麒麟が行っちゃったので戦国ロスになる~大河ドラマ『麒麟がくる』最終回「本能寺の変」の感想
本能寺の変の動機が渋滞し、アレやらコレやらがとっ散らかったままで、あと1回でどないなるんやろ?と思っていた大河ドラマ『麒麟がくる』が、
いやはや、お見事!
なかなかにスッキリする最終回「本能寺の変」でした。
主人公が明智光秀で悲しくない終わり方をするには、ベストな終わり方やったと思います。
ただ、こういう終わり方をするなら、なんで?
先週のラストは、あんな憎悪丸出しの表情で終わったのか?が気になりますけどね。
とにもかくにも、あの宴会の激怒から、
「いやいや、気にせんといてな(^o^)アレは、風間くんがどう出るか?を見てただけなんよ」
という染谷信長のツンデレ攻撃から始まった最終回・・・
いきなり降って湧いたように登場した長宗我部攻めに長谷川光秀が困惑する中、
お前は鞆の浦に行って
「足利義昭を殺せ」
と信長・・・
確かに「意外な最終回になる」とは聞いていましたが、
まさかまさかの公方様暗殺とは・・・なるほど、意外でした。
ドラマでは、京都追放後もかなりの重要人物扱いされている滝藤公方様ですが、実際は、来られた方の毛利もけっこう迷惑がってて、仕方なく預かってる感じです。
前にも言いましたが、将軍は朝廷からの「将軍宣下」によって決められる物なので、朝廷が「お前クビ!」としない限り将軍様ですから、さすがに、逃げ込んで来られた以上毛利も邪険にはできないので預かってますが、もはや、そういった権力的なものは、すでに無かったように思いますので、今更、将軍を暗殺して、その罪(将軍はともかく宣下してる朝廷に歯向かう事になる)を被ろうという人も少ないと思われます。
ドラマでの公方様は、荒木村重の謀反のキッカケになったり、丹波平定の難しさの根源だったりするほどの人であり、一方で長谷川光秀に
「十兵衛一人の京都なら戻ってもイイ」
なんてラブコールしてくれてる人なので、この「暗殺して来い」が謀反の引き金になるというのもアリでしょう。
また、降って湧いた長宗我部の一件は、本能寺の謎解きの中の『四国説』(6月11日参照>>)の根拠となっている事もあって、さすがにスルーできなかった感じでしょうが、実際には信長と長宗我部の間に入っての和睦交渉を担当していたのが光秀で、その努力が叶わず面目が潰れた事によって本能寺の動機と考えられているのですが、ドラマの中では『四国説』には重きを置かれていないようなので、「私の知らないところで…」みたいな、信長の極悪ぶりを表現する題材として、あんな感じになったんでしょうね。
そんな中、染谷信長から、
「(平和になったら)二人で茶でも飲んで暮らさないか」
と、熱烈プロポーズされる長谷川光秀・・・
かつての伊藤義龍がそうであったように(第19回の感想>>)、
信長もまた、
茶釜隠されようが、
勝手に公方様に会いに行かれようが、
命令に背かれようが、
光秀LOVEが止まらない~
と、そこで、
メッチャ良いタイミングで、
息子と嫁=芦田たまちゃんを連れて京都に滞在してる眞島藤孝に会いに行く長谷川光秀・・・
そこで、密命であろうはずの「将軍暗殺」をちゃっかり知っちゃってる藤孝に、
「信長を諌める覚悟はおありか?」
と問ただすも、答えに詰まる藤孝は、すでに佐々木秀吉と仲良しでしたとさ。。。
そんな藤孝や秀吉どころか、玉三郎天皇様や伊呂波大夫まで=って事は、つまりは津々浦々まで信長と光秀の不穏な空気が伝わってる中で、ものすンごい無防備で宿所の本能寺に入っちゃう信長さん
その一方で、光秀は、
「我が敵は本能寺にあり。その名は織田信長と申す」宣言し、いよいよドラマは本能寺の変へ・・・
と、ここで
前夜の囲碁のシーンや、その場に島井宗室がいた事がドラマで描かれたのは珍しいんじゃ?
