだし、あれだけ破天荒な政子も初めてですね~
おそらくは、あの破天荒さがドン底の頼朝を引き上げていくのでしょうが、その展開がものすごく楽しみですね。
投稿: 茶々 | 2012年9月18日 (火) 14時52分
onelifeさん、ありがとうございますm(_ _)m
今後とも、よろしくお願いします。
投稿: 茶々 | 2012年9月18日 (火) 14時53分
高来郡司さん、ありがとうございますm(_ _)m
やはり、長く続ける事でしょうか…
一般的には、一つのブログが生きたアカウントとしてネット上にある期間は「約3年」とか言われます。
このブログは、6年めになるので、そのぶんシブトイって事でしょう(笑)
最初の頃の記事は、今となってはお恥ずかしい内容ですが、「継続は力なり」を信じて続けていきたいと思います。
投稿: 茶々 | 2012年9月18日 (火) 14時59分
azukingさん、ありがとうございますm(_ _)m
うれしいお言葉をいただいて感謝感激です。
おっしゃる通り…
それこそ、長く続けていくためには、あせらずゆっくりと、更新が負担にならないようにやっていきたいと思います。
これからもよろしくお願いします。
投稿: 茶々 | 2012年9月18日 (火) 15時02分
tontonさん、ありがとうございますm(_ _)m
本家HPの「ぶらり散歩」も見ていただいているなんて…ありがたき幸せデス
HPのほうも、徐々に閲覧の数も増えて来ていて、うれしい限りです。
これからも、両方ともに、よろしくお願いします。
投稿: 茶々 | 2012年9月18日 (火) 15時07分
ティッキーさん、ありがとうございますm(_ _)m
>グーグルの予測検索に…
私も、初めて確認した時は驚きました(笑)
うれしい限りです。
>一つ一つのシーンに沢山の意味が込められていて、見ごたえのあるドラマ
そうですよね~
ちょっとしたエピソードが、次の大きな出来事に絡んでいたり、創作された事が、実際の事件の謎の部分を衝いていたり…
物語のつじつまがあってるからこそ創作も活きて来るし、許される…
同じ創作でも、創作しっぱなしでつじつま合わずのアレとは、そこが違うんですよね。
ホント、楽しみです。
投稿: 茶々 | 2012年9月18日 (火) 15時56分
茶々様
700万アクセスおめでとうございます。これからも頑張ってください。
投稿: いんちき | 2012年9月18日 (火) 16時04分
いんちきさん、ありがとうございますm(_ _)m
いつも楽しいコメント、感謝です。
これからも、よろしくお願いします。
投稿: 茶々 | 2012年9月18日 (火) 20時26分
茶々様・祝700万回アクセス
「平清盛」主人公の「武士の世」連呼と、実際の平家の動きが合ってなくて、メインの歴史ロードはちぐはぐですが、もののけ姫の政子ちゃんはじめ(笑)周辺キャラはユニークで、楽しめます。
子役も含め、キャスティングの良さが光っていますね。
投稿: レッドバロン | 2012年9月19日 (水) 19時43分
お・お・おめでとうございます!(出遅れましたぁ^^;)
私は、2010年1月20日の『酢屋』の日から、毎日欠かさず、拝見させていただいてます。
おいらん姿で、艶やかになられましたね^^
これからも、こちらこそ、よろしくお願いいたします♪
投稿: 真田丸 | 2012年9月19日 (水) 23時55分
レッドバロンさん、ありがとうございますm(_ _)m
主演のマツケンさんが若いので、これからも、出演者の平均年齢はどんどん下がっていくのでしょうが、若いワリには、皆さん頑張っておられると思います。
投稿: 茶々 | 2012年9月19日 (水) 23時56分
真田丸さん、ありがとうございますm(_ _)m
プロの手にかかれば、なかなかの「サギシャ」が撮れるものです(笑)
これからも、よろしくお願いします。
投稿: 茶々 | 2012年9月19日 (水) 23時59分
茶々さま、大変遅くなりました(^_^;)
☆★☆ 祝700万アクセス!! ☆★☆
読むのは読ませていただいておりましたが
お祝いコメント忘れていました。
「今日は何の日?」は、
もはや「お気に入り」どころか、
Google Chromeの「よくアクセスするページ」の上位に常に表示されています)^o^(
これからも楽しみにしています!
投稿: hana-mie | 2012年9月20日 (木) 11時12分
hana-mieさん、ありがとうございますm(_ _)m
いつも温かいお言葉…励みになります。
これからも、遊びに来てください。
投稿: 茶々 | 2012年9月20日 (木) 14時29分
初めて書き込みます。
今年の大河は久しぶりに面白いです。
去年のファンタジーからリアリティ追及へ方向転換したんでしょうね
画面や人物が汚いって意見を聞きますけど、
宮中は綺麗だし、市井はあんな感じでいいと思います。
韓国ドラマなんかで百済や新羅の小ぎれいな格好をみると
「うそや~ん」
って思ってしまいますから、汚いほうが納得いきます。
でも、顔ぐらいは洗いましょうw
投稿: 雪見御所 | 2012年9月20日 (木) 20時40分
雪見御所さん、はじめまして…
最近は清盛さんの身分も上がって、グッと小奇麗な恰好になりましたね。
そのギャップを見た目にもわかりやすくするために、最初のうちは、わざと汚くしていたのかも知れませんね。
韓国ドラマは、時代劇もフィクション性が高いようですから、時代考証というのも、あまり厳しくないのでしょうね。
投稿: 茶々 | 2012年9月21日 (金) 02時33分
茶々さま、700万アクセスおめでとうございます。
桁が違いますね。凄いです。
さて大河ですが、無知を武器にどきどきしながら23日の放送を拝見しました。
やはり重盛さまは蚊帳の外で、清盛入道と忠盛さまが手引きしたようになってましたね。
それに宋からの赤い鳥の羽も幾重にも意味が持たされていて見応えがありました。
それにしても忠盛さまのワルいかんじ、最近、はまってきています。
いよいよ「平家にあらずんば…」になるようで、このワルぶりがますます楽しみなのです。
投稿: やんたん | 2012年9月24日 (月) 15時48分
やんたんさん、ありがとうございますm(_ _)m
さすがに、イケイケムードの重盛さんではなかったですね。
そして、自然な感じで禿童を登場させるところも良かったです。
投稿: 茶々 | 2012年9月24日 (月) 21時04分