大河ドラマ『麒麟がくる』第2回「道三の罠」を見て
2回目で目が慣れて来たのか???
画面の彩度上げすぎより、合戦で太鼓叩いてる人が気になって仕方がない今日この頃ww
大河ドラマ『麒麟がくる』第2回「道三の罠」を拝見させていただきました~
・・・にしても、久々に大人数の合戦シーンをやって下さってありがたいのなんの。
しかも、さすがはNHK様クオリティ!
山城の雰囲気やら土塁やら・・・あんなん造るだけでも相当な諭吉はんが飛んで行ってる物と思われますが、見ていて本当にスゴイ!
ま、さすがに槍の扱い方は「叩く」ではなくセオリー通りの「突く」でしたが・・・
途中、
「えっ?何?光秀、叔父さんと戦ってんの?」
と混乱するも、後でソックリさんだと分かって一安心。。。
叔父さんの治療を優先し過ぎ、医者と看護師の仕事ハード過ぎ、ではあるものの、ここで看護師=駒(こま)が
「戦いは嫌じゃ!」
とか言わないのはウレシイですね~
ここ何年かのファンタジー大河では、何かと言えば、そればっかり・・・てか、これくらい合戦シーンを描いてくれて、死人&ケガ人続出シーンがあってならまだしも、いつぞやアレとかは、それらのシーンをナレーションスルーして「戦いは嫌じゃ!」でしたから、説得力も何もありゃしない。。。そこからの脱却はお見事です。
全体的に、少し、韓国時代劇か中国時代劇のふりかけがかかってるような気がしないでも無いですが、それが「新しい大河ドラマを作っていこう」とのスタッフさんの気合のようにも感じますので、それはそれで良いのかも知れません。
昨日は「加納口の戦い」(9月22日参照>>)が中心でしたが、合戦に負けた信秀さんが
「帰って寝る」
という捨て台詞を言うところなんかも、緊張の中にクスッとする緩和があって良い感じです。
ま、大阪人としては
「風呂入って屁こいて寝る」
やと爆笑でしたが、大河でそれは無理というもの。。。
ブラックな斎藤道三(さいとうどうさん)がお茶で毒殺・・・となると、この先、あの本木さんのお茶CMのおっとり具合がどうなるのか気になりつつも、
その道三と配下の皆々との間に何となく溝があるような雰囲気、そして、予告では、息子の義龍(よしたつ=現在は高政)が
「自分の父親は、本当に道三なのか?」
と疑い始めるみたいな流れのようで・・・
これは、あの道三最期の戦いとなる「長良川の戦い」への布石なのでしょうか?
★長良川の戦いについては↓
●道三から信長へ~「美濃を譲る」の遺言状>>
●道三より大物?義龍の「親から国盗り物語」>>
●長良川の戦い~斎藤道三の最期>>
とにもかくにも、これからが楽しみな第2回でした~満足満足(^o^)
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コメント
茶々さん、おはようございます。
「韓国時代劇か中国時代劇のふりかけ…」w 流石です。
仰る通り、今回の大河は何時ぞやの三姉妹のとは違って…、光秀が敵の武将を討ち取った事でセンチな気持ちになっているところに、看護師の駒が満面の笑みで「おめでとうございます」と言った時は思わず拍手してしまいました。
また、光秀に手柄を立たせながらも相手の武将の名前を出さないなど、脚本に巧さと好感を持ちました。
あと、彩度上げ過ぎの件、夜の室内の場面は大変美しかったです。人や物の配置も美しく、もしかして監督(カメラマン?)は黒澤ファン?かと思える程でした…(と言ったら言い過ぎかナ)
p.s.
ここだけの話ですが、脚本家さん、茶々さんのブログを読んでるんじゃないかな?史実に対する見解が似てません?
(いぇ、勿論私は茶々さんファンですが)
投稿: とーぱぱ | 2020年1月27日 (月) 09時54分
毎回 楽しく拝見させて頂いてます。
挙げ足を取るみたいですが人物名なので正確をきすために書かせて頂きます。
×元木→◯本木 です。
投稿: you | 2020年1月27日 (月) 10時37分
とーぱぱさん、こんばんは~
確かに…です。
あの毒殺場面は迫力ありましたね~
よく、「キンキラの派手好み」の象徴のように言われる秀吉さんの黄金の茶室ですが、アレを、夜に、ろうそくの灯りだけで見たら、幽玄でステキな感じに見えるんじゃないか?と想像した事あって…それと同じ感じかも知れませんね。
外だと彩度上げすぎ感あるけど、それが、夜の室内ならカッコよくなる。。。
投稿: 茶々 | 2020年1月28日 (火) 00時41分
youさん、ホントだ~ありがとございます。
全然気づいてませんでした。
早速、変換させていただきました~
投稿: 茶々 | 2020年1月28日 (火) 00時42分