●「本能寺前夜」参照>>
●「本能寺と堺」参照>>
こういう所が、やはり大河ですよね~
しかも、その後の本能寺への襲撃の映像も見事でしたね~。
夜が明けきれぬ前の行軍、
染谷信長の見事な泣き笑いからの
「是非もなし」
矢で応戦の次に槍、槍が折れたら刀で奮戦、からの
「わしを焼き尽くせ!」
♪敦盛♪は舞わなかったけど、染谷さんの名演技が冴えまくり、の良い死に際でした。
コロナ禍の中、よくぞ、ここまでの戦闘シーンを撮ってくださいました。。。
信忠さんが「二条御所でご最期」の伝聞だけのほぼスルーで同時攻撃したっぽいニュアンスだったのは、ちょっと悲しかったですが・・・
あと、史実としての本能寺の後、わずかの間で倒れてしまう事からも解る通り、本来、クーデターという物は起こした後が最も重要・・・もちろん、そのために事前準備や根回しなど徹底的にやっておかないといけないし、やった後にも瞬時にこなさなければならに事が山積みです。
それこそが、この本能寺の変の最も謎な部分なんですよね~
その優秀さから、織田政権での出世頭であり、最も信長に気に入られていた光秀・・・もちろん、そんな光秀が謀反を起こす、その動機も謎なんですが、優秀なはずの光秀のその後の処理の仕方も、やっぱり謎なんですよね~
なんだか、信長を殺した後の事をまったく考えて無かったように見える気がする。
【明智光秀が細川藤孝に送った書状】参照>>
ドラマでもあった通り、結局、藤孝も筒井順慶も味方しなかったわけですし・・・。
おそらく、何かしらの記録が欠落してるんだと思います。
まぁ、おかげで、あーだこーだと色々と推理の花を咲かせる事ができるんですけどね。
ところで、ドラマは・・・
結局、山崎の天王山も描かれない中、生存説ときました~~~
でも、冒頭に書いた通り、光秀主役なら、それもアリでしょう。
てか、その終わり方が1番平和ですwww
黒幕なんていない、
本能寺の変は光秀が単独で決断した事、
それは、信長のラブコールへの返事・・・
「信長様は変わられた」
と言った光秀に
「変えたのはそなたじゃ」
と言った信長に対する無理心中だったのかも知れませんね。
でも、そんな最後じゃ悲し過ぎるので、
生存説からの家康との協力で平和な世を作った?・・・って、事なのでしょう。
不肖私、今の今まで、あの天海和尚の兜の前立てが『麒麟』デザインである事をすっかり忘れておりました。
もはや、1年とちょっと前、いや、最初の一報からは2~3年前、
このドラマが『麒麟がくる』という題名に決まった時から、落としどころは光秀=天海だったのですね。
(最終回になって気づくとは不覚(ToT)なり)
もちろん、大河ドラマなので、
あくまで噂に過ぎない光秀=天海説(参照>>)を推すのではなく
「そこの所はご想像にお任せします」
では、ありますが、やはり、夢を持たせる終わり方なら、そう来なくっちゃ!ですね。
私は、前々から(その真偽はともかく)
光秀生存からの
↓
天海になって家康助ける
↓
光秀の娘を密かに預かって斎藤利三の嫁(光秀の妹?)が育てる
(史実にカウントされてない子がいたはず…)
↓
その娘は春日局
↓
春日局が家康とデキてる
↓
その息子が家光
なんて妄想満載のドラマもオモシロイんじゃないか?って思ってたりします。
まぁ、大河ですから、そこまでは無いにしても、含みを持たせて見ている側に「その後は想像してね」という、今回のような終わり方もアリなのではないか?と思います。
とにもかくにも、色々とやりっぱなしの感はありますが、そこはコロナのせいで思い通りの撮影ができなかったので致し方ない部分もあり、そんな中で、見事な最終回に持っていかれた製作者&スタッフの皆さま、おそらくは直前に変更されたであろうセリフであっても、それを見事に自分の物にして演じられた俳優の皆さまに、お疲れ様と感謝の意を表明します。
私共は、これにて、ほぼ1年に渡って書かせていただきました
大河ドラマ『麒麟がくる』の感想を終えさせていただきたいと思います。
とか言いながら、また何か気づいた事があったら書いちゃうかも知れませんが・・・
★関連ページ
●愛宕山の連歌会>>
●本能寺・前夜>>
●本能寺の変~『信長公記』より>>
●その時、安土城では…>>
★色んな説ご紹介
●堺の商人・黒幕説>>
●豊臣秀吉・黒幕説>>
●徳川家康・黒幕説>>
●家康暗殺計画(431年目の真実)説>>
●突発的な単独犯(タイムラグ)>>
●四国説>>
★本能寺の変の後関連
●信長の首は静岡に?>>
●徳川家康の伊賀越え>>
●秀吉の中国大返し>>
●洞ヶ峠>>
●天王山!山崎の戦い>>
●安土城が炎上>>
●明智秀満の湖水渡り>>
●天海=明智光秀説>>
★その他の出来事は
●戦国:信長安土の年表>>
●戦国:秀吉桃山の年表>>
からどうぞm(_ _)m
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コメント
面白かったですね~。光秀に天下取りの野望がないからおそらく「土岐は今・・」も省かれたし、優秀だからこそお御籤を何回も引くシーンも無かったのかなと思います。天海の江戸の都市計画に対する並々ならぬ熱意にはやはり元光秀だからと考えると納得できます。
投稿: 通りすがり | 2021年2月 8日 (月) 09時39分
通りすがりさん、こんにちは~
確かに…
これまでのドラマでは描かれなかった「優秀なはずなのに、何となく漂う無計画で衝動的な感じ」が、今回バッチリ描かれていたように思います。
天海になるのも、トンデモではありますが、ファンにとっては希望でもありますもんね。
投稿: 茶々 | 2021年2月 8日 (月) 17時11分
茶々様
こんばんは。
本能寺の変は、誰も予想しなかった事を、明智光秀がいきなり突然にやったから謎に包まれているのでないのでしょうか。
こんな事前に周囲の人々に、織田信長と明智光秀の間に不和があると感じさせていたら、誰かが織田信長にチクって、信長は無防備に本能寺なんかに泊まらんでしょ。
光秀を描くなら、本能寺から明智藪まで描くべきでしょう。瀬田の唐橋を燃やされ無駄に時間を浪費して、
細川親子にも筒井順慶にも味方してもらえず、見苦しく後付けの言い訳の手紙を出したりするけど叶わず、山崎で惨敗して、土民に竹槍で突かれて惨めに死んで行くという方がドラマチックだと思います。
紀行に明智藪を出して欲しかったな。
実は生きていた説は好きではありません。安徳天皇、源義経しかり。
明智光秀が生きていたなら、関ヶ原の時点で70歳越えで、大坂の陣の時は80代後半でしょ。あり得ないですよ。何より本人が「私は明智光秀で、実は生きてました」とか言うでしょ。徳川の世になって隠す必要はないのですから。
豊臣秀吉をこんな悪人ぽく描いてほしくなかった。秀吉は判断力に優れ、行動が速く器用だったから天下を取った優秀な人なのだから。
色々突っ込みながら、やはり大河は最後まで観てしまいますね。
投稿: 浅井お市 | 2021年2月 8日 (月) 19時22分
こんばんは。
ブログ、楽しく拝見しています。
ドラマ終わりましたね。コロナの影響で、役者さん、スタッフさん、いろいろと大変だったと思います。
生存説も含めたようなエンディングでしたが、ドラマだからこそできる表現で、これはこれでよかったのかな、と思っています。
謎多き本能寺の変ですが、私は、クーデターの事前・事後処理を万全に行うまでは至らないと分かってても、チャンスは今しかないし…というので、光秀さんも、賭け・勝負に出たのかな?と妄想してます。(実は意外と謎がないというか、歴史を辿ろうとする我々が勝手にブラックボックスの中身を大きくとらえているだけ、という感じです。まぁ、完全に私見ですけど。)
なにか新しい史料とかがいずれ出てくるとまたおもしろいですよね。
ドラマ関係者の方々もお疲れさまでした。茶々様も1年間レビューお疲れさまでした。
投稿: TOM1090 | 2021年2月 8日 (月) 20時02分
浅井お市さん、こんばんは~
おっしゃる通り、色々とツッコミながら見るのが1番楽しいです。
もちろん、ミジメな最期をドラマチックに描くのもアリだと思いますが、今回はアレのせいで世の中がチョイと落ち込んでる時期なので、「希望」を含めた夢のある終わり方にされたのではないでしょうか?
冷静に考えると「生存説」のある人が、実際に生存してたためしは無いわけですが、「生存説」という物は、ある意味、庶民の希望の象徴でもあるので…
投稿: 茶々 | 2021年2月 9日 (火) 03時02分
TOM1090さん、こんばんは~
>チャンスは今しかないし…
私も、そう思います。
「わずか数十人の供だけを連れて…」というのを絶好のチャンスだと、深く考えないままやっちゃったんじゃ?(家臣の暴走含む)
てな感じがしてます。
ドラマでも「今日、思いついた」みたいな長谷川さんのセリフがあったので、その路線なのかも知れません。
後の人間は、色々と考えちゃうんですよね~
ま、歴史は、そこがオモシロイんですが…
投稿: 茶々 | 2021年2月 9日 (火) 03時10分
終わってしまいましたね~。
ドラマですから解釈はどんな解釈でも受け入れるというか面白くなればそれでいいというタイプですが、個人的には染谷信長は最後までしっくりこなかった…(好きな方はすみません)。直虎の海老蔵信長や天地人の阿部謙信のような畏怖のある感じでもなく、頑張って低い声出してるなあという印象を、童顔だし光秀の方がスタイル良いことも相まって感じてしまいました。
個人的なMVPは本郷前久・吉田久秀・玉三郎帝あたりでしょうか。特に前久は高貴な感じと不遇な感じのバランスが凄く良くて演技力のある俳優さんだと思いました。あと前半は主人公お前だろ!くらいの道三も(笑)摂津鶴太郎も、歴史に詳しくない方も見るドラマとしてはああいうキャラは分かりやすくて好きです(笑)
とはいえ、最終回の終わり方や解釈はとても良かったですね!「麒麟がくる」のタイトル回収としても納得しました!主人公ですから生きてるかもくらいの希望ENDも特権ですよね!
戦国テーマの大河はあと2年はお預けかと思うと寂しいですね、まあ2023年は主人公自体はネタ・エピソード十分ですが、タイトルと主演で若干地雷臭がするのは私だけでしょうか…。
個人的には、最近の大河は主人公や女性キャラによる「もう戦は見たくない」「平和な世を」発言は多すぎるかな…。現在の価値感では当たり前ですが、そのせいで登場人物の行動が矛盾したり説得力がなくなったりしてる印象です。歴史ドラマ見るような人ってそういうの気にするんですかね…今どきはクレームもあるんでしょうね。歴史好きな自分としては「もっと戦を見せろ!」「争いばかりの戦乱の世興奮する~!」と言いたい所なんですが(笑)
去年は明智光秀ゆかりの場所をめぐる旅行もしたかったのですが、このご時世で今年もずっと旅行は厳しいですね。しばらく戦国関連のお楽しみはこちらのブログだけになるので、更新楽しみにしております。
投稿: かんたろう | 2021年2月 9日 (火) 23時51分
かんたろうさん、こんばんは~
本郷さんの前久様は品がありましたね~
染谷さんも、年齢と風貌にちょっと違和感ありましたが、演技は頑張ってはりました。
急きょ大役を担った川口さんも…
これからが楽しみな若い方々が増えましたね。
おっしゃる通り、
これまで主役の特権で、どんな理不尽で意味不明な事をやっても、皆々から愛され続けた長谷川光秀による最後の最後の壮大な特権利用でしたねww
私も「どんどん戦ってほしい派」です。
戦国時代なんですからね。
なぜ戦うのか?
何のために戦うのか?
その大義名分がしっかりしていて、後処理をちゃんとしていれば、ある程度の戦闘シーンも大丈夫なんじゃないでしょうか?
鬼退治のあのアニメがあれだけ流行ってるんですから…(一応相手は鬼だけど元人間だし…)
でないと、いやいや戦ってる人に斬られてしまう相手の人が気の毒な気がします。
その人の死にも意味があり、大義のための礎となる事で無駄死にではないと思いたいです。
「楽しみ」と言っていただいてありがとうございます。
励みになります。
投稿: 茶々 | 2021年2月10日 (水) 04時46分
こんにちは
俳句の兼題に<涅槃会>が出まして、ネットで画像検索をしている中で引っかかった者です…
涅槃図の薬袋、沙羅双樹をはじめとする蘊蓄には大変ヒントをいただきました…
まぁ…いい句ができるかは僕の問題ですけど…
それはそれとして、これ、面白いブログですね…
本題と関係ないのにあちこち拾い読みさせてもらっているうち、
午後の仕事に遅刻するところでした…
せっかくのご縁ですので《麒麟…》の感想を一言…
テレビは電気紙芝居ですので、ナレーションでどんどん時代をすっ飛ばして
場面転換するのはいいのですが、素人っぽい団十郎より落ち着いた
NHKアナウンサーの語り口のほうが個人的にはいいのではと思いました…
あともう一つ…大好きな長谷川博己はテレビ画面には収まり切れない明智ですし、
丸顔の信長も狙いかもしれませんがどうにも違和感が…
お気に入りに登録しました…また邪魔します…
投稿: 楽葉 | 2021年2月10日 (水) 11時15分
終わりましたね。
見終えて、改めて録画していた第一話見直しました。
売り買いされる農民や、街道で通行税をとる僧兵等々今までの描かれた戦国時代とは少し違う扱いが見られました。濃姫役の交代や新型コロナの影響がなければ、もっと突っ込んだ戦国ドラマが見られていたかも。(小和田先生が時代考証やってますしね)残念ですが、最後は逆にスピード感があって面白かった。
だから大河はやめられない。
投稿: mik | 2021年2月10日 (水) 21時42分
楽葉さん、こんばんは~
昔の大河ドラマはアナウンサーさんがナレーションを担当される事が多かったですね。
今作の最後の方は、もう少しゆっくり見たかったですが、こればかりは仕方ありませんね。
コメントありがとうございました。
投稿: 茶々 | 2021年2月11日 (木) 00時38分
mikさん、こんばんは~
おそらく、相当予定が狂ったんでしょうね。
色々と張り巡らされた伏線が回収されないままで終わってしまいました。
本来は、もっと、アレコレ盛り込む予定だったんだと思いますが、最終回が見事にまとめられていたので良かったです。
やっぱり大河ドラマは良いです。
投稿: 茶々 | 2021年2月11日 (木) 00時41分
個人的に残念なのは「本物のキリン」が出なかったことです。NHK番組である「ダーウィンが来た」や「ワイルドライフ」の映像を借用できなかったのかな?
再来年に期待しようかな。
松本潤くんふんする家康は将軍になれるかな?大河での前任2人は将軍にならないまま番組・出番が終わったので。
余談ですが、本番組には出ていないのですが「海の向こうから来た侍」と称される弥助。彼を主人公にしたハリウッド映画の製作はどうなるんでしょう?主演予定者が昨年亡くなられたので、今後の予定が未定の様です。数年前に計画立案されていたものの、他の配役も未定で撮影開始できないまま、弥助役に内定していた人が亡くなられたのでどうなるか気になっています。
投稿: えびすこ | 2021年2月12日 (金) 10時38分
えびすこさん、こんばんは~
最終回の雰囲気が「生存説」「天海説」で、ちょっとファンタジーな感じだったのに、そこに麒麟(CG?)出したら、モロのファンタジーになっちゃいますよ。
あ、でも「天に上る樹」が出て来てたので、夢の中の設定ならアリかも知れませんが…
とは言え、やはり、空想上の生物は現実化せずに頭の中だけにしておいた方が良いと思います。
ハリウッドは、いわゆる時代劇とは別物のような気がします。
投稿: 茶々 | 2021年2月13日 (土) 04時14分
茶々さん、こんにちは。
渋沢さんが始まったというのに遅い書き込みです。
光秀の地元を知る身としては、コロナや出演者の不祥事等でちゃんと完結できるのか、コロナがなかったら光秀関連のイベントや講演会がもっとできただろうにと思っていましたので、完結できたのは本当に良かったと思います。
戦国時代ではアンチ織田である三重県を除いては、東海地方では光秀・信長はおらが村の殿様ですので、地方テレビやラジオで戦国時代の特集を視聴できたのも嬉しかったですし、あの地名はあの人物が由来だったのか~と新たな発見もあったりしました。
……が!、古い説ではなく新しい説を取り入れますと宣伝しながら、肝心の主人公・光秀が「女子供は斬るな」と旧来のイメージになってるのはモヤモヤ感が残ってしまいます。
勿論、主人公補正でこうなることはドラマが始まる前から予想通りのことでしたが。
信長か、もしくは秀吉、織田家の家臣が主人公のドラマなら新しい説を使えるってことなんでしょうかね…。
投稿: 禿鼠 | 2021年2月17日 (水) 12時06分
禿鼠さん、こんばんは~
やはり主人公は清廉潔白でないとダメなんでしょうね~
いつかイイ人の信長さんも見てみたいです。
投稿: 茶々 | 2021年2月18日 (木) 02時02分